DC-GH5

dc-gh5

特長高画質

極め抜いた画質と描写がもたらす、最高峰の歓びを。

新開発 20.3M Live MOSセンサー

LUMIX史上最高画質を実現した、待望の新開発Live MOSセンサー

有効画素数20.3Mを実現した、新開発のLive MOSセンサーを採用。これにより、従来機GH4(16M)比でピクセル数が約25%アップするとともに、ローパスフィルターレス設計で限界解像性能が向上し、圧倒的な解像感を実現しています。
さらに、従来機(GH4)比で読み出し速度が約2倍に進化し、連写速度の高速化や4K/60pの動画撮影を可能にするとともに、電子シャッターや動画撮影時でのローリングシャッター歪み現象(高速移動中の被写体の撮影時に生じる歪み)を抑えた忠実な描写を得ることができます。
LUMIXハイエンドシリーズに相応しい高画質性能の実現により、想像を超える描写力・表現力に到達しました。

ローパスフィルターレス設計により獲得した、高解像性能によるリアルな描写力

光学ローパスフィルターを取り除くことで、LEICA/LUMIX Gレンズが持つ高解像(高MTF)性能やイメージセンサーが有する解像性能を最大限に引き出すことが可能に。これにより、細部まで捉えられなかった野生動物のリアルな質感や、野山でたくましく育つ野生植物の細かなディテール、森林風景を織りなす樹木の群集の立体感、大自然へと誘うように広がる大空の遠近感などをリアルに描写します。

©Daniel Berehulak

ローリングシャッター現象の歪みを抑える、高速の処理性能

GH5は、従来機(GH4)比で約2倍の高速センサー読み出しを実現。センサーの読み出し速度・処理速度の高速化により、被写体の移動速度がカメラの画像スキャン速度よりも速い場合に生じる、ローリングシャッター現象(縦方向の線が斜めに歪む現象)を抑制します。自動車・列車など高速で移動中の被写体を電子シャッターや動画で撮影するときでも、読み出しが速いことで被写体の歪みを抑え、自然な描写で記録できます。

新開発 ヴィーナスエンジン

超高速な高解像・高感度・色再現処理を実現し、さらなる高画質を実現

解像性能・高感度性能・色再現性において大幅に進化を遂げた、新開発の「ヴィーナスエンジン」を搭載。新開発のマルチピクセル輝度生成とインテリジェントディティール処理による高い解像力で、高精細で自然な質感描写を実現するとともに、色モアレ抑圧処理性能も向上。新3次元色コントロールによる暗部・明部の色再現性も向上し、より忠実で豊かな色調表現を可能にしています。
また、新エンジンに搭載された高精度マルチプロセスNRにより、被写体のディテール部と平坦部の分離性能を向上し、より的確に信号成分・ノイズ成分を見分け、画像の特徴に応じて効果的にノイズを抑えることで、高感度でも自然で立体感のある描写を実現しました。
また、4K/60p等の高画質動画記録時においても、ヴィーナスエンジンの能力を余すところなく発揮。静止画記録と同じく、質感描写を活かした高画質映像を記録できます。LUMIXのフラグシップ機に相応しい、さらなる高画質と高速性能を両立しています。

マルチピクセル輝度生成で、より忠実に輝度を再現

RGB成分から輝度信号を生成・抽出する際の参照領域が、従来機(20Mセンサー搭載機)比で約9倍のエリアに大幅に拡大。これにより、偽信号をさらに低減しつつ、周波数特性を最大約2倍にまで飛躍的に向上させています。
高い解像度でもコントラストの再現性を維持でき、より解像感が高い忠実な質感での描写を可能にしています。

インテリジェントディティール処理が、解像感をさらに高めた描写を実現

被写体の特徴を1画素ごとに分析して、フラット/ディティール/エッジの領域を判別。その結果に基づいて画像処理をコントロールすることで、ディティール領域はより解像感を強調した描写となるとともに、エッジ領域は画像処理による不自然な縁取り(シュート現象)を抑制。被写体に合わせて適切な画像処理を行うことで、再現性の高い真の描写力を手に入れました。

色モアレ抑圧処理性能の向上

細かい模様などの撮影で発生する色モアレを、新ヴィーナスエンジンのモアレ抑圧回路の機能により効果的に除去。被写体の細かな部分においても、縞状に出る色モアレを効果的に除去することで、被写体の質感を忠実に描写することができます。

新3次元色コントロール

新たに明度別の制御が可能になった新3次元色コントロールにより、暗部・明部の色再現性や色補正精度がさらに向上。同じ色相を持った被写体の髪や肌の色を適切に分離し制御することで、被写体が持つそれぞれの色を忠実に再現します。

高精度マルチプロセスNR

マルチプロセスNRをさらに高精度化し、高いノイズ抑制性能とディテール保存性を両立。ノイズ識別レベルの精度が向上したことにより、ノイズ抑圧時における被写体のディテール保存性も飛躍的に向上しました。
これまでの画一的なノイズ抑制処理により失われていたディテール部分をさらに緻密に引き出すべく、新たな高精度マルチプロセスNRは、ノイズ識別レベルを従来機(GH4)比 4倍の分解能でノイズと被写体を細かく判別。残したいディティールをしっかりと描写しつつもノイズは十分に抑制することで、ノイズが発生しやすい高感度撮影時でも、ノイズを抑えつつより自然で立体感のある描写を実現しています。

高感度撮影

新開発のセンサー・エンジンにより、高感度撮影時の画質が向上

新開発のセンサーとエンジンにより、高感度時の画質が向上。高感度マルチプロセスNRによってノイズ抑圧時における被写体のディティール保存性がアップし、マルチピクセル輝度生成とインテリジェントディティール処理による高い解像力で、高感度時でも自然な質感描写を実現しています。

回折補正

絞り込んだ時にも、高い解像感を実現

風景などを大きい絞り値で撮影すると、光の原理による回折現象によって画像の解像度が低下し、画像全体がぼんやりしてしまうことがあります。GH5では、ヴィーナスエンジンに回折補正機能を搭載して、これを改善。絞り込んだ時にも、シャープで解像感の高い画質を実現します。

シェーディング補正

写真の四隅が暗く写りがちなシーンでも適切に補正

レンズの特性により写真の四隅が暗くなってしまう場合がありますが、「シェーディング補正」機能で適切に補正し撮影できます。

●撮影条件や使用するレンズによっては、補正効果が得られない場合があります。

RAW現像

カメラ本体でRAW形式データをJPEGに変換

GH5は、本体内で撮影したRAW形式データをJPEGに現像することが可能。
JPEGに現像する前に、WBや明るさ・彩度など、さまざまな画質設定の調整ができます。また、サムネイルで仕上がりを段階的に比較・確認してから現像することも可能です。

注意事項

  • ●画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
  • ●画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。