本来日本のものではないチューリップやカーネーションも、この季節に満開になります。日本に定着してから長い歴史があって、もはや日本の春の風景に欠かせないものになっている感がありますね。花屋の店頭で見かけることが多い花ですが、幸運にも栽培されている畑に通りがかったりすると、その鮮やかさに思わず声をあげてしまいます。
ここでのBGMには、この曲がぴったりでしょう。シベリウス作曲の、組曲「カレリア」より第3曲「行進曲風に」です。爽やかで軽やかな曲調は、鮮やかな花が目の前に広がる風景に、見事にマッチしますよね。
フィンランドの作曲家であるシベリウスは、カレリア地方を訪れた時にそこの民謡に魅了されます。それらを題材にしてまとめたものが、この作品です。ですから、素朴で親しみ易いメロディが基本になっています。日本でも昔からテレビなどでも使われることが多くて、耳に馴染んでいる方もたくさんいらっしゃると思います。
トランペットによるファンファーレ風のメロディは、シベリウスが後に作曲した代表作「フィンランディア」の基になったように思われるキャッチーなものです。
とても民族的な作品なので、やはり現地の演奏家の録音を聴いてみるべきでしょう。カム指揮のヘルシンキ放送交響楽団の録音が、おすすめです。
たけのこや、フキ、えんどうがおいしい季節でもありますね。道の駅に立ち寄って、そんな春の味覚を手に入れて帰途につきましょう。家に着くまで、安全運転で。