サン=サーンス 序奏とロンド・カプリチオーソ

楽曲解説

サン=サーンス 序奏とロンド・カプリチオーソ

目指す神社の駐車場は満車に近い状態で、参道にも人があふれています。やはり正月の賑わいですね。ここでは、この曲がぴったりでしょう。サン=サーンス作曲の「序奏とロンド・カプリチオーソ」です。
ちょっとジプシー音楽の風味が入っていますが、新年の雰囲気にはふさわしいリズムとメロディを持っている名曲です。

この曲は、フランスのロマン派を代表する作曲家であるサン=サーンスの、「動物の謝肉祭」と並ぶ人気の曲です。「ツィゴイネルワイゼン」を作曲したことで知られているヴァイオリン奏者、サラサーテに捧げた曲で、ヴァイオリンが目立つような構成の曲になっています。ヴァイオリン奏者なら誰でもレパートリーに入れたがるポピュラーな曲なのです。後半の派手な展開は、サン=サーンスらしいウィットに富んでいて、思わず笑顔になってしまう作りになっています。きっと、サラサーテに対する憧れもあったんでしょうね。

ヴァイオリン奏者の定番曲なので、数多くの録音があります。昔から名盤と呼ばれる録音がたくさんありますが、ここではメータ指揮のイスラエル・フィルの演奏をバックに、ヴェンゲーロフがヴァイオリンを弾いたものをおすすめしておきましょう。実に気持ち良い演奏です。
お参りを済ませて参道の出店をひと通り楽しんだら、次の目的地へクルマを走らせることにしましょう。