一眼カメラ DC-G9

特長|操作性

被写体を狙い続けられる、洗練されたユーザビリティ。

圧倒的な解像性能・高倍率・高速性を兼ね備えた有機ELファインダー 高精細 368万ドット OLEDファインダー

応答速度が速く、きめ細やかで見やすい有機EL(OLED)ディスプレイを採用した、約368万ドットの圧倒的な解像性能を誇るライブビュ ーファインダーを搭載。120fpsの高フレームレートで表示が可能※1で、タイムラグを感じさせない業界最速クラスの約0.005秒※2の超高速表示を実現。動きの速い被写体をしっかり捉えるだけでなく、有機ELの持つ約10000:1以上の高コントラスト性能により、被写体の細部に至るまで階調豊かに映し出します。また、ファインダーの明るさや色合いを細かく調整することで、被写体をより忠実に再現。業界最大クラスの約0.83倍(35mm判換算)のファインダー倍率と、約100%の視野率で、画面の隅々まで見渡すことができます。
さらに、フィット感と安定感に優れた大型のアイカップにより、ファインダー越しの撮影を強力にサポートします。

※1 次の場合は[60fps] で表示します。(動画撮影時/再生時/クリエイティブ動画モード/連写撮影中(連写設定を[SH2]、[SH1]、[SH2 PRE] または[SH1 PRE]に設定時のみ)/6K/4K フォト撮影中/HDMI出力中)
※2 当社測定条件による。

業界最大クラス ファインダー倍率約0.83倍の大型ファインダー

4枚構成のレンズ採用により、コンパクトなサイズを維持したまま、業界最大クラスのファインダー倍率約0.83倍※3を備えた0.5型大型ファインダーを採用。ファインダーの画面四隅までクリアに表示できる高解像性能を実現し、ファインダー越しのピント合わせを強力にサポートします。また、アイポイントが21mmと長いため、ファインダーから目を少し離して覗いても画面の四隅までキレイに見え、メガネをかけたままでもファインダーが見やすく、快適に撮影を続けられます。さらに、ファインダーの目振り性能も向上しています。

※3 35mm判換算。

状況やお好みに応じて、ファインダー倍率の切り換えが可能

ライブビューファインダーの横に搭載された「V.MODE」ボタンを押すと、簡単にファインダー倍率の切り換えが可能。デフォルト設定の「0.83倍」をはじめ、「0.77倍」「0.7」倍の3段階での切り換えが可能。被写体の動作や自分の撮影スタイル、メガネをかけているかどうかなど自分の好みでファインダー倍率を切り換えられ、快適な撮影をサポートします。

ファインダー撮影時の省電力モード

ファインダーで撮影をしている場合は、新たに「省電力ファインダー撮影モード」を使用することが可能。アイセンサーでファインダーから目を離したことを検出し、1/2/3/5/10秒後に自動でスリープモードになるように設定できます。これにより、撮影可能枚数を約360枚から約890枚※4に増やせることで撮影効率を格段にアップできるとともに、最高のショットを求め1枚でも多く記録したい時などに活躍します。

※4 省電力ファインダー撮影1秒設定、H-ES12060使用時。(CIPA規格を基準にした当社測定条件による。)

アイセンサーAF

アイセンサーに目を近づけると、モニター表示からファインダー表示に自動的に切り換わります。さらに、ファインダーを覗いた瞬間に被写体に自動でピントを合わせるアイセンサーAF機能を搭載。シャッターボタンを半押しすることなくAFが作動して、スピーディな撮影を実現します。

撮影設定を即座に確認でき、スピーディな撮影をサポート ステータスLCD

本体天面部分に、カメラの設定値を一目で確認できるステータスLCDを新搭載。F値やシャッタースピード、WBや露出補正など基本的な撮影設定をはじめ、静止画の記録残数や動画の記録可能時間、本体やバッテリーグリップのバッテリー残量まで確認することができます。
モニターやファインダー上で設定を確認する手間が省け、よりスピーディな撮影をサポートします。
また、液晶のバックライト※1も、2段階で明るさを調節可能。従来では背面モニターの明かりが気になる場面でも、迷うことなく設定を確認できるようになり、自分の意図を即座に反映できます。

