

【北海道】白くてふわふわ。愛くるしいシマエナガ
監修・ライター:歌なし編集部
2022年8月22日 地域
北海道に生息する小さな野鳥「シマエナガ」。冬になると、白い羽毛で覆われ、ふわふわでもふもふとした、とっても愛くるしい姿になります。道内外で人気急上昇のシマエナガについて、紹介します。
実は札幌市内でも見かけることができる!
日本に生息するエナガという小さな野鳥の一種、シマエナガ。道内には広く分布していて、実は札幌市内の中心部でも見かけることができる、道民にとっては身近な存在です。
私も一目見ようと3月下旬のある日、市内の公園に探索に行ってきました。

立ち寄ったのは、札幌市中央区にある円山公園。
あたりを探索してみたのですが…残念ながらこの日は会えずじまいでした。
「どうやったら会えるのか、これは詳しい人にお話を聞かなければ!」ということで、シマエナガの魅力を紹介するSNS「ぼく、シマエナガ。」を運営しているやなぎさわ・ごうさんにお話を聞きました。
「3月下旬になると、シマエナガ達は繁殖時期に向けて巣作りをし始めます。つがいで行動していることが多く、運が良ければ巣作りのために自分の体ほどもある羽根を加えて忙しく飛び回っている様子を見かけることもできますよ」と、やなぎさわさん。
さらに、「冬の時期は10羽前後の群れで行動しています。体に似合わず鳴き声は結構大きいので、その頃の方が会いやすいかもしれません」と、教えてくれました。
私が探索に出かけたのは3月下旬だったので、ちょっとタイミングを外してしまったようです。
それでもこの時期は、運が良ければ巣作りの様子を見ることもできるそう。
その時には、シマエナガの特徴的な「ジュルリ・ジュルリ」という鳴き声が、彼らが近くにいることを知らせる合図になりそうです。
やなぎさわさんが語る、シマエナガの魅力
さて、SNSでシマエナガの魅力を発信し続けているやなぎさわさん。
ツイッター「ぼく、シマエナガ。」のフォロワーは30万人を超える人気ぶりですが、そもそもやなぎさわさんはどのようなきっかけでシマエナガに興味を持つようになったのでしょうか?
ご本人に伺ってみました。
「2015年末にとあるWebサイトのコラムを見て、そこで紹介されていた写真集を購入したのがきっかけです。北海道にしかいないシマエナガに、『なんて可愛いんだろう。自分でも写真を撮ってみたい』と思うようになりました」と、やなぎさわさん。
シマエナガの魅力を、「本当に、『かわいい!』の一言に尽きます。僕が思う一番かわいい表情は正面顔を見せてくれた時で、まんまるの体につぶらな瞳でこちらを見つめる姿は、シンプルにかわいいと思えます。愛らしくって、たまらないです」と、語ってくれました。
そんなかわいらしいシマエナガの様子。
やなぎさわさんはきょうもSNS「ぼく、シマエナガ。」で発信しています。
シマエナガに会いに北海道を訪ねたなら
見つめられると心がキュンとなるシマエナガ。
その愛らしさが多くのひとに伝わる機会も増えています。
たとえば、京王プラザホテル札幌では、「シマエナガルーム」というお部屋ができたそう。シマエナガの写真やぬいぐるみに囲まれたお部屋では、幸せな時間が過ごせそうです。

そのほか、様々なお店がシマエナガをモチーフにした和菓子や様々なグッズを発表しています。どれもかわいくて、目移りしてしまいそう!
かわいいシマエナガの快進撃はまだまだ続きそう。
みなさんも、北海道を訪れた際にはぜひそのかわいらしさを愛でてみませんか?
今回は、AMラジオ37局で放送しているパナソニック提供の長寿番組「歌のない歌謡曲」のHBC北海道放送からお届けしました。
HBC北海道放送の「歌のない歌謡曲」は、毎週月~金 午前7:00~7:15に放送しています。
担当しているのは、佐藤 彩さんです。


監修・ライター:歌なし編集部
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2022年8月22日 地域
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