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愛媛県

愛媛県のパラスイマーと一緒に、綾瀬さんがパラ水泳を体験!

2018年03月29日

写真:競技プールでゴーグルの準備をする綾瀬さん

2018年2月上旬、綾瀬さんが訪れたのは、兵庫県神戸市にある「しあわせの村」。ここでは「日本身体障がい者水泳連盟育成選手合宿」が行われていて、ビューティフルジャパンが注目した愛媛のパラスイマー岡部歩乃佳さんと中道穂香さんも参加しています。今回、綾瀬さんは育成メンバーのみなさんと一緒に、パラ水泳を体験しました。

アジアNO.1クラスのパラスイマーたちの練習見学!

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プールサイドでパラスイマーの2人にご挨拶

「しあわせの村」温水プールでは、早朝からパラスイマーの皆さんが練習に励んでいました。熱気あふれるプールを訪ねた綾瀬さんを迎えてくださったのは、寺田雅裕ジュニアチーム監督、岡部歩乃佳さん、中道穂香さん。

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寺田監督の解説に耳を傾ける綾瀬さん

綾瀬さんは、プールサイドで練習を見学しながら、寺田監督からパラ水泳について解説してもらいます。「2017年12月にドバイで行われたアジアユースパラゲームズでは、金銀銅、約50のメダルを獲得しました。アジアの中ではトップチームです」と寺田監督。岡部さん、中道さんもその時のメンバーだそうです。

パラスイマーのみなさんの障がいはさまざま。そこで「種目」と「障がいの種類・程度」の組み合わせでクラス分けがされます。種目は、S(自由形、背泳ぎ、バタフライ)、SB(平泳ぎ)、SM(個人メドレー)の3クラス。障がいの種類と程度は番号で分けられ、身体の機能に関すものが1から10まで、視覚障がいが11から13まで、知的障がいが14、聴覚障がいが15、S21やS13に満たない軽い障がいの場合は21となり、計16クラスに分けられます。たとえば、SB10とは、「身体の機能に関する障がいの平泳ぎのクラス」を示します。なお、岡部さん、中道さんは、「障がいはそれぞれ違いますが、機能によって分けられているので背泳ぎでは同じクラスです」と寺田監督。

種目のクラスわけと障がいの種類・程度のクラスわけの図

ブラックゴーグルをつけての水泳体験

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岡部歩乃佳さん(左)と中道穂香さん(右)

お話をうかがったあと、いよいよパラ水泳体験。まずはプールサイドで柔軟体操。綾瀬さんは、あっという間に2人と打ち解けていました。

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綾瀬さんの泳ぎを2人は「きれい」と絶賛

体がほぐれたところで、いざプールへ。ウォーミングアップとして25mプールを岡部さん、中道さんと並んで泳ぐ綾瀬さん。2人が同じクラスで競技種目としている背泳ぎにも挑戦。泳ぎ終わって、2人は綾瀬さんの泳ぎを「きれい」だと絶賛。「普通に泳いでたら前の方に綾瀬さんがいるから、速い!と思った」(岡部さん)「ゆっくりのストロークであれだけ進めるのはスゴイ!」(中道さん)一方、綾瀬さん自身は、「久しぶりに泳いで息があがりました」と苦笑い。

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ブラックゴーグルを装着した綾瀬さん

続いて、綾瀬さんは水泳での視覚障がいを疑似体験。光を完全に遮断した黒塗りの「ブラックゴーグル」を装着して泳ぎます。練習を終えた選手の皆さんがコースの横に並び、水面を叩いて進む方向を綾瀬さんに伝えてくれます。それを頼りに綾瀬さんが泳ぎはじめると、まわりからは「おー、まっすぐ泳げてる!」と驚きの声と拍手が起こりました。

「何も見えないから怖かったです。着ける前に、こっちが進行方向だって見てるから(進む方向が)感覚でイメージできるけど」とブラックゴーグル体験を語る綾瀬さん。パラスイマーの2人もブラックゴーグルを着けての泳ぎは難しいと言います。「怖くてハードには泳げない」(岡部さん)「コースロープにあたって痛いし、蛇行の連続」(中道さん)まっすぐ泳げた綾瀬さんに送られた歓声と拍手は、この難しさを知っているパラスイマーの皆さんだからこそ、だったようです。

2020年のさらに先を目指して

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「ストリームライン」をつくるための筋力トレーニング

プールからあがったあとは、パラスイマーの皆さんと一緒にドライトレーニングにも参加。ドライトレーニングとは、水泳選手が陸上で行う筋力トレーニングやストレッチです。この時は、効率的に泳ぐ姿勢「ストリームライン」をつくるために必要なインナーマッスルのトレーニング。綾瀬さんも一緒に挑戦しました。

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綾瀬さんもゲームに参加

最後は、パラスイマーの皆さん全員とゲームにも挑戦。トレーニングで使ったマットを丸めて、上から、下から、あるいは横から、ルールに従って早く回したチームの勝ち。パラ水泳一人ひとりの違いを考えて順番や渡し方を考えることも必要で、実は奥が深いトレーニング。いざはじまると大盛り上がり。綾瀬さんは、岡部さん、中道さんと同じチームで楽しんでいました。

岡部さん、中道さんとガッツポーズをとる綾瀬さん

パラ水泳体験の締めくくりに、綾瀬さんは2人にこの先の夢を聞きました。「2020年の東京も目指していますし、その次の2024年でも活躍できるように、今からしっかり頑張っていきたいと思っています」(岡部さん) 「まずは東京2020パラリンピックに出場できるように練習を重ねていきたいです。2024年、2028年も目指しているので」(中道さん)2年後、そしてさらにその先まで見すえている2人の言葉に、綾瀬さんは深く頷いていました。

動画へ

ふれあい映像

パラスイマー岡部歩乃佳さんと中道穂香さんと綾瀬はるかのふれあい。

Youtube動画:綾瀬はるかmeets 愛媛・パラ水泳篇 Long ver. 再生する

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