北海道・東北

北海道 至高の一膳 北海道 至高の一膳

銘柄:ゆめぴりか

「日本一おいしい米を」という北海道民の「夢」に、アイヌ語で美しいを意味する「ピリカ」を合わせて名づけられた、北海道最高峰のお米「ゆめぴりか」。
ほどよい粘りと豊かな甘みが特徴で、北海道米のブランドイメージを大きく変えた、今や日本を代表するお米のひとつです。

銘柄:ゆめぴりか

至高の一膳:「ゆめぴりか」御膳

監修:料亭 冨茂登 主人 尾形有司 氏

いくら醤油漬けと三平汁という郷土料理の歴史の重みと、進歩著しい北海道のお米、ゆめぴりか。
北海道が誇る伝統と革新の至高の一膳です。

御膳

ごはんのお供

沖獲り銀鮭のいくら醤油漬け

函館近海の沖獲り銀鮭の卵を厳選し、成熟した鮮度のよい粒だけを、道産の醤油の中に漬けこんでいます。粒がひとつひとつ大きく、ツヤがあるのが特徴の逸品。

汁もの

北洋産紅鮭の三平汁

もともとは、ニシン漁で活況を呈した松前地方に伝わる郷土料理でしたが、現在は各地に広がり、北海道を代表する汁ものです。ニシン漁との関係で、元はニシンを使うのが基本でしたが、いまは主に鮭の身やアラが主役。じゃがいも、大根、にんじんなどの野菜が入る塩味の汁です。

<材料>四人前

・紅鮭(塩鮭) 切り身(80~100g)2枚
・じゃがいも(メイクイーン)約3個
・大根(厚さ1.2㎝くらいの銀杏切り)8個
・にんじん(厚さ1.2㎝くらいの銀杏切り)8個
・長ネギ 白いところ(1㎝幅の斜め切り)12個
・長ネギ 青いところ(1㎝幅の斜め切り)12個
・絹サヤ 8枚
・生姜 少々
・水 2ℓ
・出汁昆布 20g
(約15㎝:身の厚さによって長さは変わる)
・塩 少々(約5~8g:鮭の塩分によって変わる)

<作り方>

① 紅鮭を沸騰した湯にさっとくぐらせ、さっと水に通しおか上げし(鱗等の臭み消し、汁が濁らないようにするため)、一切れを四等分に切り分ける。

② 大根は皮むき後、1.2㎝幅に切った後、銀杏切りに。にんじんは皮むき後、1.2㎝幅に切った後銀杏切りにして下ゆでし(3分ほど)、水でさらす。

③ 水2ℓ、出汁昆布、①、②を加えて中弱火で7~10分煮る。

④ じゃがいもは皮むき後、1個を三分の一ほどに切って面取りし③に加えてさらに弱火で15分~20分ほど煮る。鮭の状態(味が抜けない程度)と、大根やじゃがいもの火の通り加減を見ながら仕上げる。味付けは、紅鮭の塩味だが、足りないようならば塩を足す。スープと野菜に鮭の旨味が入るとよい。

⑤ 絹サヤは彩だしの塩を少量入れて下ゆでする。

⑥ ④に、切った長ネギと⑤を加えて1~2分でできあがり。

⑦ 天盛に針ショウガ(針のように細いショウガを水でさらし苦みを消した物)を載せる。さっぱりとした味わいになる。

料亭 冨茂登

函館ならでは海山の幸をふんだんに取り入れた老舗の会席料理は、長く愛され続けてきた味。
ご主人の尾形有司氏は「冨茂登」ののれんを守りつつ、おもてなしの心を大切に、北海道の食材を生かした料理を通じて函館と道南の発展、観光振興に力を尽くす。

青森県 至高の一膳 青森県 至高の一膳

銘柄:青天の霹靂

銘柄:青天の霹靂

「青天の霹靂」の「青」は青森の青、「天」は遥かに広がる北の空、「霹靂」は稲妻を意味します。
これまでの粘りの強さが主流のお米とは異なり、粘りとキレのバランスがよく、さっぱりとしていて、上品な甘みが残ります。海、山、里のどんな食材とも相性がよく、ごはんの魅力をあらためて感じさせてくれます。

