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Finance x Let's note

Special Interview

08

山口 和也さん

Kazuya Yamaguchi

今の時代を生き抜くビジネスパーソンにとって欠かせない「人材育成」。
今回は「Facilitate × Let's note」と題し、就職活動前の学生から企業研修まで対応した海外インターン「武者修行プログラム」を運営する株式会社旅武者の代表取締役であり、レッツノートユーザーでもある山口和也さんにお話を伺いました。

ビジネスに適した Windows 10 Pro。

Profile

米系医薬品&医療機器メーカーの会社で、日本人初の米国本社勤務、さらにBusiness DevelopmentシニアマネージャーとしてAsia Pacific & Japan地域において、事業アライアンスや製品上市戦略等を担当し、年間MVPを獲得するなど海外のマーケティング分野で活躍。その後、「日本からもっと海外に通用する人材を輩出したい!」という思いから、自身のグローバル経験を活かした海外ビジネス武者修行プログラム®を創業。同プログラムは、現在大学生向けアジア新興国インターン事業において実績No.1を獲得。2019年からは、企業向けの武者修行プログラムも開始している。

※2018年4月~2019年3月期間、斡旋を除く受け入れ人数実績(株式会社 旅武者調べ)

ビジネスの荷物はこの1台だけ。
全てを持ち出せるレッツノートの魅力。

目指すのは「自走」できる人材
「人生を生きたいように生きる力」を手に入れて欲しい。

取り組まれているお仕事についてお聞かせください。

「武者修行プログラム」という学生向けの海外インターン事業を運営しています。日本の大学生が3~4人のチームを組み、弊社がベトナムで経営する店舗で15日間にわたって新規事業を「企画」「提案」さらに「実行」まで行うリアルなビジネス体験プログラムです。
企業のインターンと異なるのは、「参加者の成長」を目的にしていること。企業は、「採用活動のための学生との接点づくり」として、ビジネスの良い面を見せることにフォーカスしていますが、それでは学生の成長を重視した就業機会とは言えないと考えています。

「武者修行プログラム」ではどのような力が身につきますか?

我々のゴールは、学生が「自分の定めた将来的なゴールに向けて、何が必要かを考え、自ら達成すること」ができる力、通称『自走式エンジン』を手に入れることです。
新規事業の立ち上げは、ビジネス未経験者には非常に難しい課題です。予期せぬ事態や、チーム内でのすれ違いなど、様々な困難に直面します。だからこそ自身の成長課題に向き合い、自己変革(変態)することができます。
専門的な知識を入れる前に、まずはこの「自己変革」と「全力でビジネスに取り組む経験」ができる機会提供が大切だと思っています。

このインターンを始めるきっかけは何でしたか?

以前にアジア太平洋地域で働いているとき、「アジアで日本の地位が急速におちてきている!」と感じたことです。日本人はグローバル環境において最弱なのではないかと感じました。
日本人は、異なる価値観の中から新しい案をチームとして創りだすという点において、バリューを発揮できていない状況が多いように感じます。つまり「多様性の理解と活用する力」が弱いのです。
だからこそ、「グローバル環境で存在感を発揮できる人材を日本からより多く輩出したい」「若いうちから広い視野を持って欲しい」と考え、このプロジェクトを企画しました。

「理論」だけでは理解に至らない。
ビジネスの本質は「体験」で伝える。

「自走式エンジン」を搭載させるために、具体的にどのような機会提供をすればよいでしょうか?

私は、「ビジネスの一回転」を体験させることだと考えています。実際に「自分で企画を考え、実行し、改良を重ね、お客様を喜ばせて、利益を出す」というビジネスのサイクルを体験することで、ビジネスを俯瞰して捉えることができ、それぞれの業種・職種が持つ本質的要素を知ることができます。
一般的な知識やイメージではなく、現場を知って初めて仕事の適正や目標が明確になり、自分の進みたい道が見えてきます。

なぜ「座学」ではなく「体験」にこだわるのでしょうか?

ビジネスの本質は実際に体験してみないとわからないからです。例えば、武者修行ではまず「顧客のニーズを探す」という課題を与えますが、マーケティングや市場調査について事前研修で知識を得ていても、実際に町へ出て調査を始めるとみんな苦労しています。
知識を得るだけでなく、実際に使って試行錯誤しなければ本当に力にはなりませんよね。
野球を例えにとると、本を読んで打撃理論を知っているのと、バッターボックスに立って実際に打てるかはまた別の話ということです。

ファシリテーターは「教師」ではない。
いかに答えを教えないで成長させるかを意識する

プログラムでは、学生をサポートする「ファシリテーター」が数名ついているそうですが、
どのような役割の方なのでしょうか?

ファシリテーターとは「自立を促す人」という意味で、学生たちのサポートをするビジネスのプロたちです。プログラムでは毎回、企画のフィードバックを行う「ビジネスファシリテーター」と、さらに人間関係の構築や、リーダーシップのコーチングを行う「チームビルディングファシリテーター」を必ずつけています。ビジネスノウハウと同時に「チームで円滑にビジネスを進めると、個人では成しえない大きな成果が出せる」ということを実感して欲しいからです。

ファシリテーターをするにあたって大切なことは何でしょうか?

