<デジモノステーション>家電プロレビュアー石井和美の家電レビュー

家電プロレビュアー石井和美の家電レビュー家電プロレビュアー石井和美の家電レビュー

4月からの新生活に向け、必需品となるのがトースターだ。パンを焼くトースターは、せっかくなら食パンやピザはパリッと、ロールパンなどがふんわり焼けるものを選びたい。そこで今回は、プレミアムタイプのトースターを徹底比較。家電ラボ1位となったパナソニックの「コンパクトオーブン NB-DT51」を紹介する。

レビューハウス「家電ラボ」とは…

フリーライター石井和美氏による、白物家電の性能を比較・検証・評価することを目的とした一軒家。日夜、さまざまな家電のテストが行われている。

家電プロレビュアー
石井和美

守谷市にレビュー用の家「家電ラボ」をオープン。白物家電を日々レビューし、メディアやブログで公開している。家電blog管理人。

デジモノステーション

ライフスタイルモノ雑誌。30代~40代男性パパのオフタイムを、ガジェットや家電、ファッションアイテムを通じて充実させる。

こんな厳しいテストをしました!

<Point1>
食パン(6枚切り)

自動モードがある場合は焼き加減は「中」。手動しかないものは取扱説明書の指示通りで、焼き加減は同じく「中」程度にする。

<Point2>
食パン(4枚切り)

6枚切りと条件は同じ。自動モードがある場合は焼き加減は「中」。手動しかないものは取扱説明書の指示通り。1枚焼く。

<Point3>
焼きムラ

6枚切りのパンを2枚同時に焼いて、表と裏の焼きムラをチェックする。表と裏、両面がまんべんなく焼けているものが高評価。

<Point4>
ピザ

市販品の冷蔵ピザを1枚、入らないものは半分にカットして焼く。パリッと焼けているか、ムラがないかをチェックした。

<Point5>
バターロール

バターロールのモードがあればその通り、ない場合は取扱説明書の指示通りに焼く。ふんわりと温まっていれば高評価。

<Point6>
操作性

ボタンの配置、つまみの動かしやすさ、インジケーターの見やすさなどをチェック。食材の取り出しやすさなども確認した。

コンパクトでハイパワー

コンパクトオーブン NB-DT51

外をこんがりと焼き、中をあたためられる「遠近赤外線ダブル加熱」搭載のコンパクトオーブン。
メニューにあわせて3本のヒーターを独立制御することで、遠赤外線ヒーターで外はこんがりと焼きながら、近赤外線ヒーターで中までしっかりあたためる。オートキーを搭載しており、ボタンを押すだけで自動的に火加減と時間を変えてあたためる。トーストは常温/冷凍が切り替えられ、枚数に応じて焼き加減を自動調整する。オーブン機能は120℃~ 260℃まで8段階で、予熱の手間がなく、スピーディに加熱できる。また、スナック菓子やせんべい等も焦がさず、熱で再乾燥できる便利機能が搭載されている。

コンパクトオーブン NB-DT51
<Point1>食パン(6枚切り)

6枚切りの食パン2枚を同時に焼く。自動メニューの「トースト(常温)」モードで、焼き色は「ふつう」。調理時間は2.5分と表示された。今回試した中でも、トップクラスの短い調理時間だ。電源を入れたとたんに電源ランプが点灯し、すばやく加熱される。上ヒーターは近赤外線ヒーターと遠赤外線ヒーターの2本、下は遠赤外線ヒーターで、マイコンにより3本のヒーターが細かく点灯と消灯を繰り返している。素早く焼き上げているので中の水分が逃げず、中はしっとりしており、パンの香りも立っている。表面はキツネ色に焼けており、表面がカリッとしていて香ばしい。調理中、扉の窓が大きいので、食材の状態を確認しやすかった。

トースト画像
<Point2>食パン(4枚切り)

4枚切りの食パンを1枚だけ焼いてみた。6枚切りと同じく「トースト(常温)」モードで焼き色は「ふつう」。時間は同じく2.5分だ。もう少し焦げ目が強く出るかと思ったが、同じようにキレイなキツネ色。表面だけ焼き色がつき、中がさらにしっとり。

<Point3>焼きムラ

6枚切りを2枚並べて焼いた。左が表側、右が裏側。上ヒーターは2本、下ヒーターは1本なので、裏側のほうがやはりムラはある。色付きに関してはほぼ同じで、食べてもそれほどムラを感じない。

食パンのトースター後の裏表
<Point4>ピザ

ピザはアルミ箔を敷いた受け皿の上に置いて焼くことができる。自動メニューは「冷凍ピザ」はあるが、冷凍ピザはないのでタイマーを使って調理をした。中心部までパリッと焼けている。

ピザ
<Point5>バターロール

自動メニュー「ロールパン」で、個数に合わせて焼き色を調整する。焦げることなく、中はしっとりとしていた。大きめのロールパンは中心部が少しぬるめになるので、焼き色で調整する。

ロールパン
<Point6>操作性

最初に「電源」を入れてから使うトースターはないので、最初は戸惑ったがすぐに慣れた。よく使うメニューは自動メニューに登録されているので、ボタンを押すだけですぐに調理できる。

トースターのアイコン部分拡大イメージ

家電ラボ1位!

3本のヒーターでパリッと焼ける
使い勝手もよくバランスのよいトースター

加熱がスタートするとすぐに高温になり、短時間で焼き上げられる。時間をかけて焼かないので、食パンは水分が飛びにくく、中はしっとりとした状態を保ちつつ、パリッと焦げ目がついていた。ロールパンはふんわりと温めることができ、ピザはカリッと仕上げてくれる。自動メニューの温度制御は正確で、加熱する食材によってメリハリをつけており、どれも素材の良さを引き出してくれた。また、他社と比較すると設置面積が小さめで、場所をとらないのも嬉しい。全体的に昔ながらのデザインで流行りのスタイリッシュなデザインではないが、使い勝手もよく、バランスのよいトースターだと感じた。

家電ラボ1位 POINTS:25/30 【プロレビュアーによる採点!】食パン(6枚切り):4、食パン(4枚切り):4、焼きムラ:4、ピザ:5、バターロール:4、操作性:4
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