至高の一膳:「青天の霹靂」御膳

至高の一膳:「青天の霹靂」御膳

監修:奥膳懐石 翠明荘 料理長 坂崎浩次 氏

「青天の霹靂」は、青森県として初の特A米ということで、店でも使っています。バランスの取れた甘みが特徴のこのお米に合わせるのは、津軽地方自慢のごはんのお供と、南部地方伝統の汁もの。まさにオール青森の一膳です。

ごはんのお供

海の幸三昧 つがる漬け

「つがる漬け」は、数の子、スルメ、細かく刻んだ昆布などを醤油で漬け込んだものです。数の子の歯ごたえ、甘辛く深い海の幸の味わい。青森県民に愛され続けているごはんのお供です。

汁もの

磯香るいちご煮

「いちご煮」とは青森県八戸市とその周辺沿岸部に伝わる郷土料理です。ウニとアワビの吸物で、ウニの塊が、野イチゴのように見えることからこの名が付きました。シンプルですが、高価な食材を惜しげもなく使った至高のお椀です。

<材料>四人前

・生うに 100g  
・アワビ(中1ケ) 3mm~5mm削ぎ切り 
・三つ葉 2本(2cm幅に切る) 
・出汁(昆布出汁) 800ml 
・塩 適量(お好みで醤油少々)

<作り方>

① 出汁に塩(お好みで醤油少々)で味付けし、生うにを入れさっと煮る。

② お椀にアワビの削ぎ切りを入れ①を注ぎ、仕上げに三つ葉をあしらう。

奥膳懐石 翠明荘

弘前城のほど近く元寺町に佇む。明治28年に銀行頭取・高谷家の別邸として建てられたものを料亭に転用。国の登録有形文化財。ひときわ瀟洒な屋敷で郷土料理でありながら、懐石という津軽の味わい深い本格奥膳懐石を楽しめる。

岩手県 至高の一膳 岩手県 至高の一膳

銘柄:金色の風

岩手の黄金文化や、たわわに実った稲穂を連想させる「金色」と、豊かな岩手の風土を表し、日本の食卓に新たな「風」を吹き込む願いを合わせて名付けられました。
口に含むとまず粘り、そして豊かな甘みを感じ、二噛み、三噛みで口の中にしっとりと広がり、のどにすっと入っていくのが特徴です。
ふわりとした食感でありながら、ほどよい粒感を楽しめます。

銘柄:金色の風

至高の一膳:「金色の風」御膳

監修:料亭 駒龍 料理長 篠原宏達 氏

岩手が誇る三陸の海が育てた濃厚なうにと、風土が感じられる優しい味わいののっぺい汁。岩手づくしの至高の一膳をぜひご堪能ください。

御膳

ごはんのお供

北三陸産濃厚塩うに

肉厚で栄養豊富なワカメや昆布に囲まれて育った、岩手産の「うに」は風味豊かな味わいです。その旬のうにを生きている内に天然塩で漬け込んだ逸品が、岩手で愛される「塩うに」。三陸海岸のうにを使った「塩うに」は、旨みが深く、適度な塩気もあり「ごはんのお供」にぴったりです。

汁もの

とろろ香るのっぺい汁

地元では「ぬっぺい汁」とも言います。すまし汁の上にとろろを添えた汁物で、岩手県の紫波郡に伝わる郷土料理。とろみをつけ濃度を出すことから、「のっぺい(濃餅)汁」と呼ばれています。大根、にんじんなどの野菜、そのうえにとろろ汁をかけます。味付けは醤油味。郷土を代表する滋味深い汁物です。

<材料>四人前

・大根 5㎝くらい
・にんじん 1/4本
・ゴボウ 1/4本
・干しシイタケ 1個
・豆腐(木綿)1/3丁
・大和芋 1/4本
・こごみ 8本
・刻み海苔 少々
・出汁(かつお出汁) 1ℓ
・薄口醤油 36ml
・みりん 18ml
・酒 18ml
・しょっつる 小さじ1
・鶏ガラスープの素(粉末) 大さじ1
・青ネギ 1本

<作り方>

① 大根は皮むき後、短冊切り(長さが4~5㎝、幅1㎝くらい)にし、水で下ゆでし(約3分)、水にさらす。

② ①の大根を出汁で柔らかくなるまで煮る(約7分)。

③ にんじんは短冊切り(長さが4~5㎝、幅1㎝くらい)にして、水で下ゆでする(約3分)。ゴボウはささがきにして水にさらす。干しシイタケは水で戻して千切りにする。豆腐(木綿)は5mm角、4㎝長さの拍子木切りにする。