「答え」を教えないことですね。答えを教えてしまうとそれを待つようになってしまい、自走できません。あくまでも問いかけやワークによって「考え方」や「自分の見つめ方」を伝えることに徹し、答えは学生が自らの気付きで出せるように導いています。

グローバルに活躍できるノートPC
国内外どこでもこれ1台

現在お使いのレッツノートについて教えてください。

購入のきっかけは、私と同じく経営者の弟が使っていたことです。私は、字の見やすい大画面が欲しくてシルバーのLXシリーズを選びました。最近、同じLXシリーズを新調したのですが、こちらのブルーの天板も気に入っています。

レッツノートのお気に入りポイントについて教えてください。

どこにいってもパフォーマンスが落ちないことですね。端子の少ない他社製のPCだとモニターやプロジェクターにつなげないみたいな事故があるんですけど、レッツノートはインターフェースが揃っているのでそれがないですよね。海外だけでなく、国内の大学や企業など本当にいろんな環境でプレゼンをさせていただいていますが、そういう場面でトラブルがないというのはありがたいです。

BEST LET'S NOTE

山口和也的
Best Let's noteポイント

「落としても動く、割れても動く
底の見えない耐久性」

シルバーのレッツノートは、ブルーの前に使っていた1台目なんですけど、実はまだ普通に使えます。本当に頑丈で。いつまでも使えてしまうので、天板やヒンジが傷んだ状態でも最近までずっと使い続けていました。
とにかく私の使い方はハードで、海外と日本の往復も多く、さらにプログラム中は屋外での作業が多いので、パソコンを落としてしまうこともしょっちゅうなんです……。それでも壊れずに私のワークスタイルについてきてくれるので嬉しいですね。

レッツノートは頼れる相棒で
すべてを詰め込んだ「四次元ポケット」。

山口さんにとって、レッツノートをひと言で表すと、どのような言葉になりますでしょうか?

…「四次元ポケット」ですかね。4歳の子どもがいるので影響を受けてしまっているかもしれません(笑)とにかく機能もデータも全てがこの中に入っている、頼れる相棒といった感じです。衣類を除けばビジネスの荷物はこのレッツノートだけで成り立ってしまっているので。

夢に向かって挑戦するビジネスパーソンに一言お願いします。

本気で夢を実現したいならば、一番大事なのは誠実さだと思います。自分も何度も壁がありましたが、皆が助けてくれました。私の会社では「いいBeing(在り方)の人を増やす。」というミッションを掲げています。良いBeingの定義は色々ありますが、1番大切なのは「他人にベクトルを向ける」こと。その一つに誠実さも含まれると思います。
例えばですが、自分のことばかり考てえいる「超自分ベクトルの人」と結婚したいですか?夫婦が上手くいくのは、自分が相手にベクトルを向けていて、相手も自分にベクトルを向けてくれているからだと思います。成功したいならぜひ「他人ベクトル」を試して見てください。不思議なことにだいたいその3倍くらいプラスが返って来ますから。

ビジネススキルを高める
山口和也流「自走式エンジン」搭載する教育術

01失敗や出会いを通して「角」を増やす

我々は、自走式エンジンのレベルを多角形で表現しています。はじめは最低限の角をもつ3角形だった人が、色々な人や経験を通して、壁にぶつかるたびに4角形、5角形と角が増え、正円に近付くほど、自らの人生を自身で回せるようになるという考え方です。
失敗もマイナスではなく、「角が増えた」と考えれば、すべての経験が成長への前向きな一歩になります。

経験が少ない状態→経験が増えた状態→経験が豊富になり自走できる状態

02グループワークから始まる武者修行式プログラム

武者修行プログラムでは、ビジネス経験の少ない学生が15日間でビジネスを1回転させます。それは、「考えたことを提案で終えずに、形にする」経験を詰めることと、ファシリテーターが内省を促すことで「自分の頭で考え行動する力」を身につけていくためです。
また、これらをチームで行うことも重要です。異なる考えを受け入れ、組み合わせることで新しいアイデアが生まれることや、人間関係のコンフリクト(衝突・不一致)の乗り越え方を学ぶことができます。

武者修行式新人育成フロー

03毎日の終わりに学びを反復「振り返りシート」

武者修行プロジェクトでは、毎日の終わりに「振り返りシート」を記入します。学生が自身の課題点や気付きを反復し、次にどう活かせばいいのかを考える時間です。そして振り返りにはもう一つ重要な役割があります。それはファシリテーターが学生の気持ちを把握すること。「どのような体験でモチベーションが上がったのか」や、「現在抱えている課題、悩み」などを知ることで個人ごとに適切な指導ができます。

振り返りシートの記入例

振り返りシートの記入例

① 日ごとの充実度
モチベーションが分かりやすく確認できます。例えば、伸びていた数値がある日下がったなら、新たな課題を抱えた可能性がありますし、逆に大きく上昇した日は適性を見抜くチャンスです。

②~⑤ 学びや課題の振り返り
質問の書き方は一例ですが、具体的に書きやすいように、聞き方も具体的にするように心がけましょう。
×「良かった点」「悪かった点」
◎「感銘を受けた瞬間」「覚えておきたいこと」

⑥ FT(ファシリテーター)記入欄
課題や悩みをもっていた場合、適宜アドバイスをします。ただし、ここでも答えではなく、できるだけヒントや考えるポイントを伝えることを心がけましょう。