The Roast Coffee Academy 焙煎士 後藤直紀氏による「コーヒー講座」 アイスコーヒー編

The Roast Coffee Academy 焙煎士 後藤直紀氏による「コーヒー講座」 アイスコーヒー編
「The Roast」でアイスコーヒーを楽しむコツ。

「The Roast」のプロファイルづくりを手がける豆香洞コーヒーのオーナー焙煎士・後藤直紀氏を講師にお迎えし、自宅でおいしいコーヒーを楽しむためのコツを伝授する「コーヒー講座」。
第4回目はおいしいアイスコーヒーの楽しみ方を教えてもらいます。

秘訣は濃いめのコーヒーを淹れること。

初夏を迎えると恋しくなるのが、キリっと冷えたアイスコーヒー。もちろん「The Roast」で焙煎した豆でも楽しめます。おいしく作るコツは、まず濃いコーヒーを淹れること。1杯あたり15gの中煎り〜深煎り豆を細挽きにし、約92℃のお湯150㏄でドリップして苦味を出します。
この濃いホットコーヒーを熱いうちにたっぷりの氷で急冷すると、香りを閉じ込めた濃いアイスコーヒーになります。「The Roast」のお好みのプロファイルよりも1段階深い焙煎度合いを選ぶとよいでしょう。あらかじめグラスを氷で満たしておき、かき混ぜる際にバースプーンやマドラーを上下に動かすと、5秒ほどで氷が溶けなくなります。すぐに氷を取り除き、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存すれば、5日程度は風味を保つことができます。ちなみに急冷ではなく、ゆっくり冷ますとコーヒーが濁るので見た目が悪くなります。

豆の個性はアイスコーヒーでも楽しめる。

写真左:ワイニードリップ」の中煎り、写真右:「ベルベットモス」の深煎り

コーヒーは冷やすと酸味を感じやすくなるため、「ベルベットモス」の深煎り(写真右)のように深めの焙煎度合いを選ぶのが普通ですが、例えば「ワイニードリップ」の中煎り(写真左)のように、フルーティーな酸味をもつ豆も、アイスならではの風味を楽しめます。ブレンドのアイスコーヒーにトライする場合は、抽出液が冷めないように、挽くときに豆を混ぜてから淹れるようおすすめします。