※1 動画撮影時または[6K/4Kプリ連写]や[6K/4Kフォト]の[プリ記録]設定時、ステータスLCDの照明を点灯できません。

親指の操作だけで、直感的にフォーカスエリアの選択が可能 ジョイスティック

親指でジョイステックを倒した方向に、フォーカスエリアを決めることが可能になり、AF操作がさらにスピーディに。AF時にシャッターボタンから人差し指を離さずに、親指でフォーカス位置を自由に変えられるので、被写体に集中したまま、よりスピーディな撮影ができます。

視認性と応答速度に優れた、タッチパネル搭載フリーアングルモニター 大型3.0型 高精細約104万ドット フリーアングルモニター

高精細で明るい3.0型約104万ドットのタッチパネル搭載フリーアングルモニターを搭載。タッチパネルはスマホと同じ静電容量方式を採用しているため、普段スマホで行っている操作が快適に行えます。
また、モニターの角度を自在に調整できるので、地面すれすれのローアングルや、腕を高く伸ばしたハイアングルでの撮影も思いのまま。撮影の幅が大きく広がります。

NEW 増感して表示することで被写体を見やすくする「ライブビューブースト」([MODE1]の追加

天体など暗い被写体を撮影する際、モニター上やファインダー上で構図や被写体のピントが確認しづらくなってしまう場合があります。そんな低照度の被写体を記録する際に有効な「ライブビューブースト」を搭載。低照度でも被写体が確認できるようモニターやファインダー上の映像を増感し明るく表示することで、構図やピント確認が快適に行うことができます。
表示を[MODE1][MODE2]から選択できるようになりました

※この機能の使用には、最新のファームウェアにアップデートが必要です。
ダウンロードはこちらから

●[MODE1]では、明るさは弱めで表⽰の滑らかさを優先。[MODE2]では、明るさは強めで視認性を優先したい撮影に有効です。

天体撮影をはじめとする暗い撮影シーンに適した「ナイトモード」を新搭載

モニターやファインダーの表示モードに、長時間の暗所撮影の場面に最適な「ナイトモード」を搭載。天体撮影のような長時間の暗所での撮影時、暗闇に慣れた目に刺激を与えることなく、ライブビュー表示での撮影や記録した画像の確認を行うことができます。
ファインダーとモニターを個別に設定することができ、撮影用にファインダーは通常表示、モニターはナイトモードに設定するなど、撮影場所や被写体、自分の好みに合わせて設定できます。

タッチAF & タッチAE

タッチAFなら、構図を決めて、撮りたい被写体にタッチするだけの簡単な操作で、ピントの置き方にもこだわった撮影が可能。また、タッチAEを使えば、撮りたい被写体にタッチするだけで、その被写体に合わせて画面の明るさを調整することができます。2つの機能を組み合わせることで、ピントも露出も自動で同時に合わせることができ、スピーディな撮影をアシストします。

タッチパッドAF

ファインダーを覗きながら、モニターにタッチしてフォーカス位置を調整することが可能。ピントを合わせる操作は、2種類から選択できます。モニター上でピントを合わせたい場所に直接タッチをしてフォーカス位置を決める「絶対位置」モードと、モニター上の指の動きでカーソルを移動させてフォーカス位置を決める「相対位置」モードの切り換えが可能です。被写体を確認しながら直感的なピント合わせができるので、より高い精度でピントが合わせられます。

タッチシャッター

ワンタッチでシャッターが切れる「タッチシャッター」機能を搭載。設定をONにしておけば、撮りたい被写体にタッチするだけで素早くピントを合わせて自動で写真が撮れます。

タッチズーム

別売の電動ズームレンズ(H-PS14042 / H-PS45175)ならモニターのアイコンをタッチするだけで、なめらかなズーム操作が可能。ズーム速度は、2段階の切替ができ、ズーム位置もスムーズに設定できます。また、動画撮影においては、ズーム操作が途切れることなく、W端からT端までなめらかに一定のスピードでズームでき、ハイクオリティな撮影をアシストします。

