今夏のエアコン、ガマン派が44%!昨年38%からさらに上昇 設定温度もガマン!理想と現実が明らかに パナソニック エアーマイスターが教える熱中症対策&夏のエアコン節電

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2023年06月06日

今年も電気代が各家庭のお財布を直撃しています。電気代を気にして「エアコン控え」が懸念される一方、夏は熱中症による救急搬送が急増するため注意が必要です。熱中症対策の観点からも、無理のない範囲で節電しながら、エアコンはガマンせずに活用することが大切です。

この度、パナソニック株式会社では20~60代の男女1106名を対象に今夏のエアコン利用についてアンケート調査するとともに、パナソニック エアーマイスターが夏の熱中症対策&エアコン節電ポイントをご紹介します。





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今夏のエアコン冷房ガマン派44%に、昨夏実際にガマンしたのは38%
設定温度は「25℃」が理想なものの「26℃」でガマン!?
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「今年の夏は節電のため、冷房の利用をガマンしようと思いますか?」という質問では、「強く思う」(9%)、「やや思う」(35%)と44%が今夏の“エアコンガマン派”であることがわかりました。
また、昨年のエアコン利用状況についてたずねたところ、「かなりガマンした」(6%)、「ややガマンした」(32%)と、実際の利用状況として38%が昨夏の“エアコンガマン派”だったことがわかり、今年は“エアコンガマン派”が増加していることが浮き彫りになりました。




続いて、夏のエアコンの設定温度と、理想の設定温度をたずねる質問では、実際の設定温度として最も多かったのが「26℃」(17%)だったものの、理想の設定温度としては「25℃」(18%)が最多と、設定温度でも“エアコンガマン”の傾向が見られる結果となりました。







在宅時と睡眠時について、「常につける」以外を選択した方に、エアコンをガマンする理由についてたずねました。



いずれの場合も、「電気代がかかるから」が最も多い結果となっており、「冷えすぎるから」と続きます。「体に悪いと思うから」「直接風が体に当たるのが嫌だから」という回答も多く、睡眠時に特に多かったのが「風邪を引いたり、だるさを感じたりするから」という理由でした。

「夏のエアコン節電のためにしていることは何ですか」という質問では、設定温度をたずねる質問でも同様の結果が出たように「設定温度を高くする」(42%)が圧倒的に多い結果に。その他には、「エアコンフィルターの掃除をする」(26%)、「サーキュレーターや扇風機を併用し、冷たい空気を室内に循環させる」、「扇風機など他の冷房器具を併用する」がそれぞれ25%となりました。

エアコンの節電方法の一つに、エアコンの自動設定を活用する方法があります。風量設定は、環境にもよりますが、微風にすると設定温度に至るまで時間がかかり、逆に消費電力が増えてしまいます。しかし、節電方法として「風量を弱めにする」が23%だったのに対し、「オート機能や自動設定で使用する」が13%だったことから、まだまだ誤解をされている方が多いかもしれません。
パナソニックの独自の調査では、「自動」と「微風」を比較したとき、「微風」は「自動」に比べて設定温度に到達するまでの消費電力が20%高く、到達するまでの時間が6.4分長いという結果も出ています。※
一見節電に繋がりそうな「微風」ですが、人が調整するよりも賢く室温をコントロールしてくれる「自動」を積極的に活用しましょう。
※稼働開始時外気温/室温30℃以上、設定温度26℃冷房時(パナソニック独自調査)

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エアコンのプロが教えるエアコンで熱中症対策!
「温度」「湿度」「輻射熱」がポイント
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夏の室内は要注意。暑さ対策をまったくしなかった室内では、室内全体が暑くなり、暑さ指数(WBGT)が厳重警戒ランクになることも。
ここではエアコンを適切に使った熱中症対策を紹介します。

1.エアコンの冷房は室温28℃を目安に、適切な温度に調整する
まずエアコンの冷房は我慢せずに入れましょう。
設定温度については、例えばクールビズとしては冷房時の室温28℃で快適に過ごせる軽装が推奨されていますが、室温28℃はあくまで目安です。
日当たり状況や建物状況などによっても「暑い」「寒い」の感じ方は変わりますので、お部屋の環境にあわせた室温調節を行ってください。
都度の温度調整がわずらわしい場合には自動運転もおすすめ。エアコンは温度と一緒に湿度も下げてくれるので、熱中症対策として効果的です。

