【除湿機をサイズで選ぶ】 大容量のパワフルモデルから、一人暮らしにもおすすめのコンパクトモデルまで


除湿機のサイズは、除湿能力や方式の違いによって変わる!
パナソニックの衣類乾燥除湿機は、大きく分けて2つのサイズに分かれます。
たくさんの洗濯物をしっかり乾かせる
4人以上のファミリー向け大容量モデル

洗濯物の量が多くはない家庭や、一人暮らしにもおすすめなコンパクト・軽量モデル

除湿機本体の大きさ、除湿機を使いたいお部屋の広さ、タンク容量など、さまざまな「サイズ」に着目して、あなたのライフスタイルに合った除湿機を選ぶポイントを解説します。
除湿機本体の大きさから、使い方を考える
高さが低いコンパクトモデルなら、洗濯物を省スペースで乾かしやすい


背の低いモデルなら、洗濯物の真下のスペースを活かして、省スペースで洗濯物を乾かせます。洗濯物の湿気は、重力の影響で下に向かって移動していくので、下から風を送ることで、より効率的に乾かせるというメリットも。
パナソニックのコンパクトモデル2機種と、その他のモデルの本体高さを比較


真下から乾かすと、設置スペースもコンパクト
洗濯物を乾かすときは、除湿機本体の設置面積だけでなく、洗濯物を吊るすラックやハンガーの設置面積も考慮する必要があります。パナソニックのコンパクトモデルは、本体の設置面積はもちろん、真下から乾かすことで、洗濯物を乾かすときもコンパクトに、さらにすっきり省スペースで運転できます。
F-YHVX120の例

F-YHVX90の例

コンパクトモデル2機種の設置面積を、A3サイズ、A4サイズと比較!


5機種の「厚さ(高さ、幅、奥行のうち最も長さが短い辺)」を比較


使い方を想像しながら、重さをチェック
除湿能力や、除湿の方式によって、除湿機本体の重さは変わります。一般的に、除湿能力が高いほど、本体の大きさも大きくなる傾向があります。特に、ハイブリッド方式は1台に2つの方式を搭載しているため、重さは重くなります。
たくさん洗濯物を乾かすために使う場合は、重さより除湿能力を優先!
たくさんの洗濯物をしっかり乾かしたい場合には、「ハイブリッド方式」がおすすめです。除湿能力も、洗濯物の量やお部屋の広さより少し大きめのものを選ぶとよいでしょう。
特に、いつも同じ場所で部屋干しをするなど、大きな移動を重視しない場合は、重さよりも除湿能力を優先して選びましょう。

比較的重いモデルでも、底面にキャスターがついているものは、移動がしやすく便利に使えます。

軽量6kgモデル(デシカント方式)なら、色々な場所に持ち運んで除湿できる


クローゼットの前や、浴室・脱衣所まわりなど、おうちの中のさまざまな場所に置いて除湿したい場合、軽量サイズのコンパクトなモデルがおすすめです。特に、「1階の下駄箱でも2階の寝室でも使いたい」といったように階をまたいで使用したい場合は、重さの軽いものを選ぶのがおすすめです。
リビング・お部屋の除湿

玄関・下駄箱まわりの除湿

お風呂・脱衣所まわりの除湿

クローゼット・押入れまわりの除湿

電源コードの長さも、要チェック
見落としがちだけど、意外と大切なのはコードの長さ。浴室の前など、コンセントがすぐ近くにはないような場所で使いたいときも余裕をもって設置可能です。パナソニックは全機種共通でコード長 約2.1mです。
F-YHVX200、F-YHVX120は、長いコードをバンドでまとめて固定可能です。


F-YZVXJ60は、コードをすっきりしまえます。


「お部屋の広さ」、「洗濯物の多さ」からも除湿能力を見極められます
部屋干し用なら「洗濯物の量」を、お部屋の除湿用なら「畳数」をチェック
「除湿能力」は、除湿機選びの基本。能力の大きさの違いは、乾燥スピードや、本体のサイズなど、さまざまなポイントに影響します。初めに確認しておきたいのは、除湿したいお部屋の広さ(畳数)です。部屋干しの洗濯物を乾かすために使いたい場合は、1回で乾かしたい洗濯物の量や、家族の構成や人数を参考にします。
例)パナソニック製品 F-YHVX120の場合


部屋の大きさより除湿能力が高いものを選ぶと快適に除湿効果を実感できます。能力の小さい除湿機を大きい部屋で使うと、パワーに物足りなさを感じることも。逆に、使い方に対して能力の大きすぎる機種を選ぶと、必要以上に場所をとったり、初期費用やランニングコストがかさむ原因にもなるので注意が必要です。


基本的には、除湿能力の高いものほど洗濯物を乾かすスピードは早くなります。除湿能力の低いモデルにも、ワイドな送風幅や、洗濯物を揺らして風をまんべんなく吹き届けるルーバーの工夫など、さまざまな機能が搭載されており、すばやく洗濯物を乾かせます。
タンク容量は、大きいと安心。小さいものは、水を捨てやすくて便利
タンクの容量は、除湿能力や洗濯物の量の目安に深く関係します
除湿能力の高いモデルは、それだけ水が貯まるのも早いため、タンクの容量も大きくなっていることが多いです。大容量のタンクがあれば、多くの洗濯物を干すときや、湿度が高いときでも、比較的長く運転できます。容量に余裕があれば、こまめに水を捨てる手間も減らせます。
しかし、タンクの容量が大きくなればなるほど満水時には重たくなるので、水を捨てるときの持ち運びが負担に。女性やお年寄りなど、力に自信のない人が使用する場合は、小さめのタンクもおすすめです。
その他の選び方ポイント
●衣類乾燥除湿機にはお部屋を冷やす機能はありません。むしろ運転中は熱を発生しますので温度が上がります。
●実使用空間での実証効果ではありません。実際の効果は、周囲環境 (温度・湿度)、運転時間、衣類の素材、形状などによって異なります。
※1:当社基準に基づく。室温20℃、湿度70%、部屋の広さ6畳相当の場合。
※2:JEMA(日本電機工業会)規格に基づいた数値。
※3:除湿・強モード時。室温27℃、相対湿度60%を維持したときの1日あたりの除湿量。
※4:衣類乾燥・速乾モード時。室温20℃、相対湿度60%を維持したときの1日あたりの除湿量。