プロフェッショナルトークセッションin新潟【第2部】

プロから学ぶコーヒーの楽しみ方

「プロフェッショナルトークセッションin新潟」第2部では、コーヒーの楽しみ方やおうちカフェ空間についてのお話や、「The Roast」プロジェクトオリジナルテーマ曲のお披露目などがありました。

Coffee AI Land Japanプロフェッショナルトークセッションin新潟Coffee AI Land Japanプロフェッショナルトークセッションin新潟

マイルールで楽しんでOK!「コーヒーは包容力のある食材です」

にいがたコーヒープロジェクトのスライド

まずは「にいがたコーヒープロジェクト」の星野さんと波多野さん、そして焙煎士の後藤さんに、「コーヒーの楽しみ方」をレクチャーしていただきました。
「にいがたコーヒープロジェクト」のみなさんは、「美味しいコーヒーと美しい緑のある街“にいがた”」をテーマに、コーヒーの美味しさ、奥深さ、そして育てる楽しさを多くの方に感じてもらいたいという思いを持って活動されています。週末(金・土・日)には新潟県立植物園の温室にてウィークエンドカフェ「にいがたコーヒーラボ」をオープン。バリスタが丁寧に淹れたコーヒーが楽しめます。

後藤さんから「コーヒーは生産エリアや生産方法、焙煎方法などによって無数の味わいがあるところがおもしろさのひとつです。まずは自分の好きなコーヒーを選ぶところから楽しんでもらいたいです。コーヒーを楽しむということが一番大事ですから」というお話がありました。いろいろありすぎてどのコーヒーを飲んだらいいのかわからないという人もいると思いますが、そんな時は焙煎士に相談してみてください。焙煎士は好きなコーヒー選びのお手伝いをしてくれます。

続いてバリスタのお二人から「おいしいコーヒーの淹れ方」を教えていただきました。
まずは波多野さん流の美味しいコーヒーの淹れ方について。
「僕はコーヒー豆を生き物と考えるため、できるだけストレスを減らして淹れます。そのために、お湯は沸騰した熱いお湯ではなくて少し冷ましてから使うようにしています。だいたい90度くらい。まずは準備運動をさせてあげるイメージで“蒸らし”といって粉に少しお湯をかけます。その後にドリップしていきます」
これに対し、星野さんからは「逆にグツグツしたお湯を使ってはいかがですか?」という提案がありました。
「飲む立場で考えると使うコーヒー豆をできるだけ少量にして気軽に飲んでほしいという思いがあります。なので、少量の豆を細かく挽いて高い温度のお湯で淹れていただくとしっかり味が出ます。1杯あたりの豆の量を少なくする分、飲む頻度をあげていただくといいかなと思います。

講演の様子

飲むシチュエーションということでは、『にいがたコーヒーラボ』にぜひ遊びに来ていただきたいですね。いろんな植物があるところ、自然がたくさんあるところで、バリスタが心を込めて淹れるコーヒーを、いつもと違う雰囲気で楽しめますよ!」

さらにトークはコーヒーの多様な楽しみ方の話題に。「日本ではコーヒーはコーヒーだけで楽しむ人が多いと思いますが、もっと自由に楽しんでいい」と後藤さん。
「海外に行くとコーヒーにスパイスを入れたり、ミルクを入れたり、食材のひとつにしたりといった具合に何かと合わせることが多いんです。バリエーションがすごく広がるので、日本でも積極的に取り入れていったらいいかなと思います。時々お客さんに『砂糖やミルクを入れてごめんなさい』って言われるんですけど、自分がおいしいと思うなら、それでいいと思います!コーヒーはそのぐらい包容力のある食材なんです」
つまり、コーヒーは自由度が高いということ。「これが正解」というのはなく、それぞれの好みによるので、自分自身の“マイルール”で楽しんでいいのです。

飲み比べの様子
アプリを操作する後藤さん

続いて会場の皆さんに、エチオピア イルガチャフィ地区産の「ワイニードリップ」の浅煎りと深煎りの飲み比べをしていただきました。この豆は後藤さんが「The Roast」のサービス開始時に最初に作った思い入れのあるプロファイルです。

