Creative! Story | エアコン Eolia(エオリア) × 西島秀俊さん

家電総合メーカーだからできたエアコン。

写真:鈴木 剛

開発 鈴木 剛

時代の空気は、「清潔」と「快適」

エアコンは専業メーカーからもさまざまな商品が出ています。パナソニックでは総合家電メーカーという強みを生かして製品づくりに取り組んでいますが、今回の新しいエアコンはまさにパナソニックグループの総合力の結晶と言えます。
開発にあたっては、冷暖房の性能や省エネ性はもちろんのこと、健康的な暮らしを考え空気の質まで求める時代のニーズに応えるために、「清潔」と「快適」という2つの機能に徹底してこだわりました。

常識破りの自動フィルター。

まずは「清潔」についてです。エアコンには空気をきれいにするためのフィルターがあります。捕集効率が高いフィルターをエアコンに搭載すると、空気の流れをさえぎってしまうため、冷暖房の機能が弱まったり、騒音が気になる原因になったりする可能性があり、搭載が困難でした。
新開発のフィルターは静電気の力で細かなホコリをキャッチするだけでなく、表面積が従来のなんと67倍。この大きさだと20畳の部屋まで清潔に保つことができます。実はこのフィルターは可動式になっていて、普段は収納されていますが、“ホコリセンサー”が汚れを感知すると自動的に出てきて空気をきれいにします。即冷・即暖を可能にしながら、より高い空気清浄を実現する画期的なフィルターです。

※4.0(200V)kWクラス以上の場合。能力展開によって異なります。

写真:新開発のフィルター

自分を洗うエアコン。

さらにこのエアコンは、外の空気だけでなく、内部の清潔さにもこだわりました。キッチンなどの油分を含んだホコリが熱交換器に付くと、油によってどんどんホコリが付着していきます。私たちは熱交換器用に新しいコーティングを開発し、この問題を解決しました。これは“親水撥油(しんすいはつゆ)”という性質を持ったコーティングで、油分をはじき、熱交換器の結露水を利用して油とホコリを洗い流す仕組みになっています。
このコーティングの開発には、エコソリューションズ社という住宅等、さまざまな塗料を研究している部門が協力してくれました。家の外壁や換気扇などにも使われているコーティング技術をエアコンに応用したのです。
部屋の空気とエアコン内部。トータルで清潔を保つ、パナソニックのオートクリーンシステムがこうして実現しました。

写真:左 コーティングあり、右 コーティングなし

蓼科高原の風を届ける。

次に「快適」というポイントですが、私たちはエアコンで自然界の風を再現することに挑みました。パナソニックの中には風を研究しているチームがあるのですが、そのメンバーに力を借りました。「f分の1ゆらぎ」という技術をご存知でしょうか。扇風機にはすでに使われていますが、大小さまざまな風が入り乱れて発生する風です。この技術を、エアコンに導入しました。目指したのは信州の蓼科高原の風。気持ちよくゆらぎ、当たっていても体が疲れにくい。そんな高原の風が再現できたと思います。

目指すは、五感で感じる風。

将来的には「清潔」と「快適」をどんどん突き詰めながら、“五感で感じる風” をコントロールできるようにしたい。エアコンは空気の環境を大きく変えられる唯一の道具です。肌で感じる温度・湿度だけでなく、森林の中にいるときや滝の前にいるときのように、目、耳、鼻、口で感じて全身に良い空気が染み渡る。そんなエアコンがつくれたらいいなと思います。
いろんな技術、いろんな価値を掛け算して、さらに新しい価値をつくり出す「クロスバリュー」は、総合家電メーカーであるパナソニックが得意とするところ。グループの力を結集すれば、夢のエアコンもきっと実現できると考えています。

写真:鈴木
エアコン Eolia(エオリア) WXシリーズ/Xシリーズ

エアコン
Eolia(エオリア)

WXシリーズ/Xシリーズ