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テレビがなくても使える!!新機軸BDレコーダーパナソニックおうちクラウドディーガDMR-4S201 多様な魅力を徹底チェック

2021年3月19日 安蔵 靖志  PHILE WEB

レコーダーなのにテレビなしでもOK! パナソニック「おうちクラウド4Kディーガ DMR-4S201」の魅力!

テレビを “テレビなしでも” 徹底的に楽しめる「おうちクラウド4Kディーガ」

テレビがリビングの主役だった時代に少年時代を過ごした筆者にとって、テレビは今でもやはり娯楽の王様であり、そこに寄り添うかけがえのない機器がレコーダーだ。最近のテレビには録画機能も付いているが、3番組を同時に録画したり、好きな俳優や芸人などの名前で自動録画したり、Ultra HD Blu-rayなどの4Kコンテンツを存分に楽しむのには、レコーダーが欠かせない。

特に最近では動画共有サービスのYouTubeのほか、NetflixやHulu、Amazonプライムビデオなどの動画配信サービスなども楽しめるほか、スマートフォンやタブレットを使って自宅内で視聴したり、録画番組を転送して出先で楽しむといった使い方もできるようになっている。リビングの大画面テレビだけでなく、自室でも、外出先でもコンテンツを存分に楽しめるのだ。新型コロナウイルス禍でステイホーム時間が延びた今だからこそ、よりその魅力は増しているのではないだろうか。

ということで、パナソニックのBDレコーダー「おうちクラウド4Kディーガ」シリーズの最新モデルの中から、今回はコンパクトタイプの「DMR-4S201」に注目して紹介したいと思う。

DMR-4S201

DMR-4S201

部屋に溶け込むデザインなので、置き場所を選ばない

DMR-4S201の魅力の一つがデザインだ。一般的なディーガシリーズは幅430mmのフルサイズだが、DMR-4S201は幅215mmのハーフサイズを採用している。既にテレビラックの中にフルサイズのレコーダーやAVアンプなどが鎮座している家庭ならフルサイズでもいいが、サイドボードなどの上にテレビを置いていて、テレビの下にレコーダーを置く場所がないといった場合には、このコンパクトサイズはかなりうれしい。

背面端子部

背面端子部

カラーも側面はホワイト、前面はアクリルパネルによるクリアな鏡面仕上げになっている。これまでのモデルはブラックで、いかにも “AV機器” 然としたたたずまいだったので、かなり優しい印象を受ける。最近のインテリアに多いと言われるユニットシェルフなどにも置けるので、断然インテリアに溶け込んでくれるだろう。

AVラック以外の場所に置いてもインテリアに馴染むデザイン

AVラック以外の場所に置いてもインテリアに馴染むデザイン

もう一つ注目したいのが、設置から初期設定を行い、使い始めるまで、テレビなしで行える点にある。

2019年発売までのDIGAシリーズも無料のスマートフォン向け「どこでもディーガ」アプリから録画予約から録画済み番組の視聴や転送、スマートフォンで撮影した写真や動画のDIGAへの転送など様々なことを行うことができた。しかし初期設定はHDMIケーブル経由で接続するテレビやディスプレイが必要だった。

2020年発売の最新モデル「4Kおうちクラウドディーガ」は、箱から出したばかりの状態からスマートフォンアプリとペアリングを行うことで、テレビなしで初期設定から運用開始まで行えるようになったのだ。

スマホだけで初期設定を完了できる。アプリからの録画予約やリモート視聴を駆使すればテレビに繋がずともディーガを利用できる

スマホだけで初期設定を完了できる。アプリからの録画予約やリモート視聴を駆使すればテレビに繋がずともディーガを利用できる

リビングの中心にあるテレビ台の上に大画面テレビが鎮座している家庭では、ケーブルで接続してテレビ台にレコーダーを収納すればいいので、それほど意味のある機能ではないかもしれない。しかしスマートフォンやタブレットで使えるテレビチューナー兼録画番組サーバー的に使いたい人には、これまでにない画期的な特徴ではないかと思う。

テレビなしで設置設定から普段の録画・視聴まで可能に

最新モデルのDMR-4S201は、新たにBluetooth通信機能を搭載したのが従来モデルとの大きな違いの一つになっている。

スマートフォンで「どこでもディーガ」アプリを起動し、設定メニューから「スマホで設置設定」メニューを開く。電源ケーブルとアンテナ線をつないだDMR-4S201を起動すると、自動的にDMR-4S201を認識する。DIGA本体に表示された登録番号をスマホアプリに入力すると機器登録が完了する。ネットワーク設定や受信チャンネル設定などを進めれば、設置設定は終了だ。

アプリの案内に沿っていけばかんたんに初期設定が完了

アプリの案内に沿っていけばかんたんに初期設定が完了

使い慣れたスマートフォンで設置設定を進められるのは、リモコンよりも手軽でいい。テレビの画面の前にいなくても進捗状況を確認できるため、 “ながら設定” ができるのもうれしい。

スマートフォンアプリのいいところは “サクサク感” だろう。どこでもディーガアプリから番組表メニューを開くと、軽快な操作感でスクロールしながら番組を探せる。好きな俳優や芸人の名前、番組名などを話すだけで検索できる音声検索機能も便利だ。一覧性はテレビ画面に表示するのに比べて低いものの、日時をスクロールしていく速さはかなり快適に感じる。

