東京2020特集

カメラの祭典「CP +2018」でLUMIX×パラアスリートの写真展が開催

2018年03月29日

写真:CP +2018でLUMIX×パラアスリートの写真展の様子

カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP +2018」が2018年3月1〜4日、パシフィコ横浜(横浜市)で開かれました。最先端のカメラやレンズに多くのカメラファンが熱い視線を送るなか、パナソニック「LUMIX」のブースでは、東京2020パラリンピックを目指し練習に励む2人のパラアスリートをLUMIXで記録したフォトギャラリーが公開されました。

パラアスリートのオンとオフを写真で展示

被写体となったのは、パワーリフティングのマクドナルド山本恵理選手と陸上競技の重本沙絵選手。ギャラリーには、「挑む・記録」「笑み・日常」をテーマに、それぞれが真剣に競技に臨む姿、そしてリラックスしたオフショットを写した計20点が並びました。

写真

会場を訪れたマクドナルド山本恵理選手

3月3日(土)には、マクドナルド山本恵理選手も来場。トークショーにも飛び入りして、撮影時の思いを語ってくれました。「こうやって自分の成長が記録されていくのは、とてもうれしいです」(山本選手)

ネイルを塗ってパラ・パワーリフティングに挑むマクドナルド山本選手

写真:パワーリフティングの練習をする山本選手

(撮影:鳥飼祥惠氏)

マクドナルド山本選手は、先天性の「二分脊椎症」で歩行が難しく、車いすを使って日常生活を送っています。現在は日本財団パラリンピックサポートセンターの常勤職員として働く傍ら、台の上に仰向けになってバーベルを上げる「パワーリフティング」の選手としてトレーニングに励んでいます。

写真:パワーリフティングの練習をする山本選手の指には綺麗なネイルが

(撮影:鳥飼祥惠氏)

大会前には必ずネイルを塗って競技に備えるというマクドナルド山本選手。バーベルを握る指先は、鮮やかなオレンジ色に染まっています。

写真:代々木公園で笑顏をみせる山本選手

(撮影:ハービー・山口氏)

オフショットでは代々木公園を訪問した様子を記録。音楽好きでカメラマンと共にラップを口ずさみながら撮影に臨んだといい、木漏れ日の中で、屈託のない笑顔をレンズに向けていました。

鍛え上げられた肉体で走り抜ける重本沙絵選手

写真:陸上のトレーニングをする重本選手

(撮影:鳥飼祥惠氏)

日本体育大学大学院に在学中の重本選手は、生まれつき肘から先を欠損しながらもハンドボール選手として活躍。大学2年生の時に陸上競技に転向し、リオデジャネイロ2016パラリンピック陸上競技女子400mでは銅メダルを獲得しました。

写真:陸上トラックで走る重本選手

(撮影:鳥飼祥惠氏)

練習風景の写真でひときわ印象的なのが、トラックを全力で駆け抜ける姿を収めた作品。重本選手の鍛え上げられた筋肉に目を奪われます。

写真:大学構内の廊下を笑顏で走る重本選手

(撮影:ハービー・山口氏)

一方、オフショットでは大学構内の廊下を笑顔でダッシュ。練習に臨む際の厳しい表情とは一変、無邪気な笑みを浮かべています。

「G9 PRO」「GX7 Mark III」「GF10/GF90」「TX2」などのLUMIX最新機種が並んだLUMIXブース。その一角に展示された2人のパラアスリートの華やかな笑顔、そして競技に向けられた真剣な眼差しを捉えた写真は、多くのカメラファンを惹きつけていました。

東京2020パラリンピックの開催まで、LUMIXはパラアスリートたちが夢に向かって進む姿を追い続けます。

マクドナルド山本恵理さん プロフィール

1983年生まれ、兵庫県神戸市出身。女子パラ・パワーリフティング選手。先天性の「二分脊椎症」で歩行が難しく、9歳のときに始めた水泳で後にコーチとなる恩師に「パラリンピックを目指したら」と言われトレーニングするが、高校3年生のときにけがをして断念。その後、大学、大学院で心理学を学びパラリンピック選手のメンタルトレーナーや通訳などのサポート役に従事。東京2020パラリンピックが決まったのを機に、留学先のカナダから日本に帰国後、仕事で行った体験会にて、パラ・パワーリフティングと出会い、スカウトを受ける。そこから、支える側と選手と両立しての挑戦を決意。「私の人生はパラリンピックが主なのです。人生の柱です」と語るように、今も日本財団パラリンピックサポートセンターの常勤職員として教育事業を担当している。

重本沙絵さん(旧姓 辻沙絵さん) プロフィール

1994年生まれ、北海道函館市出身。日本体育大学大学院博士前期課程陸上競技部パラアスリートブロック。生まれつき右ひじから先を欠損しながらも、ハンドボール選手として健常者に交じってプレーし、高校総体にも出場。スポーツ推薦にて日本体育大学に入学し、ハンドボール部に所属。大学2年生の夏にパラリンピック種目の転向打診があり、適性検査にて瞬発力が高く評価され、陸上競技を選択。2015年12月に本格的にパラリンピックでのメダルを目指すためにハンドボール部から陸上競技部(パラアスリートブロック)に転向。パラ陸上競技の日本記録を樹立。2016年にはリオデジャネイロ2016パラリンピック陸上競技女子400m(T47)で銅メダルを獲得。2017年に世界パラ陸上競技選手権大会ロンドン大会代表。200mでは自身の日本記録を更新。400mでは銅メダルを獲得。日本記録保持者(T47):100m(12秒86)、200m(26秒84)、400m(59秒28)

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