The Roast ネーミングストーリー「プロファイルラボ」

The Roast ネーミングストーリー「プロファイルラボ」

「The Roast」唯一無二のプロファイルやネーミングが生まれるまで

「The Roast」が毎月お届けするGREEN BEANS生豆パックは、世界中から選りすぐった高品質なコーヒー生豆に、豆香洞コーヒーの焙煎士・後藤直紀氏オリジナルの焙煎プロファイルがセットされ、豆のポテンシャルを最大限まで引き出したコーヒーの魅力を堪能していただけます。ここでは、プロファイルづくりからネーミングに至る裏側をお見せします。

How to design the profile テストローストを繰り返して設計する、最適なプロファイル。

「プロファイルを設計する際には、それぞれの焙煎度合いで最低6回、多い場合で10数回、サンプルローストを繰り返します」という後藤さん。「技術的には、温度の上昇カーブを最後に抑え気味にすることで、風味を丸くふわっと仕上げます。豆香洞のコーヒーにも通じるものがありますね」。とはいえ、お店に出すコーヒー豆の焙煎度合いは1種類。「The Roastは生豆と3種類のプロファイルの組合せでそれぞれ違った個性が楽しめるように設計しています」

開発用のThe Roastに温度計をつなぎ、iPadでプロファイルを設計。詳細なメモが完成の決め手となる。

開発用の「The Roast」に温度計をつなぎ、iPadでプロファイルを設計。詳細なメモが完成の決め手となる。

内部の温度や熱風のスピードをデータで計測できるよう、特別に改造された開発用のThe Roastを使用。

内部の温度や熱風のスピードをデータで計測できるよう、特別に改造された開発用の「The Roast」を使用。

How to name the green beans pack 生豆の名前には、コーヒーのイメージを込めて。

Celebes Classic セレベスクラシック

生豆のネーミングの秘密。

「The Roast」のネーミングは、後藤さん設計のプロファイルで焙煎した豆をカッピング(試飲)するところから始まります。プロジェクトに携わるメンバーがアイデアを交換して、イメージどおりの名前が決まります。

1月度豆としてお届けするインドネシア セレベス産の生豆。季節のテーマ「アレンジを楽しむ」に沿って、他の生豆とのバランスを考慮したプロファイルで焙煎された豆を、 後藤さんをはじめとする商品開発チームでまずはカッピングします。「Light Roastは明るくデリケート、Medium Roastは香ばしく、Dark Roastはなめらかで上質」といった後藤さんのカッピングコメントを再確認する場でもあります。開発チームのメンバーからは「確かにその通り」「ミルクと砂糖にも合いそう」といった感想が。

後藤さん設計のプロファイルで焙煎した豆をカッピング(試飲)
後藤さん設計のプロファイルで焙煎した豆をカッピング(試飲)

ネーミングの検討に当たっては、最初に後藤さんから「このコーヒーには日本人がイメージする、一昔前の古きよきコーヒーらしい香りがあるので、ふわりと広がる香りを残しました。その懐かしさや伝統、ノスタルジーが伝わるといいですね」という希望が出ました。それを受けてスタッフからは「“レガシー(遺産)”や“レジェンド(伝説)”という言葉を使うネーミングは?」という案が挙がりますが、「そこまで持ち上げるイメージではないんですよね」と後藤さんがコメント。開発チームは全員でしばし考え込みます。

後藤さん設計のプロファイルで焙煎した豆をカッピング(試飲)プロジェクトに携わるメンバーがアイデアを交換
後藤さん設計のプロファイルで焙煎した豆をカッピング(試飲)

数分後、デザイナーの1人から「“クラシック(古典)”はどうですか」という声が。「そうですね、イメージにぴったりです」と後藤さん。「では産地の名前にちなんで“セレベスクラシック”はどうでしょうか?」と、コピーライターから最終案が飛び出しました。今回のように開発チーム全員のイメージが一致していると、名前がスムーズに決定しますが、多面的な魅力を持つ生豆の場合は長時間かかることも……。そんな苦労話はまた別の機会に。

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