“安全性”という当たり前を追求

回路設計 西村 真司

2枚の基板、2つのマイコン

商品企画から要求された商品の機能仕様を、回路やマイコンのソフトウェアで実現するのが私どもの仕事です。
その機能仕様に、商品の使い勝手や安全性を確保する仕様を加え、回路の機能構想をし、基盤パターンやソフトの動作を設計していきます。

コンマ何ミリが命取りになる回路設計の仕事は、デザインの正式決定なくしては動くことができないため、常に時間との戦いです。

写真:西村さん

スキンケアシェーバーは従来のシェービング機能とエステ機能の融合で、それを1枚の基板に収めようとすると、当然のことながらサイズが大きくなってしまいます。基板が大きくなるとデザインや商品の使い勝手にも影響するため、デザイン形状に効率良く収まるように基板を2枚に分け、マイコンも2つにしました。
2枚の基板を1つのマイコンで制御することもできますが、今回のスキンケアシェーバーは動作表示用に12個ものLEDを搭載しています。そのため、LED用のマイコンを独立させ、もう一方のマイコンと互いに通信させることで、省スペース設計が実現でき、スムーズな制御を可能にしています。

限界への挑戦

シェービング機能とエステ機能、2つの技術を融合させるために乗り越えなければならない課題はいくつもありました。
たとえば、バッテリーの問題。
スキンケアシェーバーに使われるバッテリーは、従来のシェーバーと同じリチウムイオン電池1本。 「シェービングモード」では高速リニアモーターとヒーターという、高負荷な2つの機能を円滑に作動させるために、さまざまな工夫を凝らしています。

写真:西村さん

二重の安全装置

開発にあたり、常に念頭に置いていたのは“今までのシェーバーとは違うものをつくる”ということ。商品企画とデザイナーの想いを実現するために、全力を傾けました。

スキンケアシェーバーは、内蔵のヒーターで肌を温め続けながら剃るという性質の商品なので、安全面の確保には特に念を入れています。
基本的にはすべてマイコンが制御していますが、万が一マイコンが壊れてもヒーターが異常に熱い温度にならないように “二重の安全装置”を搭載しており、安心してお使いいただけます。

写真:西村さん

お客さまにとって、商品が安全に使えるのは当たり前のこと。“安全性という当たり前”を実現し続けていくのが、私たち回路設計の仕事です。

写真:笑顔の西村さん

スキンケアシェーバー ラムダッシュ 3枚刃 ES-MT21

世界初*1。イオンの力で、化粧水浸透*2シェービング。

*1 2020年7月1日発売。
*2 肌の角質層までの浸透。ヒアルロン酸分子量5,000~10,000を使用した浸透量試験に基づく。当社調べ。

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