アイロンかけのコツ -アイテム別お手入れ方法-
●使用シーン写真の商品は2017年発売NI-WL704です。
シワを伸ばす ワイシャツのかけ方
「面積の小さいところから大きいところへ」順番にかける
まずは手のひらで軽く形を整えてからアイロンかけをスタート。
「ソデ・ソデぐち」→「肩」→「右前身ごろ」→「背中(後ろ身ごろ)」→「左前身ごろ」→「エリ」の順番であてます。「エリ」「前立て」「カフス」など、目立つところは念入りにアイロンをかけましょう。


脇の縫い目を基準にソデ山に向かってかける。

内側にアイロンをすべり込ませ、端までかけて、最後は中央に戻してたるみを逃がす。

アイロン台の先端を使って、肩の部分をかける。

右前身ごろをかける。ボタンとボタンの聞にアイロンを差し込むように。

ベース面全体を使ってスイスイかける。

左前身ごろをかける。前立ては空いた手で縫い目を引っ張りながら。

空いた手で引っ張りながら、両端から中央に向ってかけ、熱いうちに形を整えておく。

がんこなシワには「マイクロスプレー」
綿や麻の衣類に。繊維の表面に効果を発揮しやすい細かい水粒子スプレーがシワにビシッとかかります。霧吹き代わりに便利です。
後ろに動かしてもシワがつきにくい
Wヘッドで左右対称の形。後ろに動かしてもシワがつきにくく、持ち替えずにスイスイかけられます。

広いところも狭いところもすばやく
[ワイドベース]
かけ面が大きくなった※1ワイドベースでスピーディに!
[スリムヘッド]
先端の細いヘッドが狭いボタンまわりにラクラク入り込む!

シワを伸ばす ハンカチのかけ方
糸がのびない方向(タテ糸)と平行にアイロンをすべらせる
ハンカチは、かけやすい真ん中からかけると、正方形がゆがんでしまいがちに。キレイな正方形に仕上げるには、まずアイロンをかける前に、糸がのびない方向(タテ糸)を確かめましょう。


ハンカチを引っぱり、糸がのびない方向(タテ糸)を確かめる。

糸がのびない方向に対して、平行にアイロンをかける。
シルエットを整える パンツのかけ方
全体にスチームを浸透させた後、あて布で包んだアイロンで押す
「スチームの浮かしがけ」で全体にシワをのばした後、「すそ」→「折り目」→「胴回り」の順に「押さえがけ」。あて布を衣類の上に置くのではなく、アイロンをあて布で包むことで、折り目をつけたい部分が見えやすくなります。


浮かしがけでスチームを浸透させる。熱いうちに繊維を引っ張りシワをとる。

表と裏の縫い目を合わせ、すそがずれないように押さえがけ。

押さえがけで、折り目をつける。

アイロン台の先端を使い、胴回りを押さえがけする。
シルエットを整える プリーツスカートのかけ方
アイロン台にスカートをはかせてプリーツを整えながら押さえがけ
筒状のスカートは、アイロン台にはかせて。スカートを回してずらしながらアイロンをかけていくと作業がラク。プリーツを手で整えながら、アイロンで押さえがけします。


プリーツを整え、すそをアイロンで押さえる。

ウエスト部分を少し引っ張りながら、ウエストに向かってかける。
プリーツの折り目をしっかりつける
通常の約4倍増量※2した「ハイパワースチーム」で厚手のスカートも、プリーツをキレイに整えます。


シルエットを整える ブラウスのかけ方
スチームの浮かしがけでシワをのばして、ふんわり仕上げ
やわらかいシルエットのブラウスは、ハンガーに吊るしたままで。スチームを全体にかけて、シワをのばします。


