開発チームが語るドルツ進化の舞台裏 - Episode 01チームワークで「必需品」を創出。

開発チームが語るドルツ進化の舞台裏 Episode01 チームワークで「必需品」を創出。商品企画 細川 慎×技術開発プロジェクトリーダー 岸本 季久

開発チームが語るドルツ進化の舞台裏 - Episode 01

チームワークで「必需品」を創出。

商品企画 細川 慎 × 技術開発プロジェクトリーダー 岸本 季久

※掲載の商品は、EW-DP52です。

むし歯予防から、歯周ポケットケアへ。

細川: お客様のニーズや歯科トレンドを把握して、商品に反映させるのが商品企画の役割です。 日本では年々むし歯が減り続けていますが、成人の約8割は歯周病にかかっています。この状況を考えれば、歯周病の原因菌がひそむ歯周ポケットのケアこそが、メーカー最大の使命です。それを実現する磨き性能、常識を破る使い勝手、革新的な充電性能をお客様に提供するため、開発陣には今まで以上の高いスペックを要求しました。

細川 慎さん

失敗を推進力に、プロジェクトを動かす。

岸本: ドルツの技術チームは、本体設計、モーター、ブラシ、回路など、約10名の技術者で構成しています。どの技術者も、新しいことに挑戦したいという強い意欲を持っていたので、ハードルの高い企画案を提示されて、技術者魂に火がつきました。精緻なデザインや、革新的な充電技術を実現させる設計作業では、想定外のトラブルも発生しました。そんな時は、チームで知恵を出し合い、そこから新しい発想を得て問題を解決し、プロジェクトを完遂させました。 

岸本 季久さん

ブームではなく、長く愛される商品を。

細川: 商品企画の醍醐味は、「ヒット商品・ブーム」の創出だと思われがちですが、今回、私たちが目指したのは、お客様の生活を変える「必需品」を生み出すことです。長きにわたってお客様に使い続けていただき、「決して手放せない商品」だと言われることが最終目標です。

岸本: 開発成功の鍵となったのは、プロジェクトチーム全員が、開発初期の段階から共通の理想像を描けていたことです。デザイン案を眺めながら、「このデザインを必ず実現させて、自分たちも使い続けたくなる商品を作ろう」と、仕様を固めていきました。

細川 慎さんと岸本 季久さん