The Roast Coffee Academy 焙煎士 後藤直紀氏による「コーヒー講座」 ドリップ編

「The Roast」で焙煎した豆をおいしくドリップするには?

「The Roast」のプロファイルづくりを手がける豆香洞コーヒーのオーナー焙煎士・後藤直紀氏を講師にお迎えし、自宅でおいしいコーヒーを楽しむためのコツを伝授する「コーヒー講座」。
第2回目はおいしいコーヒーを淹れるドリップの方法を教えてもらいます。

豆香洞コーヒー後藤さん直伝のドリップ術。

コーヒーにはさまざまな抽出方法がありますが、ここでは上手なペーパードリップの方法をご説明します。用意するのは1~2杯用のドリッパーとペーパーフィルター、ポットとサーバーにミルで挽いた豆。ペーパーフィルターは白色でイヤな匂いがしないものなら、挽いたコーヒーを入れる前にお湯でリンスしなくても大丈夫です。
コーヒー1杯分は豆10gに対してお湯150㏄、お湯の温度は87℃±5℃の範囲が標準です。

沸騰したポットのお湯でドリッパーとサーバーを温めると、約92℃まで温度が下がるので、またポットに戻してドリップを始めます。高い温度で淹れると濃く抽出でき、苦味が強く出やすくなります。一方、低い温度ではまろやかで酸味が目立つ味わいになります。焙煎度合いに関しては浅煎りは高い温度でさっと淹れ、深煎りは低い温度でじっくり淹れるのが基本です。豆とお湯の比率や温度を豆やプロファイルによっていろいろ試して、好みの風味を見つけることができるのも「The Roast」の醍醐味です。 ここからはショートムービーで手順をご覧ください!

焙煎度合いとお湯の温度の比較表:浅煎りで温度87~92℃・風味は”酸味・まろやか”、深煎りで温度82~87℃・風味は”苦味・濃い”

よりおいしいコーヒーを淹れるために。

はじめのうちは温度計やキッチンスケールを使って温度や量を量るのもいいでしょう。慣れてくると自分の体がセンサーのようになってくれます。
最後に、コーヒーの抽出液は落としきっても大丈夫です。小さなドリッパーなら、アクの泡を崩さなければ雑味が混じることはありません。周囲の土手も崩さないようにお湯を注ぐのが、おいしいコーヒーを淹れるためのコツです。