④ こごみは適宜に切り、1分ゆでて、水にさらす。

⑤ 大和芋は皮をむきミョウバン水(焼きミョウバン 小さじ1/2を1ℓの水に溶かす)でアク抜きをして、すりおろし少々の出汁で伸ばす。

⑥ ③、④を②の出汁にいれ、調味料を入れ煮る(この時出汁が720mlになるように調整)。

⑦ ⑥を椀に盛り、とろろを一杯かけ、刻み海苔をのせてできあがり。

料亭 駒龍

盛岡の歴史や季節と味わう日本料理。中津川のほとり、不来方城の御門跡地で60余年の歴史を誇る。
厳選された旬の食材を使用し、情緒と繊細さあふれる会席料理。料理長の篠原宏達氏は、調理専門学校を卒業後、料理一筋。2007年より駒龍で腕を振う。

宮城県 至高の一膳 宮城県 至高の一膳

銘柄:だて正夢

「だて正夢」の名前には、宮城県を代表する戦国武将「伊達政宗公」の名前を連想させるシンボル性とみやぎ米の夢をかなえ、復興への力となるようにとの願いが込められています。
特長は、これまでのみやぎ米にはない ‘’もちもち‘’とした食感と甘みの強さ。しかも、冷めても柔らかく、お米一粒一粒がしっかりと感じられ、ごはんそのものの美味しさが際立つお米です。

銘柄:だて正夢

至高の一膳:「だて正夢」御膳

監修:懐石料理 東洋館 料理長 佐藤武 氏

宮城で昔からおばあちゃんの味として知られ、素朴でありながら味わい深く飽きのこない、しそ巻きと仙台味噌を使用した秋の風物詩でもある芋煮。粘りがありもっちりとした「だて正夢」を始め、どんなお米にも合うので、お米を食べ分ける時代でも充分に楽しめる、宮城の至高の一膳です。

御膳

ごはんのお供

風味豊かな仙台しそ巻き

仙台しそ巻きは味噌に砂糖、クルミ、ゴマなどを加えて、甘辛く風味豊かにし、青しその葉で巻き、揚げ焼きにします。郷土の味、おばあちゃんの味の、昔ながらのごはんのお供ですね。

汁もの

野菜たっぷり具だくさん仙台芋煮

仙台の芋煮は、豚肉と味噌(仙台味噌)を使うことが特徴です。これに里芋、白菜、舞茸、シメジ、長ネギ、にんじん、ゴボウなどたっぷりの野菜とキノコ類を加えた汁ものは、宮城の秋の風物詩。河原で大きな鍋で具沢山の汁を作り、大き目のどんぶりによそって、みんなでいただきます。

<材料>四人前

・豚バラ肉 150g
・長ネギ 60g(斜め切りにする)
・出汁(かつお出汁) 1600ml
・サラダ油 小さじ1
・生姜汁 小さじ1/2
・仙台味噌 50g
・白味噌 10g
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ1
・七味唐辛子少々

(A)
・里芋 240g(1/2に切る)
・大根 100g(厚さ1㎝くらいの銀杏切り)
・にんじん 60g(厚さ1㎝くらいの銀杏切り)
・ゴボウ 60g(ささがき)
・こんにゃく 80g(手でちぎり、あく抜きをしておく※)
※塩を振り、よく揉む。ぬめりを取るようにしっかり流水で洗う。沸騰したお湯で、3分ほど茹で、ざるにあげてしばらく置く。

(B)
・舞茸 60g(石づきを取り、手でほぐす)
・シメジ 60g(石づきを取り、手でほぐす)
・白菜 60g(色紙に切る(長さ2㎝、厚さ1mmくらい))
・シイタケ 4ヶ(1/2に切る)
・豆腐 100g(1/8に切る)

