「The Roast」 第一回ファンミーティングレポート

7月29日に初めてのファンミーティングが開催されました。
「The Roast」ご購入者様にご来場いただき、焙煎プロファイルを作成いただいている豆香洞コーヒーオーナーの焙煎士・後藤直紀さん(World Coffee Roasting Championship 2013優勝)によるセミナーや座談会での意見交換をおこないました。

「The Roast」 第一回ファンミーティングレポート

焙煎プロファイルができるまで

「The Roast」 第一回ファンミーティングレポート

第一部では、焙煎士・後藤直紀さんによるセミナーを開催。

「普段は、焙煎室にこもってどんな方が飲んでくれるのか想像しながら焙煎プロファイルをつくっているので、今日は実際に使っている方々に会えて嬉しいです」 (後藤さん)

と、本当に嬉しそうに話していらっしゃいました。

コーヒーを飲むまでのプロセスなど、基本的な知識をはじめ、実際にどのように焙煎プロファイルを作成しているかを写真や資料を交えてお話してくださいました。

「The Roast」 第一回ファンミーティングレポート

毎月お届けする豆は、後藤さんが試行錯誤して焙煎プロファイルを作り、関係者でカッピングをして名前やイメージカラー、フレーバーの表現などを決めていきます。

「1つのプロファイルをつくるのに、10回は焙煎をします。ひと月毎に9種類もプロファイルを作っているので、味づくりに関して言えば、今はお店よりも『The Roast』にかかわる時間の方が長いです。コーヒーと改めて1対1で向き合う機会が増えました。店の仕事が終わった後で、楽しんで味づくりしています」 (後藤さん)

ドリップでわかる、新鮮な豆・劣化豆のちがいとおいしい淹れ方

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続いて、ドリップを実演。

「焙煎してから時間がたつとガスが抜けて膨らまなくなります。古くなった豆だと雑味が出やすくなるので、新しい豆の方が淹れやすいかもしれません」(後藤さん)

焙煎したての新鮮な豆と時間が経った豆でのお湯を注いだ時の膨らみ方の違いを目の当たりにして、皆さん驚いていました。

「一番大事なのは一投目のお湯をかけすぎないこと。最初はゆっくりお湯をおとして、だんだんスピードをあげて注ぐと、うまみがしっかりでて雑味の少ないコーヒーが淹れられます」(後藤さん)

これには普段からよくコーヒーを召し上がっている購入者の皆さんも「いつもの自分の淹れ方と全然違う」 と感心。

ほかにも、「ペーパードリップするときに、お湯はふちにかけずに内側にかける」「ドリップしたコーヒーは上下に攪拌してからカップにそそぐと味が均一になる」「コーヒーはおとし切ったらまずくなる、というのは迷信」(後藤さん)
など、興味深いポイントを交えながら、わかりやすく淹れ方を教えてくださいました。

「The Roast」 第一回ファンミーティングレポート

飲み比べて違いを体験

「The Roast」 第一回ファンミーティングレポート

そしていよいよ実際に飲み比べ。
ブラジルとコスタリカの豆を、それぞれ浅煎り・深煎り2種の焙煎度合いでご用意しました。
「味を見る時には少しぬるめ、68℃以下でないと違いがわかりにくいので、今回は少しぬるめの温度でご用意しています」(後藤さん)

テイスティングのコツとして「味を見る時には普通に飲んで、香りを確認するときにはズズズとすすって飲むと、普通に飲むよりも何倍も香りが強くなります」と後藤さん。
それにならって飲み比べにチャレンジ。みなさん、味や香りの違いを楽しんでいらっしゃいました。

後藤さんからは「感じた味を記録する癖をつけると、テイスティングでの感じ方が変わってきますよ」とのアドバイスをいただきました。

座談会で意見交換。購入のきっかけは?

「The Roast」 第一回ファンミーティングレポート 座談会
「The Roast」 第一回ファンミーティングレポート 座談会
「The Roast」 第一回ファンミーティングレポート 座談会

セミナー終了後は、ユーザーの皆さんと後藤さん、パナソニック担当者を交えた座談会を開催。購入のきっかけや、使ってみた感想など、率直なご意見・ご感想をうかがいました。

まず、サービスの第一印象として、「まさかパナソニックから焙煎機が出るとは」とのお声が聞かれました。
「焙煎への関心は昔からあり、古典的な焙煎機を使っていたが、まさかパナソニックがこんなものを出すとは思わなかった」(Y様)
「今までの家庭用焙煎機は価格が高くて、操作もプロが使うような感じで手が出なかった。 海外製が多く、壊れた時の保証も気になっていたのでパナソニックが出すなら、家庭でも使えそうだと思った」(M様)
「パナソニックセンターの展示で知った。パナソニックが焙煎機を出すなんて!と。興味をもった」(M様)

電機メーカーによる「生豆と焙煎プロファイルの定期頒布サービス」に興味をお持ちいただいた方もいらっしゃいました。
「生豆の定期頒布システムがおもしろいと思った。パナソニックが豆まで売るんだ、と思った」(Y様)
「普段はなかなか手にできないような、世界中の豆を届けてもらえるので、 苦労せずにいろいろ楽しめるサービスがいい」(I様) 