シワが気になる部分にスチームを浸透させる。
熱いうちに、繊維を引っ張りながらシワをのばして整える。
\こちらもチェック/
ギャザースカートやふんわりシルエットのブラウスのケアには、衣類スチーマーもおすすめ
風合いをもどす ニットのかけ方
のびたソデぐちはスチームで毛を起こし、手で形を整える
形くずれやたたみシワが気になるニットも、スチームの浮かしがけでリフレッシュ。毛を起こしてふっくらさせるには、のびた部分にスチームを浸透させて蒸らし、手で形を整えます。



のびたソデぐちもスチームで元通りに
ニットにおすすめの「ハイパワーショット」。1ショットで通常の20倍量※3のスチームが出ます。
●写真はハイパワーショット時。スチーム写真はイメージです。室温が暖かい場合、スチーム/ショットの蒸気が見えにくくなります。
風合いをもどす ジャケットのかけ方
ハンガーに吊るしたままスチームでサッとお手入れ
シワに気づいたとき、ハンガーに吊るしたまま「スチームで浮かしがけ」すると、サッとお手入れできて便利。ニオイが気になるとき、洗えるスーツを干した後の仕上げにもおすすめです。


背中や、ソデのひじの内側の部分など、シワが気になる部分に浮かしがけでスチームを浸透させる。
繊維を引っ張りながら、シワを伸ばして整える。

タバコなど、衣類についたニオイが気になるときは全体にスチームで浮かしがけを。熱と蒸気の勢いで繊維についたニオイの粒子を除去。タバコや汗のニオイ・飲食臭を脱臭※4できます。
\こちらもチェック/
立体仕上げには、衣類スチーマーもおすすめ
風合いをもどす ネクタイのかけ方
縁にシワをつけないようにスチームで浮かしがけを
くたびれてしまったネクタイを復活させるには、スチームが役立ちます。アイロンで押しつけると、縁にシワがつくため、スチームで浮かしがけを。縁をふっくら仕上げましょう。


裏側からかけ、結びジワやたるみを整える。

丸めた新聞紙を通す。

シワをけすように、スチームで浮かしがけをする。
こんなものもスチームでケア

ファー小物
寝てしまった毛並みがスチームでよみがえる。

カーペット
凹みにスチームを当て固めのブラシで整える。

カーテン
吊るしたまま当てて、シワやニオイ対策に。

スリッパ
スチームで毛を起こし触り心地よく仕上げる。
おすすめ商品
WLシリーズ
Wヘッドベースでアイロンかけをラクに、キレイに。
お出かけ前、帰宅後のサッとケアには、衣類スチーマー
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アイロン・衣類スチーマーの違い・選び方
アイロンと衣類スチーマーの違いや、それぞれの得意なアイテムをご紹介
※1 当社2013年発売NI-WL702・WL602・WL502・WL402(ベース面積約156 cm²)と当社2019年発売NI-WL705・WL605・WL505・WL405(ベース面積約170 cm²)との比較。
※2 当社2019年発売NI-WL705・WL605・WL505の通常スチーム約3g/分、ハイパワースチーム最大約13g/分(11~13g/分)。
※3 当社2019年発売NI-WL705・WL605・WL505・WL405の1ショットのスチーム量(0.5秒:0.53 g)と通常スチームのスチーム量(0.5秒:0.025 g)の比較。
※4 タバコ臭・飲食臭について(当社調べ)[試験方法]ニオイをつけた(タバコ臭:約30 Lの試験容器内で、タバコ臭を約16分間付着。飲食臭:約90 Lの試験容器内で、魚、肉を焼いたニオイを約10分間付着。)綿の生地に約10秒間スチームをあて、脱臭効果を6段階臭気強度法にて評価。[試験対象]衣類に付着したタバコ臭・調理臭[試験結果]タバコ臭:臭気強度 1.2以上低下。飲食臭:臭気強度 1.5以上低下。●脱臭はショット使用時のみ。●脱臭効果の感じ方には個人差があります。●臭気効果は、周囲環境(温度・湿度)、スチームをあてる時間、臭気・繊維の種類によって異なります。