スメタナ 交響詩「わが祖国」より「モルダウ」

楽曲解説

スメタナ 交響詩「わが祖国」より「モルダウ」

暗くなってくると、一気に年末の雰囲気が出てきますね。住宅地での家屋のイルミネーションも良いですが、商業地域の華やかさには心踊るものがあります。その中で、ちょっと寂しさを感じるのもこんな風景の魅力です。 急速に歳末感が高まる風景のBGMには、この曲がぴったりです。スメタナ作曲の、交響詩「わが祖国」より「モルダウ」です。

華やかな風景を横目に心穏やかに新しい年を迎えようという時には、この雄大な曲調が最もふさわしいと思います。忙しなく行き交うクルマや人々。そんな中でも、この曲で落ち着いた気持ちで過ごしたいものですね。ゆったりと揺れるリズムに大きく流れるメロディには、ヒーリング効果もありそうです。

チェコを代表する作曲家であるスメタナの最高傑作にして、クラシック音楽の中でも突出した人気を誇る名曲です。チェコを流れるモルダウ河の雄大さを描写した曲なんですが、わかりやすい曲調が世界を魅了しているようです。

この「わが祖国」は、同じチェコのドヴォルザークの諸作同様に民族色の強い作品なので、チェコ・フィルなどの地元のオーケストラの演奏がオススメです。けれども、「モルダウ」は独特の民族的なリズムがないので、全世界のオーケストラに愛されています。日本のコンサートでも、人気のプログラムですもんね。

平成最後の年末年始を迎えます。来年は、どんな年号になっているんでしょうね。年が明けても、アクセルは控えめにドライブを楽しみましょう。