おつまみにも?デザートにも?広がるお米の新世界

監修:若山 曜子
ライター:UP LIFE編集部
2019年10月11日 食・レシピ

和食のイメージが強いごはんですが、海外にもいろいろなお米料理があります。日本でもおなじみのリゾットやピラフといった洋食メニューから、あまり知られていないごはんを使ったスイーツまで!大のごはん好きであり、フランスへの料理留学などさまざまな食文化に接してきた人気料理研究家の若山曜子さんが、海外のお米料理からインスパイアされたさまざまな食感の創作ごはんを考案。ごはんの新しい世界が広がる、手軽でおいしい世界のお米レシピを教えてくれました。

ごはんが真ん中、ごはんがごちそう。

ごはん、大好きです。フランスに住んでいたときは炊飯器も電子レンジもなかったので、お鍋でお米を炊いていました。残ったごはんは蒸して温めなおし、お鍋にこびりついたおこげは、スープと野菜を加えてポタージュにし、最後まで食べきっていました。今もかためのごはんが余ったときはリゾット用、やわらかめはお雑炊に…と、炊けたごはんの状態に合わせてメニューを考えることもよくあります。私にとってごはんは、常に真ん中にあるもの。炊きたてのごはんそのものがごちそうだと思います。

和食だけじゃもったいない!知られざるお米のポテンシャル。

炊きたての白いごはんに、お味噌汁と焼き魚…大好きな和食メニューですが、世界に目を向けると、お米にはいろいろな食べ方があります。リゾットのようにさまざまな味付けをするものもあれば、パエリアのようにボリュームのある一品もある。逆にバターライスのように付け合わせとしてメインディッシュに添えられることも。デザートとしても食べられています。お米は味にクセがなく、水分をたっぷり吸収し、どんな味付けにもできますからアイディア次第でいろいろな楽しみ方ができると思います。

おいしさの決め手は“食感”にあり!

だけど、難しいのが料理によって求められるごはんの食感が異なるところ。粒全体のハリを抑えたしっとりやわらかごはん、粘りと弾力の強いもちもちごはん、ハリが強くて粒感のあるしゃっきりごはん、歯ごたえのあるパラっとかためのごはん…など、ごはんの食感が料理のおいしさを引き出す重要なポイントになります。
ここでは4つの食感にぴったりのレシピをご紹介します。

やわらかごはん:長いもとれんこんのミントミモレットごはん

とろりと溶けたチーズにミントが香る、イタリアンテイストのひと皿です。れんこんや長いものシャキシャキ感をいかすために、ごはんはあえてやわらかく炊き上げるのがポイント。そうすることで食感のコントラストがより楽しめます。オムレツやソーセージなどのタンパク質を添えれば、しっかりとしたワンプレートに。軽く握って生ハムで巻けば、お酒のおつまみに早変わり!ひとつのレシピでいろいろなアレンジが楽しめます。

※やわらかコースで炊飯

写真:長いもとれんこんのミントミモレットごはん

しゃっきりごはん:なすとひき肉のムサカ風ごはん

ギリシャやトルコで食べられる伝統的なオーブン料理「ムサカ」を、スパイスをきかせた炊き込みごはんにアレンジしました。野菜から水分が出るので、全体の食感が重くならないよう、ごはんはしっかり粒感を残してしゃっきり炊き上げるのがおすすめです。加熱されたバジルが、ひき肉のだしが染みたごはん、野菜、とろりと溶けたチーズとの組み合わせに一体感を与えてくれます。

※しゃっきりコースで炊飯

写真:なすとひき肉のムサカ風ごはん

かためごはん:鯛のサフランレモンライス

スペイン料理のパエリアを、お魚をメインにした洋風炊き込みごはんにアレンジしました。このメニューには、歯ごたえのあるかためのごはんがピッタリ。主張のあるお米の食感が洋風の味付けによく合い、具沢山でもあっさりいただけます。焼いた鯛をじっくり加熱することで、皮と身の間のゼラチン質がうなぎの皮のようなねっとりとした食感になります。お好みでレモンの皮とディルを増量すれば、よりさわやかな味わいに。

※かためコースで炊飯

写真:鯛のサフランレモンライス

もちもちおこわ:カオニャオマムアン

タイ語で“カオニャオ”はもち米、“マムアン”がマンゴーのこと。ココナッツ味のごはんにマンゴーを添えた、タイではポピュラーなデザートです。おいしさのポイントは、弾力のあるもっちりとしたおこわに炊き上げること。上には揚げた緑豆をかけるのが一般的ですが、ここは市販のバターピーナッツなどでお手軽に。甘さの中にほんのりきかせた塩味が、おいしさのアクセントになります。

※おこわコースで炊飯

写真:カオニャオマムアン

ごはんの食感にこだわると、お米料理の世界はもっと広がります。パナソニックの「Wおどり炊き」なら、食感やかたさを13通りに炊き分けができるほか、蒸し器でつくったような弾力のあるおこわ・赤飯が炊ける専用コースも搭載。毎日のメニューに合わせて食感を自在に炊き分けられるから、いつものごはんがワンランク上のおいしさに!

若山さんに「Wおどり炊き」の感想をお伺いしたところ、「お米料理をつくるとき、ごはんを好みの食感やかたさに炊き分けられると、お料理の完成度がぐっと上がります。しかも『Wおどり炊き』は、自分の技術を変えなくても、機械が自動で調節してくれるからラクチン。新しい調理法のひとつとして、炊き分けを楽しんでみたいと思います。操作もカンタンですし、スタイリッシュな見た目もいいですね」と話してくださいました。

若山 曜子

監修:若山 曜子

東京外国語大学フランス語学科卒業後、パリへ留学。ル・コルドン・ブルーパリ、エコール・フェランディを経て、パティシエ、グラシエ、ショコラティエ、コンフィズールのフランス国家資格(C.A.P)を取得し、パリのパティスリーやレストランで研鑽を積む。料理研究家として、書籍、雑誌、テレビなど、さまざまなメディアで活躍するかたわら、都内で少人数制の料理教室を主宰している。

2019年10月11日 食・レシピ

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