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エチケットカッター開発秘話

技術開発チーム主任技師 森杉和弘

※本サイトは、開発者から鼻毛が大量に飛び出るインタラクティブな演出を公開しておりましたが、4/1から新たな環境でチャレンジされる皆さまのご活躍を祈願しまして、1本残らず鼻毛を剃りきることにいたしました。
これからの生活の中で、つらくなった時、泣きたくなった時、鼻毛が出ていた時は、エチケットカッターを思い出していただければ幸いです。本当にありがとうございました。

鼻毛はなぜ必要なのか。

エチケットカッターの話をする前に、そもそも「鼻毛がなぜ生えているのか」ご存知ですか?鼻毛は、雑菌や花粉、ほこりをブロックする「フィルター」としての役割があるんです。とにかくなくせばいいわけじゃない。
だから、エチケットカッターの先端は鼻の穴の奥まで入り過ぎないように、なだらかな「すりばち状」にしています。「フィルター」として必要な鼻毛は残しつつ、外見上見えてしまう、「邪魔な鼻毛」だけが剃れるわけですね。

鼻毛が出ていると仕事ができないと思われる?

生物学的に大切な鼻毛ですが、チョロリと鼻からはみ出していると、ちょっとまずいことになります。鼻毛にまつわる調査を実施した結果、「鼻毛が飛び出していた」時にドン引きする人は88.0%。これは、髪の毛のフケ(83.6%)や、歯の食べかす(82.7%)を押さえて第1位なんです。女性では、95.2%もの人がドン引きします。さらに、鼻毛が出ている人に対して、「仕事ができない」というイメージを持っている女性は50.0%、約半数です。鼻毛が出ているとビジネスや私生活に支障が出てくるんですね。たった数センチの毛にもかかわらず、鼻毛は凄まじい「負のパワー」を持っているんですよ。

鼻毛処理の研究に
人生をかける。

私はパナソニックに入社して以来、20年以上ひたすら刃の研究・開発を続けてきました。自分では言うのはちょっと恥ずかしいですが、刃の技術では誰にも負けない、という自信があります。

デュアルエッジ刃 天面エッジ 横エッジ 刃の先端から入った毛もカットできるから、狙った毛を残さず切れる。
長年の研究の結果、天面に内刃がないと、奥から生えている毛をキャッチして切ることができないということが分かりました。

奥から生えている
鼻毛も逃さない。

天面の内刃で、鼻の奥から生えている長い鼻毛もしっかり取り除く。これが、パナソニックのエチケットカッターの強みですね。

剃り味が良すぎても
ダメ。

剃り味には、一番こだわっています。実は、剃り味って良すぎてもダメなんですよ。「ジョリジョリ」と剃る時の音がなくなってしまってしまうんです。音がないと、剃れたことがわからず、ずっと鼻毛を剃り続けることになってしまうんですね。
逆に、剃り味が悪いと、鼻毛が回転する刃で刺激されてくすぐったい。「コヨリ」を突っ込んでるような状態になるわけです。エチケットカッターでは、ちょうどいい剃り味の調整にとにかくこだわりましたね。

開発チームから鼻毛が
消えた。

試作品が完成して自分の鼻でテストしてみたのですが、鼻毛の場合、一度剃ってしまうと2〜3週間テストできる長さまで鼻毛が伸びてこないんですね。テストができないんですよ。だから、まわりの社員に「鼻毛を剃らして」とお願いしたり、モニターの方にテストをお願いしたりしたのですが、なかなか確保が難しくて……。結局、開発チームの鼻で、何度も何度もテストしました。チーム内から鼻毛が消えましたね。

人工の鼻毛を開発。

そこでですね、人工の鼻毛を開発しました。これは皮膚を模したシートに、本物の髪の毛が植毛されています。このシートのおかげで、より緻密な剃り味の検証ができるようになりました。

安心して鼻毛を
剃ってもらうために。

鼻の穴に入れて使ってもらうものですので、安心して使えることは絶対条件です。例えばですね、外刃の天面にある穴の径が大きいと肌が食い込む可能性があるんです。穴の径を調節することによって安全性を向上させているんですが、こういうこだわりの積み重ねが安心につながるんです。

鼻毛カッターで
体中の毛を剃った。

安全面と剃り味を追求した結果、気づいたことがあります。これ、鼻毛だけじゃなくて、別の部位でも使えるんじゃないかって。だから試してみました。全身で。体中の毛がなくなりました。でも、おかげでわかったこともあるんです。

鼻毛だけじゃない
耳毛も剃れる。

鼻毛だけじゃなく、耳毛も剃れます。まゆの輪郭揃え、あるいはヒゲの輪郭揃えにも使えるんですよ。だから、「鼻毛カッター」じゃなくて、「エチケットカッター」なんですね。

鼻毛の処理方法が
間違っていると
化膿する可能性も。

ピンセットや指なんかで無理やり引っこ抜く方が結構いらっしゃいますよね。あれ、よくないんですよ。たかが、鼻毛の処理ぐらい……と思われるかもしれません。でも、鼻の穴は雑菌だらけですから、毛穴から雑菌が入って化膿する可能性もあるんです。ハサミで切るのも同様ですね。刃先で傷をつける可能性があります。調査では、「鼻から血が出た」と答えた方が30.3%、「鼻から膿が出た」という方も4.3%いらっしゃいました。だから、エチケットカッターは手軽に安心して使える商品を目指しました。

鼻毛処理に
掃除機の技術をプラス。

例えば、ER-GN50という製品は、刃が外れて水洗いできるんですが、ここにフィルターがついていて、剃った鼻毛を吸引できるんです。
この吸引力、かなり強力なんですが、パナソニックの掃除機開発チームに協力を依頼したんです。こういう横のつながりはパナソニックならではですね。エチケットカッターは小さいですが、パナソニックの技術が詰まっています。

私と鼻毛は
「切っても切れない関係」
ですね。

いただいたお客様の声は大切にしています。ほめてもらえると、自分のことのように嬉しいですね。苦労した分だけいい製品ができました。しかし、電動鼻毛カッターの使用率はまだまだ低く、男性でも28.8%。女性は5.8%なんです。エチケットカッターは1度使っていただければ、魅力に気づいていただける製品です。ぜひ一度手にしてみてください。

<「身だしなみについての調査」の概>

  • 調査対象:20〜30代の社会人 208名
    (20代男性52ss 20代女性52ss 30代男性52ss 30代女性52ss)
  • 調査対象エリア:全国
  • 調査時期:2016年3月1日(火)〜3月2日(水)
  • 調査手法:インターネット調査

鼻毛は、コミュニケーションを破壊する魔物。エチケットの大切さ、おわかりいただけたでしょうか。

エチケットカッター

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