47都道府県のアスリートたち

兵庫県

彗星の如く全国トップレベルに躍り出た、小学校からの同級生3人

2016年06月15日

写真:緑豊かな兵庫の山々の風景

松永朋子さん、藤原采音(ことね)さん、西尾晃太さん。小学生からの同級生トリオには共通点があった。

「4年生の時に100m走の県大会で1位になって、それからずっと続けています」(松永さん)
「マラソン大会で何度か1位をとったあとに、先生に誘われて短距離を始めました」(藤原さん)
「小さい頃から走るのが速くて、県大会に出てみたら4位だったので、やってみようかなと思いました」(西尾さん)

走ることの才能に恵まれ、走ることの喜びに目覚めた3人は、小学校卒業後も同じ中学校に入学、そして同じクラブに入部した。兵庫県小野市立小野中学校陸上競技部。中学陸上界では全国でも知られる強豪校だ。

写真:顧問の北村先生の真剣な眼差し

写真:西尾さんの走る姿

顧問の北村教雄(のりお)さんは、生徒たちと日誌を交換しながら、ひとりひとりの日々の状態を正確に把握している。

「3人とも非常に素直で、試合に勝っても謙虚な気持ちを忘れずに、一生懸命に努力する。中学に入ってからも、今のところは順調に伸びていると思います」

なかでも女の子ふたり、松永さんと藤原さんは、大の仲良しであると同時に、切磋琢磨しあうライバル同士でもある。「小学生のときはコトちゃん(藤原さん)の方が速くて、私はずっと下でした。でも中学に入ってから、コトちゃんを抜いて1位でゴールしたときは、まわりの景色がぜんぜん違って見えましたね」

写真:松永さんと藤原さんの一緒に走る姿

急成長した松永さんに対して、藤原さんは「良きライバルです。いい成績を残している子が近くにいると、練習の時からいい緊張感が味わえる」と現状をしっかり見すえている。

周囲の意識も高まるなか、松永さんは日々の練習に打ち込み、藤原さんはフォームの見直しに取りかかる。そして西尾さんは、もうひとつの夢も視野に入れて、今日も走りつづける。

写真:陸上トラックで走る選手たち

「自己ベストが11秒47なので、技術をつけて10秒を切れるような選手になりたいです」

2020年東京オリンピック。大観衆は10秒の壁を破る日本人ランナーを目撃するかもしれない。

動画へ

インタビュー映像

小野市立小野中学校陸上競技部の顧問と部員たちのインタビュー

YouTube 動画:兵庫・陸上篇 オリンピックへの夢とライバルの大切さを語る 再生する

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