<作り方>

① 豚バラ肉は3㎝くらいに切り、熱したフライパンにサラダ油を入れ、炒めながら生姜汁少々を入れ、さらに出汁を加えて中火で3分煮る。

② ①に(A)の材料を入れ、酒、みりん、仙台味噌、白味噌を、2~3回に分けて加えて中火で25分煮て、味を馴染ませていく(アクは適宜取り除く)。

③ ②に(B)の材料を入れ、さらに中火で5分煮込む。

④ 最後に長ネギを加えて中火で3分煮る。

⑤ 器に盛り、七味唐辛子はお好みで。

懐石料理 東洋館

創業は明治40年。仙台市内から広瀬川を隔てた丘陵地の向山にある老舗料亭。当時のままの木造建築は、歴史の重みを伝える重厚さとあたたかなくつろぎを醸し出す。料理長の佐藤武氏は20年前より、東洋館で腕を奮う。

秋田県 至高の一膳 秋田県 至高の一膳

銘柄:あきたこまち

平安時代の歌人「小野小町」にちなんで名づけられた、秋田を代表するお米。
旨み・甘み・粘り・歯ごたえなどバランスが非常によく、日本全国で食べられています。透明感、光沢、香りとも優秀でツヤツヤと輝くもち肌が特徴です。冷めても美味しいのでお弁当やおにぎりにもおすすめです。

銘柄:あきたこまち

至高の一膳:「あきたこまち」御膳

監修:料亭 濱乃家 女将 竹島仁子 氏

秋田の人間は、どんなごちそうでも最後は必ずごはんとがっこ(漬け物)で締めくくります。
魚塩汁(しょっつる)の汁物も合わせ、郷土を代表する一膳です。

御膳

ごはんのお供

彩りがっこづくし

秋田では漬け物のことを「がっこ」と呼び、なかでも王様と言っていいのが「いぶりがっこ」です。大根を燻して、ぬかと塩に漬けたもので、各家庭によって微妙に味付けが変わるのも面白味のひとつです。
この「いぶりがっこ」に、「ちょろぎ」と「なた漬け」というこれも秋田ならではの漬け物も添えた秋田づくしの逸品です。

汁もの

鯛の塩魚汁かやき

肉や魚、季節の魚や野菜、山菜などを、味噌、塩、醤油、魚汁などで煮込む秋田特有の汁もの料理。おすすめは「鯛」を秋田の塩魚汁(しょっつる)という魚醤で味付けしたもの。長なすやマイタケなどと一緒にいただく風味豊かな逸品です。

<材料>四人前

・鯛 切り身(約100g)2枚
・長なす 1本
・長ネギ 1本
・マイタケ 1パック
・セリ(なければ春菊)1/2束
・刻み昆布 8g
・塩魚汁 80ml
・日本酒 180ml
・水 1ℓ

<作り方>

① 鯛は3~4㎝のぶつ切りにして、軽く湯通しし、水でさらす。

② 長なすは半月切りで1㎝幅に揃え、長ネギは斜め切りで2㎝幅に切り、それをさらに半分に切る。マイタケはざっくりと手で裂き分ける。セリ(なければ春菊)は4㎝程度に切りそろえておく。

③ 鍋に1ℓの水、日本酒、昆布、塩魚汁、①、②入れて沸騰させたらできあがり。塩加減は、塩魚汁の調節で。

料亭 濱乃家

2018年に100周年を迎える秋田を代表する老舗料亭。裏千家十四代家元・千宗室氏が設計した茶室「有竹庵」など歴史的な価値ある空間の中で、懐石料理を味わえる。
女将の竹島仁子さんは、元秋田テレビアナウンサー。きめ細やかな心配りで店を切り盛りする。

山形県 至高の一膳 山形県 至高の一膳
つや姫御膳つや姫御膳

銘柄:つや姫

自然豊かな山形の土地で、認定を受けた生産者により大切に育まれ、品質・食味・安全性にこだわって栽培された自慢のお米「つや姫」。
炊き上がったときの白い輝き。
噛むたびに、上品な香りと甘みが広がります。
山形県の「つや姫」は炊きたてはもちろん、冷めてもきわだつ美味しさです。

銘柄:つや姫

至高の一膳:「つや姫」御膳

監修:四山楼 料理長 矢口政広 氏

「つや姫」は山形が誇るお米。真っ白で美しい米粒で、冷めても美味しいと評判です。このごはんに合わせるのは、“だし”と呼ばれる山形ならではのごはんのお供。そして汁ものには伝統の芋煮。山形固有の一膳に仕立てました。

