ホルスト 「惑星」より「海王星」神秘なる者

楽曲解説

ホルスト 「惑星」より「海王星」神秘なる者

クルマの窓を開けて走っていると、5月の柔らかな風に花の香りや新緑の新鮮な香りを感じることができます。そう、5月は新緑の季節でもありますもんね。

目にも鮮やかな風景にふさわしいのは、この曲でしょう。ホルスト作曲の、「惑星」より「海王星」神秘なる者です。

フルートを中心にした木管楽器のアンサンブルが、平和で穏やかなムードを作り上げます。また、後半になると女声コーラスがその雰囲気を引き継ぎます。

「海王星」は、ホルストの組曲「惑星」の中でも最も静かな曲ですが、神秘的な中にも希望や平和を感じさせてくれる、実に魅力溢れる作品です。実は、この作品がヒットした後、目立った作品がなくて、ホルストの名前とともに「惑星」も忘れ去られていました。作曲から50年近く経って、カラヤンがウィーン・フィルと録音したものがセンセーションになって、大人気の曲として復活したのです。ですから、名演が多い中で、その録音が決定版と言えます。その他、大編成のオーケストラで演奏した新しい録音も、ダイナミックで人気があります。また、冨田勲によるシンセサイザーの演奏は、聴いておくべきの傑作です。

空気の中に、徐々に湿気を感じるようになってきて、雨の季節が近づいてきます。今の爽やかな季節に、存分にドライブを楽しみましょう。