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岡山県

岡山県、綾瀬はるかさんがカヌー山田選手の職場、パナソニック吉備を訪問

2018年11月22日

写真:工場で体験をする綾瀬さん

2018年10月、綾瀬はるかさんは、緑あふれる岡山県の吉備高原都市を訪ねました。目的地は、パナソニック吉備。岡山県、吉備中央町、パナソニックの共同出資による、日本初の第三セクター方式による重度障がい者多数雇用事業所です。ここは、カヌーで東京2020パラリンピック出場を目指す山田隼平さんの勤務先でもあります。今回は、山田さん、パナソニック吉備の社員たちと、綾瀬さんのふれあいの様子をお伝えします。

綾瀬さん、職場にサプライズ登場!

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さっそく山田さんとご挨拶

パナソニック吉備では、多くの障がい者を雇用しており、その数は社員全体の約半数にのぼります。車いすで働く社員も多く、職場はバリアフリーです。山田さんはカヌーに復帰するタイミングで、パナソニック吉備に入社。現在は、a-MRO購買システム業務に携わっています。この部署では、パナソニックグループに必要な間接材(経費購買対象となる工具、資材、消耗品など)の発注や納品を管理しています。今回、綾瀬さんは、山田さんのオフィスを訪ねるのですが、実は社員に、そのことは伏せられていました。サプライズでの登場です。

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山田さんとオフィスの中を見学

いつものように電話応対やパソコンでの業務が行われているオフィスの扉が開きます。「山田さん、発見しちゃった!」という一言とともに綾瀬さんが登場。山田さんとご挨拶した後は、ここでの業務内容の説明を受けながら、オフィスを一回りします。突然の綾瀬さん登場に驚きつつも、いつも通り業務に取り組むみなさん。部長の堀博昭さんが大きな声で、「みなさん、綾瀬はるかさんです!」と改めて紹介すると、空気が一転。大きな拍手が巻き起こりました。勤務中ということもあって冷静に受けとめてくれたようですが、ひとまずサプライズ成功といったところでしょうか。

山田さんとトレーニングを体験

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山田さんがつかっているウエイトの重さに、ビックリの綾瀬さん

続いて綾瀬さんは、山田さんに案内されてトレーニングルームへ。平日、山田さんはここでカヌーのためのトレーニングをします。「腕ばかりでなく体幹も大事です」と、山田さんは機器を使いながら、綾瀬さんに説明します。山田さんが車いすのまま、引手のついたラットプルダウン(腕力だけでなく広背筋を鍛えるトレーニング)のマシンに移動。懸垂するようにウエイトを引っぱりあげます。スイスイと山田さんがやったあと、綾瀬さんも挑戦。立ったままの姿勢でグッと引っぱると、「うぉー、これは重いですね! 私もジムに行ってますが、こんなに重いのを⁉ すごい!」とビックリ。

写真:イメージトレーニングをする綾瀬さん

カヌーを漕ぐポイントは、身体全体をつかうこと

続いて、鏡の前に置かれたベンチに移動。カヌーを漕ぐピッチのトレーニングです。山田さんは、鏡でフォームを確認しながら、イメージトレーニングをします。綾瀬さんも、体育座りの姿勢でベンチに乗り、パドルに見立てたバーを握ってトライ。山田さんのアドバイスを聞きながら、身体全体を使ってピッチを体験。「これは腹筋が鍛えられますね!」。カヌーを操るには体幹が必要なことを実感した綾瀬さんでした。

14時のチャイムで、職場体操!

写真:山田さんと一緒に体操をする綾瀬さん

仕事の効率アップ、職場体操!

トレーニング体験していると、14時を知らせるチャイムが鳴り響きます。実は、パナソニック吉備では、14時になると仕事の効率アップや体力増進のために全員参加の職場体操があります。事前に聞いていた綾瀬さんは、「きたー!」とチャイムに反応。その場で、山田さんと一緒に、放送にあわせて体操も体験しました。

笑顔で体操する綾瀬さんですが、思い立ったように、さっきお邪魔したオフィスをのぞき込みます。「あっちの人もやってた!」いたずらっぽく笑いながら、ちゃんとみなさんが体操をしているか確認。パナソニック吉備では、山田さんたちの発注納品管理だけでなく、工場でビデオカメラの組み立ても行っています。いずれも集中力を求められる作業だけに、この体操で心身ともにリフレッシュすることは業務効率を上げるためにも重要。体操が終わって、「ちょっと眠気が覚めた気がします」と綾瀬さんもスッキリした表情を見せてくれました。

誰でも働きやすく! 工場を見学

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車いすにのって、工場を見学

今度は、山田さんと工場を見学。「私と同じ目線で見てもらいたいので、車いすに乗っていきましょう」と山田さん。車いすで工場内を進むと、最初に目を引いたのが柱の印。台車の荷物が高いと車いすが見えなくなるため、この印で高さを制限しているのです。また、工場内に掲示されているボードは、いずれも低い位置にあります。これは車いすの方でも情報共有をしやすくするための工夫です。バリアフリーというと段差のない通路がイメージされますが、パナソニック吉備では工場内のコミュニケーションまで設計されています。その工夫に、綾瀬さんも興味深く耳を傾けていました。

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ネジどめ作業をする綾瀬さん。表情は真剣そのもの

ビデオカメラを組み立ているラインでは、ネジどめを体験。社員の作業を近くで熱心にのぞき込んでいた綾瀬さん。いざ、交代してもらってネジを丁寧にとめていきます。ネジがとまると、「おおー。おもしろい」。綾瀬さんは、「気持ちいいですね、これ」と楽しそうに作業に没頭。実は、カメラがとまってもしばらく続けていた綾瀬さん。自分の作業の出来ばえを確認して、満足そうでした。

写真:職員と記念撮影をする綾瀬さん

障がい者も、健常者も、一緒に働ける職場を見て回り、パナソニック吉備で働く社員のみなさんとふれあった綾瀬さん。最後は、社員全員と記念撮影で締めくくりました。

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ふれあい映像

岡山県のパナソニック吉備に所属するパラカヌー選手、山田隼平さんと綾瀬はるかのふれあい

YouTube動画:綾瀬はるか meets 岡山・カヌー篇 Long Ver. 再生する

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