パナソニック・ホーム 個人向けトップ > デジタル・AVC > テレビ ビエラ > 4K映像と心身の関係を調べてみました

4Kで脳が
活性化!?

4K映像心身の関係を
調べてみました

パナソニック株式会社
大阪市立大学 大学院生活科学研究科 共同研究

「最近のテレビって全部キレイだし、4Kって必要?」4K登場以来、こんな声が囁かれています。
でも、フルHDよりも圧倒的にキレイな4Kだからこそ映像に対する感動に大きな違いがあったのです。

近年、テレビではテレビ番組やテレビゲームなどに加え、インターネット動画やコンテンツが手軽に視聴できるようになりましたが、同時に視聴場所と視聴機会が増え、心身への影響を今まで以上に考える必要性がでてきました。

 

では、4KとフルHDの解像度の違いがもたらす心身への影響とは?
パナソニックは大阪市立大学の大学院生活科学研究科と協力して、4KとフルHDを比較研究しました。

実験

4KとフルHDでどんな影響がある?
テレビと心理・生理の関係を検証

リビングを想定した実験室にて、20歳代の実験参加者に65v型WT600シリーズで4KとフルHDの映像を見比べてもらい、視聴後にアンケートとインタビューを行います(心理評価)。
視聴時はNIRS(近赤外線分光法による脳機能計測)と心電図により、心身への影響を計測して数値化します(生理評価)。
また、評価実験の結果に大きく影響する可能性があるため、視聴しているコンテンツの解像度(4KまたはフルHD)については、実験参加者には知らせないようにしています。

視聴したコンテンツ(各2分間の視聴時間、各視聴前に1分間の安静時間で実施)


自然の風景


都会の風景


料理


宝石・時計・ガラス食器等

ジャンルの違う4つの映像で
感じ方を検証!

実験環境


テレビは最適視聴距離、照明は一般的なリビングの明るさ、室温と湿度は一定に保った状態


実際の実験風景
脳機能を計測するために電極を前額部に貼り付けています。

結果

4KとフルHDでは大きく違う?
解像度の違いが脳を活性化!

心理評価であるアンケートとインタビューの結果から、被験者全てがフルHDよりも4Kの方が臨場感やリアリティ感(自然の風景)、清涼感、精細感等(宝石など)を大きく感じているという結果がでました。

