クルマを海沿いに停めて、ちょっと休憩しましょう。外に出ると、爽やかな海風に秋の気配を感じることができます。先月までたくさんの人で賑わっていた海も静かになって、色も違ってきているように思えます。
ここでのBGMには、この曲はいかがでしょう。バッハ作曲の、「音楽の捧げ物」より六声のリチェルカーレです。実に穏やかなバロックの響きは、眼前に広がる静かな風景を一層引き立ててくれます。
この「音楽の捧げ物」は、バッハ晩年の傑作と言われています。作品番号が1079というのが、彼がいかに多くの作品を残しているかを物語っていますよね。「六声のリチェルカーレ」は、6つの楽器のために書かれているのですが、どの楽器を使うのかという指定がされていません。ですから、さまざまな編成で演奏されています。ここで紹介している音源は、弦楽六重奏になっています。
人気のある作品ですので、古今東西たくさんの録音があります。ここでは、ケーゲル指揮のライプツィヒ放送交響楽団の録音をおすすめしておきましょう。新鮮な解釈が楽しめる作品になっています。
秋の気配を感じながら、ドライブを続けましょう。