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京都府

京都府、綾瀬はるかさんがパラ・パワーリフティングに挑戦!

2018年11月22日

写真:バーベルを上げる綾瀬さん

パワーリフティングのナショナルトレーニングセンター「サン・アビリティーズ城陽」がある、京都府城陽市。今回ビューティフルジャパンが取り上げたのは、ここでパワーリフティングに取り組む、森﨑可林さん。2018年10月、綾瀬さんは、森﨑さんに会いに城陽市へと足を運び、パワーリフティングを体験しました。

見ているほうも力が入る、パワーリフティング!

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綾瀬さんのご挨拶

綾瀬さんが訪れたのは、森﨑さんたちが練習をしている城陽市立寺田西小学校の体育館。綾瀬さんを拍手とともに迎えてくれたのは、森﨑さん、コーチの久保匡平さん、そして選手の中辻克仁さん、南出悠有さん、中嶋明子さんの5人。いつも練習しているメンバーです。

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まずは森﨑さんがパワーリフティングを実演

まずは綾瀬さんに、パワーリフティングとはどんな競技か見てもらいます。手始めに、森﨑さんが20㎏を挙げます。バーにある線で握る位置を確認。持ち上げて、ストップ。胸の上に置いてからバーベルを挙げ、元の位置に戻す。一連の動作を3秒で行います。20㎏のバーベルを持って、「まぁまぁ重いですね」と綾瀬さん。でも、まだ序の口。重さを足して30㎏。森崎さんはこれを8回上下させます。さらに本番同様、腿にベルトをまき、脚を固定します。重量を加えて、40㎏を挙げる森﨑さん。思わず、「緊張感ありますね!」と、綾瀬さんは目を丸くします。

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中辻さんが挙げたバーベルの重さにびっくり

次は、中辻さんの番です。最初に挙げたのは、100㎏。置かれたバーベルの片側を持ち上げようとした綾瀬さんは、「うわっ、重たい!」とビックリ。続いて120㎏を挙げた中辻さん。挙げるとき、フッと素早く息を吐きます。綾瀬さんも、つられて「フーッ」と息を吐いて見ていました。ついつい見ているほうも、力を入ってしまいます。

綾瀬さんのパワーリフティング初体験

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練習用の木の棒をつかってフォーム練習

綾瀬さんも、さっそくトライすることに。まずは、練習用の木の棒でフォームの練習です。ベンチプレス台に横なった綾瀬さんは、久保さんの説明を受けながら、木の棒の端に両手の小指がくるように、しっかりと握ります。棒を持ち上げてスタートポジョンにセッティングします。その後、息を吸いながら胸元に棒をおろす。押す時は、息を吐きながら棒を押し上げる。「めちゃめちゃキレイです!」 みなさんが綾瀬さんのフォームを絶賛します。

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綾瀬さんのフォームの美しさをみなさん絶賛

続いて10kgの重さがあるバーで練習。3回のあげおろしを美しく決めて、「バッチリです」と久保さんからお墨付きをいただきました。「では、世界大会で使われている本番のバーでやってみましょう」。バーの重さは20㎏。実際の競技同様に脚をベルトで固定。安定が増した感覚に、「なんか守られてる感じがする」と綾瀬さん。普段から鍛えている綾瀬さんらしく、美しいフォームで20㎏も軽々クリアしました。

いよいよ本番。20㎏のバーに重さをかけてチャレンジです。まずは2.5㎏×2を加えて25㎏から。美しいフォームでこれはクリア。続いて5㎏×2を追加して30㎏。重量を感じながらも、練習どおりに「フッ」と息を吐きながら挙げる綾瀬さん。「OK!」と久保さんから声がかかり、これもクリア。まだまだいけるか。ちょっと考える綾瀬さんに、「あと2kg足して32㎏に挑戦しましょう」と、久保さんから提案。バーベルの横に立った久保さんと中辻さんが応援します。

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30㎏までクリアした綾瀬さん

これまで通り、美しいフォームで挙げた綾瀬さんですが、32㎏はこれまでと違って、わずかにグラッ。「あれ? 持った?」 二人を見上げて声をあげる綾瀬さん。実は、グラついた瞬間に二人がバーベルを支えてくれていました。ケガをしないようにサポートすることも、この競技で大切なポイントです。

その様子を見ていた森﨑さんは、「40㎏ぐらいはいけそう。止めがキレイ」と綾瀬さんの試技を称賛。みなさんも「練習したらできる」「体の使い方がうまい」と口をそろえますが、「できない気がします(笑)」と綾瀬さんは照れくさそうに笑顔を見せていました。

2020年、そしてその先も見すえて

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綾瀬さんを囲み、パワーリフティングの魅力を語りあう

体験を終えた綾瀬さんは、森﨑さんたちに競技について話を聞きました。「パワーリフティングの魅力は何ですか?」 綾瀬さんの質問に、森﨑さんは、「いつも言っているんですが、気持ちを高める『緊張』、挙げる瞬間の『爆発』、成功後の『歓喜』。それは見ているお客さんも楽しめること」と話します。「競技が決まる3秒間のために練習に励んでいる」と森﨑さん。「気持ちに左右されることは?」という綾瀬さんの投げかけに対して、「挙げているときは何も考えていません」と森﨑さんは答え、みなさんも同様だとうなずきます。「終わってから、どうやって挙げたっけ?って。覚えてないんです(笑)」

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2024年も視野に入れていると話す、森﨑さん

「夢はなんですか?」 綾瀬さんの質問に、「仕事をもちながら頑張りたい」「200㎏を挙げられるようになりたい」と、それぞれ夢を語ります。コーチの久保さんは、「選手が練習しやすい環境を整え、大きな大会が勝てるようにしたい。障がい者の気持ちを理解しながら取り組みたい」と、これからのパワーリフティング発展にかける思いを話してくれました。

そして森﨑さんの夢は、東京2020パラリンピックはもちろん、その先の2024年までみすえた挑戦。「はじめてまだ1年。しっかりとトレーニングをして、大会に出て経験を積んで、パラリンピックを目指したいと思います」

写真:最後にみなさんと撮影する綾瀬さん

最後に、みなさんからパワーリフティングの感想を聞かれた綾瀬さん。「3秒の間に、すごく汗をかきました(笑)」と笑顔で答えていました。綾瀬さんも、今回の体験を通して、「緊張」「爆発」「歓喜」を味わっていたようです。

ふれあい映像

森崎さんたちパワーリフティング選手と綾瀬はるかのふれあい

youtube動画:綾瀬はるか meets 京都・パワーリフティング篇 Long Ver. 再生する

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