フランツ・シュトラウス ピアノとホルンのためのテーマとバリエーション

楽曲解説

フランツ・シュトラウス ピアノとホルンのためのテーマとバリエーション

仲秋の名月を過ぎると、急に秋めいて来ます。景色も既に「秋」です。コスモス畑のあぜ道には、ヒガンバナが鮮やかに咲き誇っています。太陽が高くなるとまだまだ暑いですが、目の前に広がる風景とそよ風は、確実に秋の到来を感じさせてくれます。

ここでのBGMには、この曲がぴったりです。フランツ・シュトラウス作曲の、「ピアノとホルンのためのテーマとバリエーション」です。
のどかで愛らしいホルンのメロディは、眼前の風景の美しさをより一層引き立ててくれますよね。ホルンによるメロディは実に魅力的ですが、ピアノも単なる伴奏にとどまらず、二人で会話をしているようです。

フランツ・シュトラウスは、作曲家としてはほとんど知られていません。実はホルン奏者としての名声が高い人なのです。ですから、数少ない作品のほとんどは、ホルンのためのものなのです。
ドイツの大作曲家、リヒャルト・シュトラウスの父であると言えば、なるほどと思う方も多いかもしれませんね。
ホルン奏者に愛される作曲家なので、ハン・シャオメイなどの名ホルン奏者の録音を探してみるとお気に入りのものが見つかるかもしれません。
キンギョソウや、リンドウ、キキョウなど、いかにも日本を感じさせる花が多いのも、この季節の醍醐味ですね。さらにドライブを続けましょう。