Products story 2 見やすさへの揺るぎないこだわり Products story 2 見やすさへの揺るぎないこだわり

「大画面を自分の方に向けられたらもっと見やすいのに」

フローティング大画面が好評をいただく中、
プロジェクトチームに寄せられたさらなる声。

それに応えて生まれたのが左右スイング機構を搭載した
「DYNABIG(ダイナビッグ)スイングディスプレイ」です。

画面の向きを左右に調整できる機構により、
運転席側からはもちろん、助手席側、後部座席側、
どのシートからも見やすいポジショニングが可能になりました。

「大画面を自分の方に向けられたらもっと見やすいのに」

フローティング大画面が好評をいただく中、
プロジェクトチームに寄せられたさらなる声。

それに応えて生まれたのが左右スイング機構を搭載した
「DYNABIG(ダイナビッグ)スイングディスプレイ」です。

画面の向きを左右に調整できる機構により、
運転席側からはもちろん、助手席側、後部座席側、
どのシートからも見やすいポジショニングが可能になりました。

「画面の首振りができれば、視認性は確実に上がる」

プロジェクト開始時から、チームの中でスイング機構の必要性に疑いはありませんでした。

しかしスイング機構を追加するということは、可動部分が増えるということ。
手で動かせる箇所は、振動でもまた動きやすいのです。

単純に画面を揺れないようにするならば、支柱部分の強度を高めれば解決します。
しかし、見るからに堅牢そうな支柱をつけてしまえば見た目の美しさを損なってしまう。
車内インテリアの中で大きな存在感を放つカーナビにおいて、
そこは譲ってはいけないポイントでした。

「頑丈な支柱がついたナビを愛車につけて心が躍るだろうか?」

プロジェクトチームがこだわったポイントは、あくまでも「ユーザーのよろこび」です。

デザイン性を損なわず、女性や子どもでもラクに動かせる操作荷重に抑え、
なおかつ耐振動性を兼ね備えた、圧倒的に見やすく使いやすい大画面。

無謀にも思える条件。

これを実現するために、プロジェクトチームは一から設計を見直すことを選択したのです。

「ユーザーのよろこび」を軸に検討を重ねていく

「画面の首振りができれば、視認性は確実に上がる」

プロジェクト開始時から、チームの中でスイング機構の必要性に疑いはありませんでした。

しかしスイング機構を追加するということは、可動部分が増えるということ。
手で動かせる箇所は、振動でもまた動きやすいのです。

単純に画面を揺れないようにするならば、支柱部分の強度を高めれば解決します。
しかし、見るからに堅牢そうな支柱をつけてしまえば見た目の美しさを損なってしまう。
車内インテリアの中で大きな存在感を放つカーナビにおいて、
そこは譲ってはいけないポイントでした。

「頑丈な支柱がついたナビを愛車につけて心が躍るだろうか?」

プロジェクトチームがこだわったポイントは、あくまでも「ユーザーのよろこび」です。

デザイン性を損なわず、女性や子どもでもラクに動かせる操作荷重に抑え、
なおかつ耐振動性を兼ね備えた、圧倒的に見やすく使いやすい大画面。

無謀にも思える条件。

これを実現するために、プロジェクトチームは一から設計を見直すことを選択したのです。

そして、担当者は自ら100車種以上のクルマで実際に試作機を取り付け、
車両試験場に新設された凹凸ベルジアン路(石畳路)で
振動試験を繰り返しました。

(そうか、車種によって同じ路面でもナビ本体への影響の伝わり方は違うのか)

車種ごとに異なる揺れ方をデータ化し、それをもとに改善を図る。
部品単体の強度を高めていくだけでなく、ディスプレイ全体が
どのように揺れるのかという実走行でこそ得られる情報を反映して
調整を繰り返していきます。

同時にスイング機構の調整角度についても実車で検証を行います。
スイング角度を大きくするとディスプレイと車両が干渉し、
その上、部品強度の確保が難しくなる。
必要かつ十分な調整角度を見極めるため、
各車種の運転席に座って、実際の見やすさを一つ一つ検証していきました。

「試作機の画面を運転席側にスイングさせてみたんですよ。
そしたら、画面が首をかしげたみたいに傾いていて」

担当者は、最初のステップで、あることに気づきます。

クルマのインパネは大抵の場合斜めになっているため、そのままスイングさせると
ディスプレイを支えるスイング機構の回転軸も一緒に傾いてしまったのです。

この気づきにより、スイング機構の軸部分はそれまでの1軸設計に3軸の
ガイド軸を加える改良がなされ、車種に関わらずすべてのシートからの
目線に対してディスプレイが水平にスイングする傾き補正機能が搭載されました。

そして左右へのスイング角度も15度ずつが視認性と強度の観点で
ベストであることが明らかになり、スイング機構の仕様が固まっていきます。

幾度にも及ぶ走行テストを経て、強度とデザイン性のバランス改善を
繰り返す度に確実によくなっていく使い心地。
それは、この左右スイング機構がユーザーのドライブ体験を
もっと快適にすることをわたしたちに確信させたのです。

クルマの中だからこそ分かること

そして、担当者は自ら100車種以上のクルマで実際に試作機を取り付け、
車両試験場に新設された凹凸ベルジアン路(石畳路)で
振動試験を繰り返しました。

(そうか、車種によって同じ路面でもナビ本体への影響の伝わり方は違うのか)

車種ごとに異なる揺れ方をデータ化し、それをもとに改善を図る。
部品単体の強度を高めていくだけでなく、ディスプレイ全体が
どのように揺れるのかという実走行でこそ得られる情報を反映して
調整を繰り返していきます。