至高の一膳:「つや姫」御膳

ごはんのお供

夏野菜香る“だし”

きゅうり、茄子、小葱、ミョウガなどの夏野菜を細賽の目切りにして、醤油で味付け。お好みで、納豆昆布、七味唐辛子などを加えます。夏場に食欲がなくなった時でも、このだしがあればごはんがすすむ、山形の家庭の味です。

汁もの

牛肉芋煮

秋、河原などで大きな鍋で作った里芋の入った煮ものを楽しむ郷土料理で、「いも煮会」と言われています。牛肉を加えた醤油味が内陸で、豚肉と味噌味で作るのが庄内地方の特徴。今回は山形市を中心とした内陸の牛肉芋煮をご紹介します。

<材料>四人前

・牛肉 200g 
・里芋 8個 
・平こんにゃく 1/2枚 
・長ネギ 1本 
・舞茸 1/2パック 
・出汁(一番出汁) 1600ml 
・醤油 160ml 
・砂糖 15g 
・日本酒 50ml 
・七味唐辛子(お好みで)

<作り方>

① 里芋は皮をむき、水にさらしてアクを抜いておく。

② 平こんにゃくは、塩もみをしてぬめりを取り、水洗いをしたあと、沸騰したお湯で3~5分ゆで、冷ましたあとに一口大に手でちぎっておく。

③ 牛肉は食べやすい長さに切っておく。

④ ねぎは斜め切り、舞茸は石づきを取り、食べやすい大きさにほぐしておく。

⑤ 鍋に①②と、出汁・日本酒・砂糖、分量の半分ほどの醤油を入れ、火にかける。(もしあれば、牛脂もしくは牛骨を入れる)

⑥ 沸騰したらアクを取り、牛肉を入れて、ふたたび沸騰したらさらにアクを取り、落とし蓋をして弱火で10~20分ほど炊く。

⑦ 牛肉を引き上げて、さらに30~40分ほど炊き、残りの醤油を加えて味をととのえる。

⑧ 最後に引き上げた牛肉、ネギ、舞茸を入れて、ひと煮立ちさせ器に盛り付ける。お好みで七味唐辛子を振りかける。

雪若丸御膳雪若丸御膳

銘柄:雪若丸

「雪若丸」は炊飯米の白さ・外観・光沢・味に優れています。
しっかりとした粒感と適度な粘りが両立した''新食感''が特長です。
つぶがしっかりしていて弾力性に優れており、おかずのおいしさを引き立てるお米です。
ご飯をもりもり食べる子育て世代のファミリー層をはじめ、多くの方々に食べていただきたいお米です。

銘柄:雪若丸

至高の一膳:「雪若丸」御膳

監修:四山楼 料理長 矢口政広 氏

つや姫に続くブランド米として2018年にデビューした雪若丸に、内陸部で長く親しまれてきた郷土食を組み合わせた、山形のもうひとつの至高の一膳です。

至高の一膳:「雪若丸」御膳

ごはんのお供

芳醇な香り すじこの粕漬

山形県民は、すじこをよく食べます。四山楼では味を調えた粕にすじこを漬けてお出ししています。粕に漬けることで塩分が抜けてまろやかになり、粕の芳醇な香りで、何杯でもごはんが進みます。

汁もの

夏野菜たっぷりのくじら汁

夏野菜と高たんぱくのくじらが入った「くじら汁」は、昔の人たちが、暑気払いや夏バテ防止としてよく食べていました。暑い内陸地方の夏を乗り切る、先人の知恵がつまった郷土料理として知られています。

<材料>四人前

・塩くじら 10g×4枚
・じゃがいも 2個
・たまねぎ 1/2個
・ワラビ 8本
・絹さや 8枚
・平こんにゃく 1/2枚
・出汁(一番出汁) 1ℓ
・八丁味噌 8g
・白味噌 20g
・田舎味噌 40g

