ホームシアター基礎知識

サラウンドのしくみ

■サラウンドとは?

「音に包まれるような立体的な音響効果」のことを言います。

視聴者のまわりをスピーカーが取り囲むように配置することで、このサラウンド効果を得ることができます。
このとき各スピーカーは、それぞれの方向の音を再生します。
たとえば野球中継を見ているとき、テレビの中の選手の音声や解説は正面のスピーカーがおもに再生し、観客の声援は後ろや横に配置したスピーカーが再生します。すると、まるで球場に観戦に来ているような感覚が味わえるのです。

このように、サラウンドの効果によって映像の中にいるような感覚が味わえることを「臨場感」といいます。
また、「正面からの音」「左前からの音」「右後ろからの音」といった音の位置(聞こえてくる方向、場所)を「チャンネル」といい「ch」で表記します。

この「チャンネル」の数が多いほど、サラウンド効果はより臨場感にあふれたリアルなものになります。

■「5.1ch」「3.1ch」「2.1ch」とは?

サラウンドにはおもに、「5.1ch」や「3.1ch」、「2.1ch」と言われるものがあります。

・5.1ch
 フロント + センター + サラウンド + サブウーハー
・3.1ch
 フロント + センター + サブウーハー
・2.1ch
 フロント + サブウーハー

以上で構成されているサラウンドのことです。
重低音用スピーカーは1つのチャンネルとは数えず、「0.1ch」と表します。

5.1chとは、右前からの音、左前からの音、正面からの音、右後ろからの音、左後ろからの音、重低音スピーカー(0.1ch)です。

「3.1ch」では前方に3つのスピーカーと1つの重低音スピーカー、「2.1ch」では前方に2つのスピーカーと1つの重低音スピーカーだけで、まるで後ろにもスピーカーを置いたようなサラウンド効果を擬似的(バーチャル)に作り出せる機能を搭載したモデルが一般的です。
これらの方式は、「バーチャルサラウンド」と呼ばれます。

3.1ch(5.1chバーチャルサラウンド)では、右後ろからの音、左後ろからの音がバーチャルです。2.1ch(5.1chバーチャルサラウンド)では加えて正面からの音がバーチャルです。