試飲していただきながら、後藤さんによる「The Roast」の実演も行われました。「アプリを使って家庭で焙煎ができるなんて、本当に21世紀だなって思います」と後藤さん。
「コーヒーを一番美味しい状態で飲めるようにする究極の形は家庭で焙煎すること。それによって生豆をフレッシュな状態で保存できるし消費もできる。ご飯を家で炊くのと同じ感覚です。『The Roast』はこれまでの家庭用焙煎機と違って、チャフという薄皮が飛び散ったりもしないし、煙も出ない。焙煎方法もプロファイルされているので、ボタンを押すだけでいつも同じクオリティの焙煎ができるんです。さらに焙煎中の香りの変化を楽しめるのもいいですね。最初は穀物のような香りがして、次に小麦をローストしたような香り、そしてコーヒーの香りへと変化していきます。本当に気軽にできるので、家庭用焙煎機がもっと普及して、焙煎の楽しさが広まっていけばいいなと思いますね」と語られました。

コーヒーを楽しむためのおうちカフェ空間とは?

株式会社ナレッジライフの中村社長

続いて株式会社ナレッジライフの中村社長より、「おうちカフェ空間」というテーマでお話いただきました。
ナレッジライフは木の家の専門店です。中村さんは木を選ぶ時、必ず産地である山を見るそうです。それは、手入れが行き届いた森からは良質な材料がとれるから。良質な木は長い間家を守ってくれる材料になってくれるのだそうです。
「最初に山に行った時、生産者に『立派な木に育ちましたね』って言ったら怒られたんです。『素直な木に育つように手助けをしてるんだ、勝手にそうなるわけじゃない!』って(笑)」
徳田さんたちの話を聞いて、「コーヒーも同じなんだな」と感じたそうです。

6月にはナレッジライフの展示場で後藤さんたちと「おうちカフェ」イベントを開催した中村さん。暮らしの中でコーヒーを楽しむ重要な要素として「どこで、誰と、どんな時に、どういう風に飲むか」をあげられました。
以前、お客様から「10畳のクローゼットを作ってほしい」というご要望があったそうですが、その奥様はそのクローゼットの中でコーヒーを飲まれているとのことでした。なぜクローゼットの中でコーヒーを飲むのか理由を聞いてみると「だって(クローゼットの中にあるものは)宝物でしょ?」という答えが返ってきたそう。それを聞いて中村さんは「宝物を眺めながらコーヒーを飲んだら楽しいだろうな」と思ったそうです。
雰囲気や場所はなかなか数値化できるものではありませんが、コーヒーをおいしく楽しむためには欠かせないもの。
「お気に入りの場所でお気に入りのコーヒーをお気に入りの人たちとお気に入りの音楽やカップとともにゆっくり楽しむ、その空間こそが極上の『おうちカフェ』なんじゃないかなと思います」と語られました。

中村社長

素敵なテーマ曲とともにコーヒーを楽しむ

Cafezinho

音楽家の宮沢さんに「The Roast」の「From seed to cup」の取り組みを表現いただいたテーマ曲がお披露目となり、会場の皆さまと一緒に映像とともにテーマ曲「Cafezinho(カフェズィーニョ)」をアダ・ファームの自然豊かな映像と共に楽しみました。

曲のタイトルに使われている“ズィーニョ”とはブラジルでかわいいものにつける言葉とのことで、日本語にすると“コーヒーちゃん” “カフェちゃん”のようなイメージです。
宮沢さんは音楽を作っている時など、「どうもうまくいかないな」という時にコーヒーを飲んで、気分を切り替えるそうです。「Cafezinho」も「気分を切り替えて、ワクワクした気持ちで次の場面が始まるような、そんなテーマ曲になったらいいな」と思いながら作られたそうです。
宮沢さんには生演奏も披露いただき、会場が感動に包まれました。

演奏する宮沢さん
コーヒー道具の写真
イベントの様子

沖縄から新潟へ、そして全国へ、国産スペシャルティコーヒーが広がりますように。

【関連リンク】

・にいがたコーヒープロジェクト
https://www.facebook.com/niigatacoffeeproject/
・(株)ナレッジライフ
https://www.knowledge-pure.com/
・The Roastテーマ曲「Cafezinho」
https://youtu.be/fmjU2MFkxH4

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