ホームベーカリー ヒストリー

HOME BAKERY 30th anniversary HOME BAKERY 30th anniversary

ありがとう30周年!ホームベーカリー ヒストリー

パナソニック株式会社(※)は1987年にねりから焼き上げまで全自動でパンを作れるホームベーカリー「SD-BT2」の販売を開始いたしました。

※発売当時ナショナルブランド

そして、本2017年、発売開始より30周年を迎えるに至ります。

この30年間、パンだけでなくもちやパスタ・スイーツを作れる幅広いメニューの採用、本体サイズのコンパクト化に加え、レーズン・ナッツの自動投入や粗混ぜ機能の搭載、また、インバーターモーターの搭載等、お客様のニーズにお応えするべく、ハード面およびソフト面においてさまざまな進化を遂げて参りました。

ここまでの歴史を辿ってくることができたのも、一重に皆様の絶大なるご支援の賜物と深く感謝申し上げます。

ご愛用者の方からは、
「毎日パンを焼くので、毎日幸せです。」(女性/30代/東京都)
「本当に美味しくできるので贅沢な朝が楽しめますよ。(男性/50代/京都府)
「美味しく香りのよいパンが焼ける。パンの焼ける香りは幸せの香り。」(女性/60代/和歌山県)、
等の大変嬉しいお言葉を頂戴しております。

パナソニックのホームベーカリーは、ご自宅で焼きたてのパンが食べられる喜びや美味しさを、今後も皆様にお届けして参ります。

引き続きパナソニックのホームベーカリーをご支援いただけますよう何卒よろしくお願いいたします。

1987年 初代ホームベーカリー誕生! SD-BT2

初代ホームベーカリー SD-BT2

ねりから焼き上げまで全自動でパンを作れる、パナソニック初のホームベーカリー※ 。1984年に開発を開始、1987年2月に商品化。「夜セットしたら、朝には焼きたてのパンが食べられる」という夢を実現するため、予約機能付き。搭載メニューは「食パンコース」のみ。

※発売当時は「ナショナル」ブランド。

時代のニーズとハードの進化によって、1号機誕生!

炊飯器以来の発明です。 炊飯器以来の発明です。

ホームベーカリー誕生秘話

ねりから焼き上げまで全自動でパンを作れる、パナソニック初のホームベーカリー※ 。当時の時代背景や開発秘話について、初代ホームベーカリーの開発に携わった石川さんに伺いました。

[写真]初代ホームベーカリー開発 石川春生

※発売当時は「ナショナル」ブランド。

初代ホームベーカリー開発 石川春生

ホームベーカリー開発の背景

開発当時は、朝食にごはんを食べる人とパンを食べる人の割合がほぼ同数になった時代。若い人においては、約6割が朝食にパンを食べるようになっていました。パンを家で作りたいというニーズも高まっていたため、「夜に材料をセットして、朝にはできたてのパンが食べられる生活」を叶えるべく、ホームベーカリーの開発が始まりました。
まずは、回転機・電熱器・炊飯器の技術を組み合わせることで商品化を目指しました。しかし、技術のプロもパン作りにおいては素人。パンを作ったことのない人が、ホームベーカリーをつくることの難しさといったら……。開発メンバーは、有名なベーカリーやホテルのパンを食べ、パンの先生に教えていただき、出社前の朝5時からパン屋で修行もしました。
このように、学んできた美味しいパン作りを全自動で実現する試行錯誤を繰り返して、3年間で約5000個ものパンを作ることで、ホームベーカリーを開発しました。

一年中、誰でも美味しいパンを作れる「中麺法」

パナソニックのホームベーカリーは、パン作りで一般的な直種法(はじめから小麦粉・水・イーストを練り込む方法)ではなく、先に小麦粉・水をねってからイーストを投入する「中麺法」を採用しています。
パンを美味しく作るには、一定の温度のもとで、材料をしっかり均一にねり込む必要があります。しかしながら、日本には四季があり、北から南まで年間の温度差が激しい。はじめからイーストを投入すると、外気温が高い時は過発酵に、低い時は発酵が不十分になってしまうことがあるのです。
センサーで生地の温度を測り、発酵に最適な温度のタイミングでイーストを自動投入する「中麺法」なら、暑い時も寒い時も一年中、誰でも美味しいパンを作ることができます。これは、開発当時から今もなお採用されている技術です。

