東京2020特集

東京2020オリンピックまで、あと2年!ビューティフルジャパンが出会ったアスリートたち

2018年07月24日

写真:綾瀬さんとアスリートの姿

東京2020オリンピックの開催まで、あと2年。ビューティフルジャパンは2014年から、東京2020オリンピックを目指して夢を追いかけるアスリートたちの姿を追ってきました。その中で見えてきたのは、アスリートたちの情熱の泉であり、挑戦へと駆り立てる原動力、頑張れる理由でした。今回は新しい映像とともに、アスリートたちの強さの源泉を振り返ります。

仲間・ライバル編─アスリートを強くする「人」の存在─

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長岡さん(写真左)と一緒じゃないと「真剣にヨットは乗れない」と話してくれた森七海さん(写真右)

若いアスリートの中には、ライバルや仲間の存在を、力に変えている人もいました。香川県で出会った女子セーリングのペアは、「もう部活辞めてやろうかな」と思うほど、ペアを組んだ当初はケンカが多かったそう。でも「負けたくない」と努力を重ね、互いの理解を深めた二人。「この人でなければ」という信頼感と、信頼感に裏付けられたチームワークで高校日本一を掴んだのです。

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「チームのメンバーで東京オリンピックに出たい」と話してくれた、トライアストンチームのメンバーたち

鳥取県のトライアスロンチームには、「どんなにつらくても、チームだと、みんなでがんばっていこうと盛り上げていける」と話してくれたアスリートもいました。「負けたくない」「みんながいるから」「この人だから」 そんな人の存在が、自分の限界を超える「あと一歩」の背中を押してくれるのかもしれません。

チーム・カルチャー編─名門・強豪チームに息づく「考え方」─

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地域での活動や選手の活躍記事をまとめた空手道場のスクラップブック

ビューティフルジャパンでは、名門・強豪チームも訪ねました。例えば、「町とともにありたい」と地域振興や若者育成にも取り組む愛知県の空手道場。初代の館長が電気や水道を引いたことで、地区のライフライン普及に大きな役割を果たしたそう。地域とのつながりは、人間力を養う上で大きな役割を担っているのかもしれません。

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「ハードワーク」と「リスペクト」がモットーの大学女子サッカー部

また、山口県の徳山大学女子サッカー部には、体育会系運動部に多くみられる上下関係はなく、誰もが「こうしよう」「こうしたい」と意見を言いやすい雰囲気がありました。それは、一人ひとりをリスペクトし、その人の主体性を大切にしているから。チームの誰もが「サッカーが楽しい」と話していたのが印象的でした。強豪・名門と呼ばれるチームには、強さの源泉と呼べるようなチーム・カルチャーがあることを感じました。

仲間と励む部活編─ユニークな指導で個性を伸ばす─

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山形市立第八中学校柔道部で取り入れられていた「食いトレ」。写真は地元食材を使った芋煮

東京2020オリンピック世代のアスリートと出会うため、中学校の部活も数多く訪ねています。山形県の山形市立第八中学校柔道部では、体を強くするため成長期に必要な栄養素をたくさん摂取して、バランスの良い筋肉と脂肪をつけていく「食いトレ」を、食育の一環として取り入れていました。学校教育の一環として行われている部活動ならではかもしれません。

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「仲間たちの想いをつなぐ感覚がある」と話す、高知中学校バレーボール部、八木渉太さん

高知県には、全員でつなぐ「雑草バレー」を得意とする中学男子バレーボール部がありました。「やっぱりレシーブで頑張るしかない」という監督と、「バレーはひとりでできないから、仲間たちの想いをつなぐ感覚がある。そこがいいですね」と語るキャプテン。バレーボールというチームスポーツでとても大切な意識を、この年代からしっかり教えていることに、頼もしさを覚えました。他にも、コンセプトや教えがユニークな部活が多く、それがアスリートたちの個性を伸ばしているようでした。

大切な人へ恩返し編─「あの人の思いに応えたい」を原動力に─

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「岩手のみんなに恩返しをしたい」というスポーツクライマー、伊藤ふたばさん

自分の記録だけでなく、周囲の人のために頑張りたいと話してくれたアスリートもいました。大切な人に褒めてもらいたい、尊敬する人に喜んでもらいたい、周囲の人に元気を与えたい。彼らの原動力は、周囲の人と交わす「思い」です。

岩手県のスポーツクライマー、伊藤ふたばさんは、専属のコーチを持たずに活動しているアスリート。練習環境をサポートしてくれる人やアドバイスをくれる人、自分が競技に打ち込める環境の「ありがたさ」を強く感じるからこそ、「岩手のみんなに恩返しをしたい」という強い思いが湧いてくるのだと感じました。

特定競技が盛んな地域編 ─その競技が盛んになった歴史を紐解く─

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母校の岐阜県立中津高校に展示されている公式服と。元ソウル五輪ウエイトリフティング日本代表の小栗和成先生

日本各地を訪ねる中で、特定の競技が盛んな地域もありました。例えば岐阜県。ウエイトリフティングに取り組む環境が整っています。これは岐阜県で国体開催が決まったとき、地元出身のオリンピアンを中心に「小学生が強くなれる環境」を作ったから。目の前の国体に向けたジュニア層の強化に留まらず、地域に根ざした地道な競技普及活動をしたことで「ウエイトリフティングの岐阜」を呼ばれるまでになっています。

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40年にわたって富山県氷見市のハンドボールを支えてきた姿豊晴さん

富山県の氷見市も「ハンドボールの聖地」と呼ばれる地域。ここにも地域を巻き込んで競技普及に力を注ぐキーマンがいました。このように地域に根ざした活動の結果、指導者や保護者に競技経験者が増え、良い指導者のもとで育成された選手は「もっと」と高い目標に挑戦する好循環が生まれます。アスリートたちが、どこで、どんな競技と出会うのか。その出会いは、世界を目指す上で大きなファクターになっているのかもしれません。

プロアスリート編─世界を目指すアスリートとしての思い

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「怖くてもやる」。競技への思いを語ってくれたBMXライダー、中井飛馬さん

すでにプロ選手として活動しているアスリートとの出会いもありました。新潟県で出会ったBMXライダーは「日本ではまだ知名度の低いBMXを、メジャーにしたい」と、東京2020オリンピックで活躍する姿をイメージしていました。

サーフィン、スケートボードといった、東京2020オリンピックから正式種目となる競技のアスリートには、オリンピック出場とともに、2020年をきっかけに「競技のすばらしさをもっと伝えたい」という、熱い思いがあるようでした。

いよいよ2年後に迫った、東京2020オリンピック。これからもビューティフルジャパンは、夢の舞台を目指して挑戦し続けるアスリートたちの姿を追っていきます。さぁ、東京!

TVCM

熱い思い、挑戦することの大切さ、夢を追うことの素晴らしさがここに。「さあ、東京!」

Youtube動画:TVCM「さあ、東京!」全国版/4K映像 再生する

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