Beautiful JAPAN towards 2020

徳島県:淡島海岸

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この5人で一番を目指したい
合言葉は「笑顔でガンバ!!」

5人でひとつの演技を作り上げる、それが新体操の団体演技。求められるのは、正確なチームプレイと、しなやかさ、リズム感、そして芸術性。13×13mのマットの上で、ボールやリボン、フープをあやつり、華麗に舞い踊る彼女たちは、妖精そのものだ。

新体操の団体種目。日本代表は2012年ロンドン五輪で、12年ぶりの7位入賞を果たし、16年リオ五輪も早ばやと出場を決めた。本大会ではメダルを期待する声もあがる。

そんな競技を後押しするように、鳴門海峡を北にのぞむ徳島県の阿南市では、未来を担う選手たちが元気に育っている。

岡 美空(おか みそら)さん、英 咲良(はなぶさ さくら)さん、庄野 愛沙佳(しょうの あさか)さん、森 光彩(もり ひいろ)さん、武田 美咲(たけだ みさき)さん。阿南市立羽ノ浦中学校の新体操部に所属する5人は、団体種目のチームメイトとして、苦楽をともにする間柄だ。長い黒髪をシニヨンネットで小さくまとめ、レッスン前の準備体操をおこなう彼女たち。なにげない柔軟の動きから、鍛えぬかれた身体の、強靭なしなやかさが伝わってくる。

「新体操は基礎が大事。学校でも常に姿勢を意識しています」と森さん。庄野さんは、普段からルルベ(つま先立ち)をしながら歩くことも。英さんは、表現力を身につけるため、練習が休みの日にはバレエを習っている。

ときには衝突もある。「ミスの原因をめぐって、みんなで揉めることもあります」と武田さん。「ズレているところを言っても、相手がそう思っていないこともあって…」と、チームプレイの難しさを痛感するのは岡さん。しかし、「時間がたてば、自然に仲直りします」とにこやかに語る。

朝から晩まで新体操三昧。美しく舞うために、毎日ストイックなまでに努力を続ける。岡さんは、「新体操が好きで始めたことだから、我慢しないといけないこともある」と、自分に言い聞かせている。英さんもまた「やると決めたからには、自分の納得のいくところまで行きたい」と言い切る。

我慢を乗り越え、納得のいく演技を披露する。彼女たちの視線の先にあるのは、2020年東京オリンピック。夢を信じて、5人は今日も厳しいレッスンに打ち込む。

撮影年月:2015年11月

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2016年2月20日 徳島新聞掲載