もちろんテレビ接続時の使い勝手も快適。番組表の表示領域が拡大したことに加えてUIのスクロール速度も高速化するなど改善が図られている

録画予約時には録画先(内蔵HDDか外付けHDDか)や録画モード、毎週録画の有無のほか、番組持ち出しの有無や画質設定もできる。外出時に番組を持ち出して見たい場合や、ネットワーク環境の悪い部屋で安定した画質で見たい場合などには、番組持ち出しを活用するといい。

ディーガに録画したテレビ番組をスマホで持ち出して外出先などで楽しむことができる

ディーガに録画したテレビ番組をスマホで持ち出して外出先などで楽しむことができる

画質は150kbps(180p)から3.5Mbps(720p)まで幅広く用意しており、スマートフォンやタブレットのストレージ容量や見たい画質に合わせて選べる。DIGAシリーズのエンコーダーはかなり高画質なので650kbps程度でも十分だが、より高画質で見たいのであれば1.5Mbpsか3.5Mbpsを選ぶといいだろう。

録画番組メニューを開くとDIGAで録画した番組を一覧表示し、見たい番組をアプリ内で視聴したり、テレビで再生したりできる。番組名の右側にある「↓」ボタンをタップすると、アプリ内に番組を持ち出すこともできる。外出先や出張先で録画番組を楽しみたいという人には、ぜひ体験してほしい機能だ。

Bluetooth搭載によってスマートフォン連携がさらに便利に

DMR-4S201はテレビに接続せずにスマートフォンアプリだけで設置設定から普段の活用までできるようになっただけでなく、さらに便利な「ただいま転送」機能も搭載した。

これは、外出先から帰宅してスマートフォンがレコーダーを検出すると、自動でスマートフォンで撮影した写真をDIGAに一括保存したり、持ち出し予約をした録画番組や音楽を持ち出せるというもの。「録画番組は基本的に通勤電車で楽しみたい」という人には、かなり便利な機能だろう。

スマホで撮った写真をディーガに自動バックアップしたり、ディーガで録画した番組を自動でスマホに移すことが可能。後述する「ペアリング期間の自動更新」も行える

スマホで撮った写真をディーガに自動バックアップしたり、ディーガで録画した番組を自動でスマホに移すことが可能。後述する「ペアリング期間の自動更新」も行える

もう一つ、これはいい! と思ったのが「ペアリング期間の自動更新」機能だ。

どこでもディーガアプリを使うと、DIGAに録画した番組や放送中の番組を、外出先から視聴することができる。録画番組を安定した画質で視聴するには番組持ち出しが最もおすすめだが、出張中に録画された番組や放送中の番組の場合は当然持ち出しができないので、どこでもディーガアプリが役立つ。

しかしリモート視聴機能は、規定によって機器とアプリとのペアリング期間が最長3ヶ月と決まっており、期限までに更新する必要がある。そのため、「あの番組を今見たい!」と思ってどこでもディーガアプリを開いてみると、しばらく更新していなかったため視聴できない……ということが生じてしまう場合があるのだ。

DMR-4S201の新機能は、どこでもディーガアプリが自動的にDIGAと通信してペアリング期間を更新してくれるので、不意の出張などでも安心して外出先から番組を見られるようになるというのがうれしい。出張が多い人、外出先でスポーツの試合などをリアルタイムで見たいという人は、これはかなり役立つ機能なのではないだろうか。

スマートフォン視聴とホームシアター視聴の併用も楽しい!

DMR-4S201は “テレビレス” で録画番組を存分に楽しめるレコーダーなので、「部屋にテレビがない」という家庭にもおすすめだ。

とはいえ、新型コロナウイルス禍でステイホーム時間が延びている今の状況で、スマートフォンやタブレットだけで録画番組を視聴するのはちょっともったいない……と思うのは筆者が元 “テレビっ子” だからだろうか。

本体色にあわせてリモコンもホワイト

本体色にあわせてリモコンもホワイト

大きくてインテリアにも溶け込みにくいテレビを部屋に置きたくないという人は若年層を中心に増えているようだ。しかしそんな中で、ステイホーム時間のエンタメライフを充実させるアイテムとして「ホームシアタープロジェクター」も注目を集めている。

そこでスマートフォンだけでなく、パナソニックの「インテリアシアター TH-100FP1」とDMR-4S201を接続して「大画面シアターライフ」も体験してみることにした。

プロジェクターとHDMIケーブルで接続して組み合わせたホームシアタースタイルもスタイリッシュに構築できる

プロジェクターとHDMIケーブルで接続して組み合わせたホームシアタースタイルもスタイリッシュに構築できる

TH-100FP1は超短焦点ホームシアタープロジェクターで、わずか17cmの投写距離(本体からスクリーンまでの距離)で60インチの画面に投写できる。28cm離せば、80インチもの大画面で楽しむことができる。

普段は何もない壁だが、インテリアシアターを起動するとスクリーンになる。薄型テレビではなかなか実現できない大画面で録画番組や動画コンテンツなどを視聴できるのは、なかなか楽しい。DMR-4S201だけでもテレビライフがガラリと変わるが、ホームシアターも導入すると、さらにステイホーム生活が充実するのではないだろうか。

• 製品の定格およびデザインは改善等のため予告なく変更する場合があります。