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大人の美容塾男の顔の印象が変わる!実は繊細なテクニックのマユ毛ケア

剃る、整えるの1台2役。マユシェーバーキット。

剃る、整えるの1台2役。マユシェーバーキット。 マユシェーバーキット ER-GM20

建築家ミース・ファン・デル・ローエは「神は細部に宿り給う」と言った。細かいところにまで気を遣うことの重要性を表すときによく用いられる。しかし、主張し過ぎる細部は全体の印象を左右するほどにまで力を持つ。部分と全体のバランスがとれていることこそ大事なのだ。

例えば身だしなみにこれを当てはめてみると、マユ毛がそれに該当するだろう。きちんと整えるだけで、顔の印象は格段に変わる。しかし、やりすぎてしまったり、似合わない形を選択してしまったりしたら、それだけで印象は悪くなってしまう。そこで今回は、繊細なテクニックが必要とされる「マユ毛ケア」を取り上げてみよう。

マユ毛の理想の形を知る

マユ毛の形は人それぞれ。髪型と同じで、似合うマユもあれば似合わないマユもある。それは輪郭や目の形、黒目の大きさ、マユ自体の毛量、毛流れ、毛質など様々な要因によって決まってくる。だから、一概に「理想のマユはこれ!」と図示することは不可能だ。とはいえ、今のトレンドは太マユ傾向。細くて、薄いマユはかえって野暮ったく見えてしまう。特に男性の場合は、あまり細いマユと、手を入れすぎな印象を与えてしまい、残念な感じがしがちだ。

マユの黄金バランス

では、基本となるマユの黄金バランスをみていこう。

1. マユ頭は小鼻の延長戦上に

2. マユ山は鼻の中心と黒目の真ん中を結んだ延長線上に

3. マユ尻は小鼻の脇と目尻の延長線上に

初心者はこの3つを念頭にマユを形作ると自然なバランスに落ち着くだろう。慣れてきたら、これを基本として自分のなりたい印象に近づけるようにアレンジを加えてもOK。例えば、シャープに見せたいのであれば、マユ山をあえて作らず直線的に仕上げると男らしく見える。反対に優しく見せたいなら、マユ山にアールをつけてマユ尻をやや下げる。こうすると柔和な表情になるだろう。マユ自体の毛が多く濃い人は強い印象になるし、薄くて細い毛の場合はふんわりとした見た目になる。

また、マユはまぶたとの間の下にあるムダ毛をカットするとスッキリと見せることができる。マユ山など上側は加減が難しくほんの1~2本がないだけで、ガラリと変わってしまうので、処理するときは細心の注意を払おう。もし、初心者で自信がないなら、最初はサロンでプロに処理してもらうのもいい。その形を写真にとっておいて、その後、セルフケアをするときの参考にすればよいのだ。

よく「マユ毛が薄いので何もできないんです」という男性がいる。たしかに、ぼんやりとしてつかみ所のないマユ毛をしている男性がいる。でも、そういう人こそ、輪郭をとることで薄いながらもしっかりとしたマユを形成することができるのだ。ただボーッと広がったままのマユでは気の弱そうな顔になるが、これだけで芯の通った凛々しさを出せる。

ただし、心に命じて欲しいのは左右のマユは必ず同じ形にはならないということ。左右の目の形が完璧に同一でないように、マユも同じ。必死に揃えようとすると、どんどん細く、薄くなってしまい、結果やりすぎてしまう。微視的に拡大鏡だけでケアをすると失敗しがち。常に顔全体とのバランスをみながら巨視的に調整することを忘れてはならない。細部に囚われすぎると、全体を見失うとはまさにこのことだ。

抜かずに刈るのがマユ毛ケアの基本

そもそもマユ毛に限らず、毛はむやみに抜かないのが基本。抜いて毛母細胞に刺激が加わると、その次に出てくる毛が変異してくせ毛になったり、埋もれ毛になったりすることもあるのだとか。抜くよりもできるだけカットする方がいい。例えば、マユシェーバーキット(ER-GM20)は小幅の刃で細かい部位も抜かずにサッと刈ることができ、清潔な印象をキープできる。

普段から、鏡をみてマユ毛が乱れていないかチェックする習慣を身につけたい。髪に櫛を入れるように、出かける前にマユをコームでとかす。そうすると伸びすぎた毛や反乱分子のように違う方向に飛び出している毛を発見できる。なでつけられる場合は毛流れの中に埋めてしまえばいいし、できなければ小さなハサミで該当の毛を切ってしまえばいい。そして、2週間に1度はマユシェーバーで毛の長さを整え、ムダ毛を刈ってしっかりとケアしよう。毎月1日と15日など、ケアする日を決めてルーティンにしてしまうとケアのし忘れがなくなる。

もし、マユ毛が薄くてもう少し毛量が欲しいと思っている人は、まつ毛美容液をマユに塗布してマユ毛の養生をはかってみてもいい。さらに切りすぎてしまってマユが欠損し、穴が開いたように目立つ場合は、女性が使うアイブロウなどを使って隙間を埋めるのもひとつの手。きちんと色さえ合わせれば、男性でも目立たず自然に馴染んでくれる。欠損している場所にアイブロウで色を足し、指先や綿棒でボカそう。

抜かずに刈るのがマユ毛ケアの基本

鼻毛・耳毛はこまめにチェックを

せっかくマユ毛までケアするのであれば、ぜひ鼻毛や耳毛にも注意してもらいたい。筆者は「体毛はその人の個性であり、本来、ムダ毛ではない」と考えているのだが、鼻毛と耳毛だけは別。この2つはどうがんばっても不潔な印象を与えてしまうので、処理しなくてはならないものだ。

どんなにきちんとしている人でも鼻毛が1本出ているだけで台無し。威厳もなくなり滑稽だ。また、満員電車やエレベータなどふと目の前に他人の耳が見えたとき、毛がワサーッと生えていたらどう思うだろう? そして、それがもし自分だったら、他人からどう思われてしまうだろうか? 考えるだに、恐ろしい。

朝出かける前は当然として、トイレにいったとき、ショーウインドウに映ったときなど、鼻毛が出ていないかを必ずチェックしよう。やつらは、こちらが気を抜いたときに虎視眈々と貴方をおとしめようとしている。普段のチェックにプラスして、週に1度はエチケットカッター(ER-GN30)でケアを。ここでも鼻毛を抜くのはNG。鼻毛はウイルスや細菌などの侵入を防ぐ役割もあるので、鼻の穴の周辺だけを短くカットするのが正しいケア方法だ。

そして忘れがちな耳毛もぜひ、一緒にケアして欲しい。耳毛は特に自分では目視しづらいので、手で触って毛の有無をチェックしたり、パートナーや家族などに頼んでみてもらおう。1本だけ飛び出す太いマユ毛や若い頃はなかった耳毛などは、ホルモンのバランスが変わることによる、加齢の象徴だとか。目に見える「ムダな老け感」を排除して、いつまでも若々しく清潔にいるそんな細やかな心持ちが大切なのだ。

今回のプラス 細部のケアは、全体とのバランスを考慮すべし

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男性美容研究家 藤村岳
男性美容研究家
藤村 岳(ふじむら がく)

大学卒業後、植物関連の雑誌・書籍の編集、生活情報誌に携わり、男性が読む美容記事を女性が書くことに違和感を覚え、独立。シェービングを中心に据えた独自の男性美容理論を打ち立て、男性美容のパイオニアとして活動中。数々のテレビ番組やラジオなどの出演のほか、講演・イベントなども行う。

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