同時にスイング機構の調整角度についても実車で検証を行います。
スイング角度を大きくするとディスプレイと車両が干渉し、
その上、部品強度の確保が難しくなる。
必要かつ十分な調整角度を見極めるため、
各車種の運転席に座って、実際の見やすさを一つ一つ検証していきました。

「試作機の画面を運転席側にスイングさせてみたんですよ。
そしたら、画面が首をかしげたみたいに傾いていて」

担当者は、最初のステップで、あることに気づきます。

クルマのインパネは大抵の場合斜めになっているため、そのままスイングさせると
ディスプレイを支えるスイング機構の回転軸も一緒に傾いてしまったのです。

この気づきにより、スイング機構の軸部分はそれまでの1軸設計に3軸の
ガイド軸を加える改良がなされ、車種に関わらずすべてのシートからの
目線に対してディスプレイが水平にスイングする傾き補正機能が搭載されました。

そして左右へのスイング角度も15度ずつが視認性と強度の観点で
ベストであることが明らかになり、スイング機構の仕様が固まっていきます。

幾度にも及ぶ走行テストを経て、強度とデザイン性のバランス改善を
繰り返す度に確実によくなっていく使い心地。
それは、この左右スイング機構がユーザーのドライブ体験を
もっと快適にすることをわたしたちに確信させたのです。

プロジェクトチームはディスプレイの調整機構と並行して、
大画面の視認性をさらに高める方法を模索します。

大画面ナビは大きさの分、
外光の反射や映り込みも大きな課題でした。

上下スライド、前後チルト、左右スイング機構によって、ベストな位置にポジショニングしても、
光の反射を避けるためにディスプレイの位置を変えなければならないのは不便です。

また、車内の景色が画面に映り込む「反射像」は
チラつくことで、ディスプレイのブレを感じやすくしてしまう。

「なら、ディスプレイも新しく造ろう」

開発チームは車内環境において格段に見やすい大画面を追求するため
新しいディスプレイの開発に乗り出します。

従来モデルにおける太陽光反射の原因は、パネルと液晶の面の間にある空気層。
ここに太陽光が差し込んで乱反射し、画面が白みを帯びて視認性が悪くなっていました。

これに対し、透明なボンディング材を注入し空気層を無くすことで乱反射を抑制。
太陽光が画面に当たっても地図がクッキリと見える視認性が確保され、

さらにパネル表面に反射を抑制するAGAR低反射フィルムを採用したことにより、
映り込みによる「反射像」が抑制され、ディスプレイのブレを視覚的に軽減できました。

また、液晶を高視野角なパネルに変更することで、運転席に向けた画面が
助手席からも読み取れる視認性が確保されたのです。

こうして完成した光の反射を抑制する「ブリリアントブラックビジョン」は、
左右スイング機構との相乗効果により、”圧倒的な見やすさ”を実現しました。

“見やすさ”を極限まで追求する

プロジェクトチームはディスプレイの調整機構と並行して、
大画面の視認性をさらに高める方法を模索します。

大画面ナビは大きさの分、
外光の反射や映り込みも大きな課題でした。

上下スライド、前後チルト、左右スイング機構によって、ベストな位置にポジショニングしても、
光の反射を避けるためにディスプレイの位置を変えなければならないのは不便です。

また、車内の景色が画面に映り込む「反射像」は
チラつくことで、ディスプレイのブレを感じやすくしてしまう。

「なら、ディスプレイも新しく造ろう」

開発チームは車内環境において格段に見やすい大画面を追求するため
新しいディスプレイの開発に乗り出します。

従来モデルにおける太陽光反射の原因は、パネルと液晶の面の間にある空気層。
ここに太陽光が差し込んで乱反射し、画面が白みを帯びて視認性が悪くなっていました。

これに対し、透明なボンディング材を注入し空気層を無くすことで乱反射を抑制。
太陽光が画面に当たっても地図がクッキリと見える視認性が確保され、

さらにパネル表面に反射を抑制するAGAR低反射フィルムを採用したことにより、
映り込みによる「反射像」が抑制され、ディスプレイのブレを視覚的に軽減できました。

また、液晶を高視野角なパネルに変更することで、運転席に向けた画面が
助手席からも読み取れる視認性が確保されたのです。

こうして完成した光の反射を抑制する「ブリリアントブラックビジョン」は、
左右スイング機構との相乗効果により、”圧倒的な見やすさ”を実現しました。

F1Xの表示イメージ

「カーナビは使う人の心地よさを一番に考えたものでありたい」

それがわたしたちの共有する信念です。

あくまでも“見やすさ”を追求することにより、
家族や友達同士でのドライブで途中運転を替わっても、
ドライバーがそれぞれ見やすい位置に画面を調整でき、
車内のみんなが見やすい位置に画面を向けられる、
「みんなのクルマに振り向く大画面」は生まれました。

だから、この先もわたしたちは
“使う人の快適さ”にこだわり続けていきます。

それはわたしたちの技術と情熱をどこに注ぐべきかを教えてくれる
最良のヒントなのですから。

振り向く画面で、もっとみんなに快適なカーナビへ

「カーナビは使う人の心地よさを一番に考えたものでありたい」

それがわたしたちの共有する信念です。

あくまでも“見やすさ”を追求することにより、
家族や友達同士でのドライブで途中運転を替わっても、
ドライバーがそれぞれ見やすい位置に画面を調整でき、
車内のみんなが見やすい位置に画面を向けられる、
「みんなのクルマに振り向く大画面」は生まれました。

だから、この先もわたしたちは
“使う人の快適さ”にこだわり続けていきます。

それはわたしたちの技術と情熱をどこに注ぐべきかを教えてくれる
最良のヒントなのですから。

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2022年モデル ストラーダラインアップ 2022年モデル ストラーダラインアップ

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