心理評価

自然の風景 コンテンツ

宝石・時計・ガラス食器等 コンテンツ

実験参加者の声

  4K視聴時の感想 フルHD視聴時の感想

自然の風景

・川の砂利が1つ1つ見えた。山の木が鮮やか。

・山が遠くまで見えて、綺麗だった。

・緑の鮮やかさが違い、水の流れに臨場感を感じた。

・木の葉1枚1枚が全体としてぼやけていた。

・川の砂利がはっきりしなかった。

・普段と変わらない映像に思えた。


都会の風景

・遠くの建物が見え過ぎて、遠近感がなかった。

・スカイツリーの俯瞰映像に迫力があり、臨場感、実物感がある。

・遠くの建物がぼやけていたが、遠近感があった。


食べ物

・肉料理に実物感があって、湯気がおいしそう。飲み物を注ぐところに臨場感があった。

・フルーツが鮮やかでリアリティがある。

・肉料理はすこしぼやけているが自然に感じた。はっきりしているのは人工的に思えた。


宝石・時計
ガラス食器等

・時計盤が細かくて立体感があった。

・リボンの素材がよくわかってとても好き。

・時計と宝石の光沢に綺麗な映像との差を感じた。

総評

・風景の映像に大きな差を感じた。

・解像度が高いと思える映像は全体的にすごく綺麗だった。

・解像度の意味はわからないが、違いはわかった。

・綺麗な映像の方の風景で気分が良くなった。


自然の風景
4K
視聴時の
感想

・川の砂利が1つ1つ見えた。山の木が鮮やか。

・山が遠くまで見えて、綺麗だった。

・緑の鮮やかさが違い、水の流れに臨場感を感じた。

フルHD
視聴時の
感想

・木の葉1枚1枚が全体としてぼやけていた。

・川の砂利がはっきりしなかった。

・普段と変わらない映像に思えた。


都会の風景
4K
視聴時の
感想

・遠くの建物が見え過ぎて、遠近感がなかった。

・スカイツリーの俯瞰映像に迫力があり、臨場感、実物感がある。

フルHD
視聴時の
感想

・遠くの建物がぼやけていたが、遠近感があった。


食べ物
4K
視聴時の
感想

・肉料理に実物感があって、湯気がおいしそう。飲み物を注ぐところに臨場感があった。

・フルーツが鮮やかでリアリティがある。

フルHD
視聴時の
感想

・肉料理はすこしぼやけているが自然に感じた。はっきりしているのは人工的に思えた。


宝石・時計
ガラス食器
4K
視聴時の
感想

・時計盤が細かくて立体感があった。

・リボンの素材がよくわかってとても好き。

フルHD
視聴時の
感想

・時計と宝石の光沢に綺麗な映像との差を感じた。

総評

・風景の映像に大きな差を感じた。

・解像度が高いと思える映像は全体的にすごく綺麗だった。

・解像度の意味はわからないが、違いはわかった。

・綺麗な映像の方の風景で気分が良くなった。

フルHDよりも4Kの映像の方が
迫力や臨場感、リアリティを
大きく感じているようですね

さらに生理評価では自然の風景を視聴した際、脳内の血液の流れが大きく変化していました。これはフルHDに比べ、4Kの方は脳がよく活動していることを示します。
一方で、人工的なイメージの強い「都会」「宝石等」では大きな変化がありませんでした。

生理評価
総ヘモグロビン値が大きくなっている

自然の風景は、
映像でも心身への影響が大きいようです

考察

フルHDよりも4Kがすごい
映像がキレイなほど影響も大きい

大画面の4K映像が与える心身への影響は大きく、特に今回使われた65インチの画面はまるで窓から自然の風景を眺めているかのような感覚を覚え、4K視聴時の臨場感や迫力感、感動につながりました。結果として、脳活動も高まったと思われます。
4Kの映像で脳を活性化しましょう!

当コンテンツの内容はドイツ ベルリン Messe Berlin にて2014年9月7日から9月10日まで開催された The 4th IEEE International Conference on Consumer Electronics-Berlin (IEEE 2014 ICCE-Berlin)にて発表された「Effect of display resolution on physiological and psychological state while viewing video content(コンテンツ視聴中のディスプレイ解像度が生理・心理状態に及ぼす影響)」(発表日:2014年9月9日)を基に構成しています。

発表当時の論文(PDF)はこちら

<研究および論文執筆者>

阪本 清美
Kiyomi Sakamoto
学術博士
Doctor
全社CTO室 共通技術サポート部 ユニバーサルデザイン推進課
Groupwide CTO Office Technical Information Service Department
坂下 誠司
Seiji Sakashita
  全社CTO室 共通技術サポート部 ユニバーサルデザイン推進課
Groupwide CTO Office Technical Information Service Department
島崎 浩昭
Hiroaki Shimazaki
  AVCネットワークス社 技術本部 AVC技術開発センター デジタルソフトラボ
AVC Networks Company R&D Division AVC Technology Development Center
川島 正裕
Masahiro Kawashima
  AVCネットワークス社 技術本部 AVC技術開発センター デジタルソフトラボ
AVC Networks Company R&D Division AVC Technology Development Center
山下 久仁子
Kuniko Yamashita
  大阪市立大学 大学運営本部 研究支援課
Osaka City University
岡田 明
Akira Okada
医学博士
Doctor
大阪市立大学 大学院 生活科学研究科 教授
Graduate School of Human Life Science, Osaka City University

ページの先頭へ