<作り方>

① 塩くじらを短冊切りにして、30分ほど水にさらし、塩抜きをする。

② じゃがいもは皮をむき、縦に四等分にして、ひと口大に切っておく。

③ 平こんにゃくはひと口大に手でちぎり、たまねぎは縦半分、横半分に切った後、ひと口大の色紙切りにしておく。

④ ワラビは1分ゆでで、水にさらした後、3㎝程度の長さに切り揃えておく。

⑤ 絹さやは ヘタとスジを取り、少量の塩を入れて下ゆでする。

⑥ 出汁、八丁味噌、白味噌、田舎味噌で味噌汁を作る。沸いたら、たまねぎを入れ、火が通ったら岡上げをして冷ましておく。

⑦ 次に⑥に、塩くじらを入れ、30~45秒程で岡上げをして冷ましておく。

⑧ ⑥にじゃがいも、平こんにゃくを入れ、沸騰させない火加減で15~20分程煮る。

⑨ 器に塩くじら、たまねぎ、ワラビ、絹さやを盛り付け、⑧を加える。

⑩ お好みで、山椒や唐辛子を振る。

四山楼

明治12年、当時の内務卿・伊藤博文が楼の二階より四方の山々を見渡して「四山楼」と名付けた。山形の老舗中の老舗料亭。あざやかな四季の彩りと豊かな自然の恵みに満ちた山形らしさをとり入れた日本料理と、書院造りの蔵座敷に代表される歴史ある設えで、多くの文人墨客を迎えてきた。

福島県 至高の一膳 福島県 至高の一膳

銘柄:天のつぶ

銘柄:天のつぶ

福島県が15年かけて作り上げたお米、「天のつぶ」。
そのまま食べてもおいしいけれど、天丼、カツ丼など、丼との相性もぴったり。
大きめの粒が、口の中でやさしくほぐれ、混じり合い、具の味わいを引き出します。冷めても美味しい「天のつぶ」。ただうまいだけじゃない、福島の自信作です。

至高の一膳:「天のつぶ」御膳

至高の一膳:「天のつぶ」御膳

監修:割烹 萬花楼 女将 大塩真理 氏

会津地方の伝統的なごはんのお供と、汁ものでまとめました。城下町として栄えた会津の郷土料理は、品性の良さと温かみを併せ持つものです。そのことを存分に感じていただける至高の一膳だと思います。

ごはんのお供

会津伝統 にしんの山椒漬け

「にしんの山椒漬け」は、干物の身欠きにしんを、山椒の葉とともに醤油で漬け込んだもので、会津独特の郷土料理です。しっとりとした、にしんの身と、山椒の香りが食欲をくすぐり、ごはんのお供として絶品です。

汁もの

彩り椀 こづゆ

「こづゆ」は、お祝い膳などに出される会津伝統の汁ものです。平椀で出されるこづゆは、何杯おかわりしても失礼にならないという習慣があり、「最高のおもてなしをしたい」という人情味豊かな会津の人の心を見ることができるお椀です。

<材料>四人前

・帆立貝柱 50g(300mlの水で一晩戻す。戻しただしは捨てずに取っておく) 
・乾燥椎茸 20g(100mlの水で一晩戻す。戻しただしは捨てずに取っておく) 
・出汁(かつお出汁) 1000ml 
・里芋 3個(1㎝幅の半月切り)  
・にんじん 1/2本(1㎝幅の銀杏切り) 
・糸こんにゃく 40g(2㎝位に切る) 
・きくらげ 20g(水で戻したのち、石づきを取り、手でちぎる) 
・ほうれん草 1/2束(お湯で茹でたのち2㎝位に切る) 
・豆麩 10g(水で戻しておく)  
・酒 100ml 
・みりん 大さじ4 
・薄口醤油 大さじ4

<作り方>

① 里芋とにんじん、糸こんにゃくは下茹でしておく。

② 帆立貝柱とその戻し汁、椎茸戻し汁にかつおだしを加え、里芋、にんじん、糸こんにゃく、きくらげ、椎茸を入れ、酒、みりん、薄口醤油で味を調える。

③ ②を弱火でアクはこまめに取りながら15分程煮る。

④ 豆麩は仕上がる少し前に加える。

⑤ 天塩皿に盛り、最後にほうれん草を盛り付ける。

割烹 萬花楼

昭和4年創業。六百坪の広大な庭を囲む回廊式の座敷。会津料理の贅を集めた情緒あふれる割烹は、藩政時代から伝わる「鯉の甘露煮」、会津の郷土料理「こづゆ」をはじめ、会津牛など、旬の香りを大切にした会津ならではの料理を堪能できる。

その他エリアの「至高の一膳」 その他エリアの「至高の一膳」 その他エリアの「至高の一膳」