撮影をアシストする、豊富なファンクション操作 ファンクションレバー/ファンクションボタン

状況に応じて瞬時に設定切換ができる 新搭載ファンクションレバー

本体に配置された19のファンクションボタンに加えて、G9 PROでは物理的に操作することで設定が即座に変更できる「ファンクションレバー」をボディ正面に追加。ファンクションレバーに事前に設定内容を割り当てておくことで、都度モニターを確認することなく即座に設定の切換ができます。
たとえば、サイレントモードのONをMODE2にあらかじめ割り当てておけば、美術館や静かな会場での撮影時に即座にサイレントモードに設定ができ、操作音やシャッター音の消音設定を即座に行うことができます。

メニュー 割り当てられる機能
Fnレバーの機能 ・オートフォーカスモード ・クオリティ ・フォトスタイル ・長秒ノイズ除去 ・手ブレ補正 ・6K/4Kフォト(プリ記録) ・セルフタイマー ・サイレントモード ・シャッター方式 ・ブラケット ・タッチパネル ・タッチパッドAF ・オートレビュー(写真) ・ピーキング ・ナイトモード ・前/後/コントロールダイヤルロック ・OFF ・デフォルトに戻す

● モードや表示画面によっては、割り当てた機能が動作しない場合があります。

設定変更をスムーズに行える、19のファンクションボタン

よく使う撮影機能などを割り当てることができる、19のファンクションボタンを搭載。ファンクションボタンは本体正面に2つ、背面に3つ、タッチエリア内に5つ、そしてジョイスティックの上下左右と中央に5つ、カーソルの上下左右の4つの計19ヶ所のファンクションボタンを搭載。スムーズな撮影動作をアシストします。使用頻度の高い機能をファンクションボタンに登録しておけば、毎回メニュー画面を開く手間なく、目的の機能をすぐに呼び出せます。

メニュー 割り当てられる機能
撮影時設定 ・Wi-Fi ・Q.MENU ・動画撮影 ・LVF/モニター切換 ・LVF/モニター表示スタイル ・AFポイントスコープ ・AF/AE LOCK ・AF-ON ・プレビュー ・ワンプッシュAE ・タッチAE ・水準器表示 ・フォーカスエリア選択 ・ズーム操作 ・ワンショットRAW+JPG ・ワンショットスポット測光 ・ワンショット6K/4Kフォト ・操作ロック ・ダイヤル動作切換 ・記録先スロット ・フォトスタイル ・フィルター効果 ・画像横縦比 ・記録画素数 ・クオリティ ・AFS/AFF ・測光モード ・連写設定 ・6K/4Kフォト ・セルフタイマー ・ハイレゾモード ・ブラケット ・ハイライトシャドウ ・iDレンジコントロール ・超解像 ・下限シャッター速度 ・フォーカスセレクト ・HDR ・シャッター方式 ・フラッシュモード ・フラッシュ光量調整 ・ワイヤレスフラッシュ設定 ・EXテレコン ・デジタルズーム ・手ブレ補正 ・手ブレロック(動画) ・4Kライブクロップ ・動画記録方式/画質設定 ・動画撮影中の写真撮影 ・マイクレベル設定 ・マイク指向性調整 ・サイレントモード ・ピーキング ・ヒストグラム表示 ・ガイドライン表示 ・ゼブラパターン表示 ・モノクロライブビュー ・常時プレビュー(Mモード) ・記録枠表示 ・ステップズーム ・ズーム速度 ・ナイトモード ・露出補正 ・ISO感度 ・ホワイトバランス ・ホワイトバランスの各項目 ・フォトスタイルの各項目 ・AFモード/MF ・撮影/再生切換 ・OFF ・デフォルトに戻す・フォーカスリングロック・電子補正(動画)・マイクレベル表示・ライブビューブースト・L.モノクロームD
再生時設定 ・Wi-Fi ・LVF/モニター切換 ・撮影/再生切換 ・スロット切換 ・6K/4Kフォト再生 ・1枚消去 ・プロテクト ・レーティング★1 ・レーティング★2 ・レーティング★3 ・レーティング★4 ・レーティング★5 ・RAW現像 ・6K/4Kフォト一括保存 ・画像コピー ・ナイトモード ・OFF ・デフォルトに戻す

