スコット・ジョプリン:パイナップル・ラグ

楽曲解説

スコット・ジョプリン:パイナップル・ラグ

雨もあがって真夏のような日差しが眩しくきらめいています。遠くに見える入道雲が、真夏の到来を告げているようです。窓を開けて、ドライブを続けましょう。

BGMには、この曲を選びましょう。スコット・ジョプリン作曲の、「パイナップル・ラグ」です。

弾むようなラグタイムのピアノのリズムは、夏に向けての気分を盛り上げてくれますよね。ピアノ一台の演奏で、これだけウキウキした気分にさせてくれるのは、考えてみるととんでもなくすごいことです。

この曲はクラシック音楽の範疇には入りませんが、作られたのは100年以上前なので、広い意味でのクラシックと呼べるかもしれません。

作曲したジョプリンはアメリカの黒人で、まだまだ人種差別が激しい時代に、酒場でピアノを弾くことで生計を立てていました。そんな生活の中で、彼は無数の作品を作曲しました。全てはピアノの独奏曲ですが、どれも楽しい雰囲気の曲ばかりです。最も知られているのは、映画「スティング」で使われた「ジ・エンタテイナー」ですね。現在でもいろんな場面で使われている、名曲です。彼自身が演奏したものが残されていますので、是非CDで聞いてみてください。どの曲も、理屈抜きで楽しい気分になれますよ。

梅雨明け前の貴重な晴れ間を、存分に楽しみましょう。