郊外に出ると、点在する民家の灯りの中に、イルミネーションで飾り付けているところが見えます。澄んだ12月の空気で、くっきりと浮かんでいます。
ここでのBGMは、この曲がぴったりだと思うんですが、いかがでしょう?
ベートーヴェン作曲の、弦楽五重奏曲 ハ長調の第1楽章です。
弦楽による細かい音で構成されているメロディは、イルミネーションのきらめきや涼やかな空気感を表現しているように思えます。明るい雰囲気の曲調も、新年へ向けての希望を感じさせてくれているようで、とても気持ち良いですね。
この曲は、ベートーヴェンの初期の作品で、彼にしては珍しく長調で作曲されています。後の深刻な作風とは違って、全体を通して明るい希望に満ちている雰囲気が、とても魅力的です。
世界的に有名なイ・ムジチ合奏団をはじめとして、名立たる室内管弦楽団が無数の録音を残しています。それぞれに随分印象の違う演奏をしていますので、是非聴き比べてみて下さい。
押し迫る年の瀬。なにかと気ぜわしくなってきますが、気持ちに余裕を持って運転をしましょう。年末年始はクルマを運転する機会も増えて来るかもしれません。そんな時には、心を穏やかにしてくれるBGMを選んで、楽しい新年を迎えましょう。皆様、良いお年をお迎え下さいませ。