この項目のファンクションボタン登録には、ファームウェアのアップデートが必要です。ダウンロードはこちらから
● モードや表示画面によっては、割り当てた機能が動作しない場合があります。

前と後ろのダイヤル操作で、ファインダーに集中したまま撮影可能 前ダイヤル/後ダイヤル

絞りやシャッタースピードなどが調整できるダイヤルを、ボディ上部に2つ搭載。グリップをしっかり握った状態で、ファインダーから目を離すことなく操作でき、繊細で直感的な撮影操作が可能です。

ダイヤル動作切換

撮影スタイルやシーンに合わせて前後のダイヤルに割り当てる機能を一時的に変更可能。あらかじめファンクションボタンに[ダイヤル動作切換]を設定しておけば、メニュー画面から機能を呼び出す手間なくボタンひとつで機能の変更ができ、色味や感度のスピーディな調整が可能です。

カスタムメニューから、WB/ISO/露出補正ボタンを「押している間」設定変更できる機能を追加。

ボタンを「押している間」と従来の「押した後」のどちらからでも設定変更が可能となり、誤操作を防ぎます。

ボケ味や明るさの確認が、撮影前に可能 絞り込みプレビューボタン

絞り込みプレビューボタンを使えば、シャッターボタンを押す前に実際に撮影した際のボケ味や明るさを、あらかじめ確認することが可能。撮影前に確認ができるので、ボケ味や明るさを細かく調整しながら撮影を進めていくことができます。

● プレビューボタンは、Fn5ボタンとしても利用できます。

瞬時に、シャッター動作や撮影モードの切り換えが可能 ドライブモードダイヤル/モードダイヤル

左手側に位置するドライブモードダイヤルには、単写や連写、インターバル撮影/コマ撮り撮影、セルフタイマーに加えて、6Kフォトモードやフォーカスセレクトモードを追加。ダイヤルでドライブモードを切り換えることができ、被写体に合わせて瞬時に変更できます。ドライブモードダイヤルの上部に位置するモードダイヤルにはP/A/S/M、クリエイティブ動画モード、カスタム、クリエイティブコントロール、iA(インテリジェントオート)と、撮影したいスタイルを瞬時に切り換えられる10種の撮影モードを搭載。充実のダイヤル配置によって、自分の撮影したい思いに応えます。また、ロック機構も搭載しているため、誤操作も防止できます。

ドライブモードダイヤル

モードダイヤル

より使いやすく、より自分らしいメニュー操作を実現 メニュー操作性の向上

メニューの操作性をさらに改善し、より使いやすく進化。撮りたい想いに素早く的確に応えられる新たな操作性で、撮影がさらに楽しくスピーディになるとともに、自分の撮影スタイルに合わせてメニューをカスタマイズできる機能も追加されました。

よく使う設定を登録できる、マイメニューを新搭載

デフォルトの設定項目に関係なく、自分の好みやスタイルに合わせてタブの1つを構成できる、マイメニューを新たに搭載。頻繁に使用する設定・機能を登録しておけば、複数のメニュー項目から選んで探す手間が省け、より便利で快適に撮影できます。

SDカードを使って、一台のカメラ設定を複数台にコピーできる カメラ設定を複数台コピー

複数台のG9 PROを持っている場合は、SDカードを経由して、カメラの設定を統一させることが可能。たとえば、撮影現場で複数台のG9 PROを使用する場合、1台設定を決めた後に同じ設定を他のG9 PROに反映させることができます。各本体上での操作・設定が必要なくなるので、撮影現場での効率のよいセッティングが行えます。

別売アクセサリーで広がる、撮影の幅 ホットシュー

用途に合わせたフラッシュライト(別売)や専用のステレオガンマイクロホン(別売)を装着可能なホットシューを搭載(ガンマイクロホンはφ3.5mmのマイク端子に接続します)。撮影者の感性や撮影環境に合わせた高度なライティングや、よりノイズの少ない高音質での録音が可能になります。

その他の特長

注意事項

●画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
●画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。