ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」から「こびと」

楽曲解説

ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」から「こびと」

日中は暖かくなってきたものの、晴れた日の早朝はかなり冷え込みます。凛とした空気の中、早速ドライブに出掛けましょう。
スタートには、この曲がふさわしいでしょう。ムソルグスキー作曲の、組曲「展覧会の絵」から「こびと」です。

冷たい空気を表現しているような暗い曲調ながら、あちこちに登場するアタック音が生命の胎動を感じさせる不思議な作品です。この季節のドライブのスタートの気分を盛り上げるにはぴったりの曲でしょう。

ロシアの作曲家であるムソルグスキーは、個性的な作品で知られています。「展覧会の絵」は、彼の友人の絵画展からインスピレーションを得て作曲されました。もともとピアノ曲として作られましたが、一般的に知られるようになったのは、ラヴェルが編曲した管弦楽版による録音が増えたことからでした。ムソルグスキーの真意を知るには原点であるピアノ独奏が適していると言われていますが、独特の和音やダイナミクスを堪能するには、やはりオーケストラの演奏のほうが分かりやすいでしょう。

ピアノ独奏なら、リヒテルやホロヴィッツの録音が定番です。オーケストラでの録音も数多いのですが、レヴァイン指揮のメトロポリタン・オーケストラの録音をおすすめしておきましょう。

そろそろ窓を開けてドライブをすすめても良い感じになってきましたね。