「ねり」の技術を進化させた「さいばし」

パンを作る上で最も重要な工程は、生地を発酵させる前の「ねり」です。「ねり」が悪いと美味しいパンができないため、美味しさの8割を占めるくらいの工程であり、技術開発には苦労しました。パンケースでねると、パンケースの中で生地がくるくる空回りしてしまい、ねりが不充分になります。ふと思いついて、回転するパン生地とパンケースの間にさいばしを刺してみたところ、意外にも上手くねることができました。
この発想から、パンケースの内側2ヵ所にリブをつけることになりました。パンの焼き上がりのかたちは保ちつつ、しっかりと生地をねるため、リブの高さやサイズには徹底的にこだわりました。

インバーターモーターによる「ねり」の進化

2014年発売のSD-BMT1000からはインバーターモーターを搭載しています。 従来のモーターとの違いは、大きく3つ。モーター自体がコンパクトであること、ねる時にモーター温度の上昇が低いため生地の温度を一定に保てること、そして何より回転スピードを変えられることです。
従来のモーターでスピードを変えるには、モーターを止めたり動かしたりする間欠運転をするしかありませんでした。インバーターモーターであれば、自在に回転スピードを変えて、「ねり」を細かくコントロールできます。生地をわざとゆっくりこねたり、高速で短時間でこねたりすることで、幅広い種類のパンを作れるようになりました。

ホームベーカリーをコミュニケーションツールに

誰でも美味しくパンを作れるホームベーカリーですが、パンのかたさ、やわらかさなど、食感の好みは人それぞれ。発売当初のホームベーカリーは「食パンコース」のみでしたが、今では好みに合わせて様々な食感やメニューを選べるように進化しています。ご飯がお米の銘柄で食感が違うように、パンの食感も小麦粉の特徴によっても異なるので、近年ニーズの高い国産小麦に対応するメニューも追加しました。
ある時、近所の人が、ホームベーカリーで作ったパンを我が家におすそ分けしてくれたことがありました。もちろん、私がホームベーカリーを開発していることは知らずに。それは、とても嬉しかったですね。これからも、パン作りを親子で楽しんだり、身近な人と自家製パンをシェアしたり、ホームベーカリーがコミュニケーションツールになることを願っています。

初代ホームベーカリー開発者 石川春生

2003年 コンパクトサイズに SD-BT103

SD-BT103

発売から16年。コンパクトなモーターの開発に成功。モーターと基盤の配置を変えることで、本体のサイズがぐっとコンパクトに。設置面積が限られた日本のキッチンで、炊飯器とホームベーカリーの両方を置くことができるようになりました。

※発売当時は「ナショナル」ブランド。

2006年 もちが作れるように SD-BT153

SD-BT153

「もち米を炊く」から「もちをつく」まで自動でできる、「もちコース」を追加。もちの他にも、ピザ生地、ケーキ、うどん、パスタなど、パン以外のメニューが充実。

2011年 粗混ぜ機能を搭載 SD-BMS104

SD-BMS104

レーズンやナッツなどを自動投入し、生地にまんべんなく混ぜ込めるレーズン・ナッツ容器を搭載。チーズやベーコンなどのやわらかな具材も、形を残したまま生地に混ぜ込める「粗混ぜ」機能も。

2014年 インバーターモーター搭載 SD-BMT1000

SD-BMT1000

「生地のねり」を向上させるため、インバーターモーターを搭載。メニューに合わせて、ねりの速度を変えることで、パン・ド・ミの食感が3種類に。さらに「60分パンコース」の実現、マーブルパンを手間なくつくれるようになるなど、メニューがさらに広がりました。

低速ねり マーブルパン ふんわりパン・ド・ミ もちもちパン・ド・ミ 60分パン 8分スピード生地 高速ねり 低速ねり マーブルパン ふんわりパン・ド・ミ もちもちパン・ド・ミ 60分パン 8分スピード生地 高速ねり