人生100年時代、エイジレスに働き「幸せなセカンドライフ」を送るためには?

人生100年時代、エイジレスに働き

健康寿命が世界一の“長寿社会”を迎えると言われている日本。「人生100年時代」、セカンドライフのあり方が変化しつつあります。60歳で定年を迎え、“余生”として趣味に興じ、孫の成長を見守るというような“年金ライフ”から、定年後も仕事を続け、社会に貢献することにやりがいを見出している人たちが増えてきているのです。

栃木県足利市で花屋を営む小林和雄さん・礼子さんご夫婦も、ともに66歳になる今も現役で働き続けています。

ほとんど休みなく働き、38年間夫婦で営んできた花屋「あしかがかえん」

足利市駅から渡良瀬川を渡って10分ほど歩いたところにある「あしかがかえん」。1980年の創業から約38年間、小林和雄さん・礼子さんが夫婦二人三脚で営んできた花屋です。

ほとんど休みなく働き、38年間夫婦で営んできた花屋「あしかがかえん」

和雄さんと礼子さんはともに25歳の頃に結婚。当時、礼子さんが華道の稽古をしていて花が身近にあり、和雄さんの仕事のパートナーに花屋を勧められたことをきっかけに、長女が生まれた28歳の時、資本金100万円で「あしかがかえん」を開業します。

「創業から十数年は朝から晩まで365日働きましたね。ちょうどバブルが重なって、店は3〜4年で軌道に乗り、大忙しでした」(和雄さん)

あしかがえんで働く和雄さん

忙しい時は、明け方7時まで働いて、2時間寝て、朝9時には出勤することも。結婚式を中心に、1日5会場10件ほど装飾を行なっていたそう。社員も10人以上雇い、和雄さんは現場を仕切り、礼子さんは経理を中心に担い、夫婦ふたりで経営してきました。

「これまで、地域の人たちをはじめ、いろんな人たちと出会って、たくさん助けられてきました。一番助けてくれたのは、母ちゃんだけどね。本当に感謝しています」(和雄さん)

和雄さんと礼子さんが談笑する様子

「娘と息子を両親に預けて、朝から晩まで休みなく働いて、正直やめたいと思うこともありましたよ。でも、お父さんが一切弱音を吐かずに働いていましたから。私もやめるわけにはいかないんです」(礼子さん)

60歳を過ぎても仕事を続ける理由とは?変化するセカンドライフの幸せ

和雄さんと礼子さんは、66歳になる現在も、アルバイトを含め6人を雇い、店舗の運営と葬儀の生花装飾を中心に、仕事を続けています。

取材に訪れた日も、仏花ほか日常に寄り添うものから、花束など贈り物、胡蝶蘭などのお祝い、冠婚葬祭まで、街の人たちが絶えず訪れていました。顔なじみの人たちが多く、他愛もない会話が交わされます。

「花屋の仕事を通して、お客さんの笑顔が見られるのは嬉しいね」

60歳を過ぎても仕事を続ける理由とは?変化するセカンドライフの幸せ

仕事は「苦」ではなく、お客さんの役に立てることで、やりがいや喜びを感じるという和雄さん。自営業に定年はないと言えど、仕事をやめてセカンドライフを楽しむという選択肢はなかったのでしょうか。

「これまでたくさん働いてきたので、60歳になる頃にやめることも考えたんですが、やっぱり花を求めてくれるお客さんや雇っている社員がいるので、やめられないですよ。それに、孫も生まれて、好きなものを買ってあげたいじゃないですか」(和雄さん)

和雄さんは現在、朝8時〜16時までと働くペースを落として、休みも増やし、近所で暮らす2歳の孫と遊んだり、高校時代の同級生とフォークバンドを組んだり。礼子さんとふたりで都内のレストランへ“デート”へ繰り出すこともあると言います。

「孫と遊んだり、趣味を楽しんだりするにも、ある程度お金がいりますからね。ようやく子どもたちも自立して、ローンも借金もなく、自分たちの好きなことにお金が使えます。でもそれは、60歳を過ぎた今も働いているからこそだと思いますね」

