プロコフィエフ 「ロミオとジュリエット」第2組曲より「モンタギュー家とキャピュレット家」」

楽曲解説

プロコフィエフ 「ロミオとジュリエット」第2組曲より「モンタギュー家とキャピュレット家」」

楽しいバーベキューから一夜明けると、鳥のさえずりが気持ち良く目覚めさせてくれます。朝露が木々の緑を引き立ててくれる中、アサガオが咲き乱れる一帯を散策してみましょう。アサガオの花そのものは淡い色合いですが、緑の中に咲いているととても華やかに見えるものです。こんな風景に囲まれていると、世間の喧噪を忘れさせてくれますね。

ここでのBGMには、この曲はいかがでしょう。プロコフィエフ作曲のバレエ音楽「ロミオとジュリエット」第2組曲より「モンタギュー家とキャピュレット家」です。

CMなどでおなじみのメロディは、本来の意味とは全く違う印象になってしまっています。けれども、日本中に広く知られることになったのは、とても喜ばしいことですね。

「ロミオとジュリエット」は、皆さんご存知のとおりシェイクスピア作の悲劇です。一般的には、フランコ・ゼフィレッリ監督による映画が最も知られています。映画用の音楽も、巨匠ニーノ・ロータが手掛けて、歴史に残る名曲と言われています。もちろん、クラシック音楽で「ロミオとジュリエット」と言えば、このプロコフィエフの作品です。

楽しいキャンプも、帰路につく時間です。初夏の緑を全身で感じながら、ドライブをしましょう。くれぐれも、アクセルは控えめに。