また、焙煎に興味があった方には、失敗のない手軽さに魅力を感じていただけたようです。
「焙煎は失敗するのももったいないし、となかなか手が出なかった。このサービスの記事をネットでみて、家で気軽に少量ずつできるという点がよさそうだなと思った。豆による違いはあるなあ、と日頃から感じていたので、いろいろ試せると思い、興味をもった」(I様)

コーヒーの楽しみ方はさまざま

「The Roast」 第一回ファンミーティングレポート 座談会
「The Roast」 第一回ファンミーティングレポート 座談会
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「The Roast」をみなさんどのように使われているのかをお伺いしました。シーンも頻度も様々で、みなさん、思い思いに楽しんでくださっているようです。

会社でご購入された方は、ご来社されるお客様に出すコーヒーを、「The Roast」で都度焙煎してお出ししているそうです。
「お客さんにドリップしてコーヒーを出している。焙煎もお客さんの前でやって、焙煎したてを飲んでもらう。余った焙煎豆をお土産にあげると喜ばれる」(T様)

毎日仕事の合間に飲むコーヒーのために使用されている方も。
「朝淹れて、ポットにいれて会社に持っていくが、冷たくなるまでおいしい。味の変化が楽しい」(M様)

ご自宅で飲み比べをしたり、週末にじっくり楽しむ方。
「浅煎り、中煎り、深煎りで焙煎し、飲み比べて、その中で気に入ったものをもう一度焙煎するスタイルで使っている。これをハンドドリップか、エスプレッソマシーンでいれる」(Y様)
「週末に楽しむ感じで飲む。とてもおいしい。違いを自宅で気軽にたのしめるところが面白い」(I様)

ご家族と一緒に、楽しんでいる方もいらっしゃいました。
「家族の分も焙煎している。大学生の子供はコーヒー嫌いだったが、「The Roast」がきっかけで飲むようになった」(K様)

様々な味わいを試すことができるこのサービスならではの楽しみ方を満喫してくださっている様子でした。

また、毎月豆と一緒に届く「ジャーニーペーパー」も、楽しみの一つとしていただいているようです。
「ジャーニーペーパーは想像力をふくらましてコーヒーの楽しみ方を増やしてくれてると思う。産地の情報など興味深い」(Y様)

毎月豆と一緒に届く「ジャーニーペーパー」

焙煎士の後藤さんからはこんなアドバイスも。
「コーヒーの味の違いはわかっても、この違いがどこからくるんだろうっというのはなかなかわかりにくいことがあります。ジャーニーペーパーのコメントを見ながら飲んでもらうと、記憶にのこりやすく、コーヒーを飲んだ時の味の表現もなじんでくると思うので、是非ジャーニーペーパーを眺めながら飲んでみてください」(後藤さん)

みなさんのお気に入りポイント

「The Roast」 第一回ファンミーティングレポート 座談会
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実際に使ってみて、どういうところが気に入っているのか、率直な感想をうかがいました。
おいしいコーヒーを味わいたい、というシンプルな欲求を手軽にかなえてくれるサービスを気に入ってくださっているとのお声をいただきました。
「おいしいコーヒーを飲むためのプロセスが家電として1台にまとめられている点。マシンもかっこいいし、操作もスマートフォンでやれるのがいい」(T様)
「生豆と焙煎のプロファイルがきっちり決まっているのが失敗無くて安心」(K様)

あまり目にすることのない生豆について、こんなお声も。
「焙煎した豆を売っている店がほとんどで、生豆を見る機会は多くなかったので、生豆を見みられるのがいい」(T様)
「豆が届くので、知らない豆があっておもしろい」(M様)
「生豆を定期的に届けてくれるのもありがたい。豆の種類によって明確に香りの違いを感じるので面白いなあと思う」(I様)

自分で焙煎するから、生豆を見る機会も増え、より奥深さや面白さを感じていただけているようです。

このほか、ご要望としては「ジャーニーペーパーの内容をもっと充実してほしい!」「開発経緯が知りたい!」というお声や、「焙煎士は増えないの?」といった鋭いご質問もあり、大変貴重なご意見をうかがうことができました。

今回のイベントで、後藤さんはコーヒーの飲み方、付き合い方について、こんなお話をされていました。
「おいしいコーヒーを家で飲んでもらうために、焙煎豆の移動距離を短くしたかった。家庭で焙煎して、近所にくばる距離感は理想。食べ物としては焙煎豆ではなく生豆がでまわって、それを家で焼いてもらうのが理想かなと思う。それが「The Roast」でできるようになって、そんな将来が見えてきたという感じです」 (後藤さん)

このお話にはご利用者の方も大きくうなづいていらっしゃいました。

ユーザー、焙煎士、メーカー担当者と立場は様々でしたが、コーヒーに対する熱い思いを共有し共感できた素晴らしいイベントとなりました。

「The Roast」 第一回ファンミーティングレポート