和雄さんは、働き稼ぎながら、孫と触れ合い、趣味を楽しみ、礼子さんとの時間も大切にするセカンドライフに幸せを感じていると言います。

取材に応じる和雄さんと礼子さん

和雄さんのバンド仲間も66歳になる現在もみな、働き続けながら、それぞれの趣味や家族と過ごす時間を楽しんでいるそう。

「退職後にトマト農園を始めた友人もいますよ。仕事をやめたら暇になるから、生活や趣味に必要なお金のために、それぞれ理由があるんでしょうけど、私の周りは定年後も働き続けている人たちが多いですね」

60歳を超えて働き続けるためには、体力と健康維持が鍵になる

平成29年度版「高齢社会白書」によれば、現在仕事をしている高齢者の約4割が「働けるうちはいつまでも働きたい」と回答。70歳以上の回答と合計すれば、約8割が高齢期にも働く意欲を持っていると言います。

その一方、65歳以上の高齢者の約25%は働きたいと思っていても「本人の健康」を理由に断念している※1という現状もあります。

※1:浦川 邦夫「高齢者の就業意欲と実際の就業形態との格差」(2013)より

現在働いていないかつ就職を希望する高齢者は47万人以上いる※2と言われる一方、財務局調査によれば、人手不足感があると回答した企業は全体の63.2%※3
60歳以上のシニアが働くことは、日本で深刻化する労働不足の解消にもつながるのです。

※2:内閣府「人手不足感の高まりについて(2018)」より
※3:財務省「財務局調査による「人手不足の現状及びその対応策」について」(2017)

60歳を超えて働き続けるためには、体力と健康維持が鍵になる

若い頃から花屋という力仕事で鍛え、体力には自信があるという和雄さんも、65歳を迎えた頃、腰を痛めた経験があるそう。杖をついて生活し、自宅にマッサージチェアを導入。人の手によるマッサージにも通って、腰痛を癒したと言います。

仕事をやめる時期は特に決めておらず、外的な要因や自分の体力と健康が続くまでは働くつもりだという和雄さん。礼子さんもやめるタイミングは和雄さんと一緒だと言います。

「働き続ける体力と健康を維持していくためには、家電の力を借りる必要もあるかもしれないね」(和雄さん)

エイジレスに働き、“幸せなセカンドライフ”を送るためにできること

和雄さんのように、定年後もやりがいのある仕事で稼いで、家族や友人との交流や自分の趣味も楽しむ“幸せなセカンドライフ”を送るためは、シニアになる前から、健康と体力維持を意識しておくことが大事。

とは言っても、デスクワークが中心で普段の仕事で足腰を鍛えることが難しい。でも、日々の仕事が忙しく、ジムに通うのも面倒だし、自主的な筋トレもなかなか続かない。そんな方におすすめなのが、最新の家電を使って、日常生活の中で、筋トレを行うこと!

たとえば、座ってできる体幹トレーニング「コアトレチェア」

1日15分座るだけで、腹筋や背筋、下腹、骨盤底筋や内ももなど、体の幹となる9つの筋肉を効果的に鍛えることができます。

6つの選べるコースがあり、鍛えるだけでなく、腰や骨盤周りを伸ばすストレッチも可能。テレビを観ながら、音楽を聴きながら、家族とおしゃべりをしながらでも、座るだけで、インナーマッスルを効果的に鍛えることができるのです!

ひざ周りの筋肉が衰えると、歩く時にひざへ大きな負担がかかってしまいます。散歩が好き、あるいは散歩なら続けられそうだという人には、歩きながらひざの筋肉を鍛えることができるこちらがおすすめ。装着するだけで、いつもの散歩が筋トレに。ひざ周りの筋肉をバランスよく鍛えて、脚力を取り戻すことができます

「人生100年時代」のセカンドライフを迎える前に、仕事や日常生活のなかで、ジムやランニングや散歩で、あるいは、家電を使ったトレーニングで、体を鍛えて、要介護にならない健康寿命を伸ばしていきましょう。