2.気流を活用することも重要!
冷たい空気は下に溜まりがちです。
室温に温度むらが出ないように、風向きルーバーを調整したり、サーキュレーターや扇風機などを併用したりして、なるべく冷たい空気を循環させるようにしましょう。また、エアコンの機能が低下しないように、フィルターの掃除も定期的にしておきましょう。

3.輻射熱対策も忘れずに
窓から入る太陽光は遮光カーテンや、日射遮断フィルムなどで遮るようにして、エアコンを効果的に活用できるようにしましょう。


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夏本番前に必見、パナソニックが教えるエアコンの節約術
~サーキュレーターを用いたエアコンの冷房効率の上げ方~
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・上向き、下向き、それともスイング? 冷房運転時の風向きはどれが正解?
冷房の風は上向きに送りましょう。空気は性質上、冷たければ下へ、暖かければ上へと移動します。
冷房時に風を上向きにすると、冷風を直接体に当てずに、自然と下に落ちてくる冷気でお部屋を冷やすことができます。ただ、時間とともに冷気が下に溜まり、お部屋に温度ムラができてしまいます。この温度ムラを解消するには、空気を適切に撹拌して循環させる必要があります。
上下に風を送るスイングも、空気を循環させるのに役立つ風向きです。ただし、体に風が直接当たるタイミングがあるため、寒かったり不快に感じたりするようなら上向きを利用するのがおすすめです。

・温度を下げる前に風量を上げれば、電気代にも影響あり!
あまりに暑い日だと、つい冷房の設定温度を下げがちです。でも、それよりも省エネという点では、風を上手に利用する方がおすすめ。設定温度を1℃下げるのに比べて、設定温度を変えずに風量をアップさせた場合、年間約1400円以上※も節約できるという結果が出ています。これは、空気を冷却するよりも風量を強くする方が、少ないエネルギーで済むためで、結果として電気代が抑えられるのです。
ただ、最近のエアコンは自動運転がとても優秀。快適に調整してくれるうえに省エネ性も高いので、設定に迷ったときはエアコンにおまかせするのもひとつの方法です。

・温度ムラを解消させる、サーキュレーターの電気代



室内に生じた温度ムラを解消するには、サーキュレーターが効果的。風を起こして空気を撹拌し、強制的に循環させることが可能。サーキュレーターのメーカーやモデルにもよりますが、最大運転時における消費電力が21W程度のものが多いため、それを踏まえて考えると1時間あたりの電気代は約0.6円になります。(1kWh 31円(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会電気料金目安価格)で計算)
最近では省エネタイプのサーキュレーターも増えているので、そうしたモデルにすればより電気代は抑えられるでしょう。
夏の冷房時は、設定温度を1℃上げるだけで、消費電力を約13%も削減できると言われています。サーキュレーターの併用で設定温度を上げることができれば、電気代の節約が可能になるでしょう。

・サーキュレーターの上手な使い方



冷房効率を上げるには、エアコンの下に置き、エアコンと同じ風向きにするのが基本的な使い方ですが、サーキュレーターの本質は、たまった冷気の拡散と、エアコンからでは届かない場所に冷気を送ること。部屋の形状や家具の位置、エアコンの取り付け状況など、使う環境によっては置き方を変える方が良い場合もあります。

・パナソニック エアーマイスターが教える部屋タイプ別サーキュレーター活用法!

1. 長方形タイプのお部屋



エアコンの気流は正面側が一番遠くまで届くので、長方形のお部屋であれば短い辺に取り付けるのが正解。
長い方に取り付けると正面の壁に気流がぶつかり、エアコンの冷気が届かない場所ができてしまいます。その場合はサーキュレーターの後ろからエアコンの冷気を吸って、冷気の届かない方向の上部に向けて冷気を送るといった使い方がおすすめです。このケースならサーキュレーターはエアコンの対面に置き上向きに冷気を送るか、首を振って左右に冷気を送るといった使い方が適切です。

2. ロフトのあるお部屋



ロフト部分は下のフロアよりも暑くなりがち。サーキュレーターはエアコンと同じ方向へ向け、ロフトの方向に向かってエアコンの冷気を送りましょう。
サーキュレーターが2台ある場合はロフトに溜まった熱い空気をエアコンの方向に追い出し、エアコンからの冷気をロフト側へ向けることで効率よくロフト部分を冷やせます。

このように、窓との関係や、普段どこで過ごすのかまで考慮しながら、エアコンとサーキュレーターを上手に併用したいもの。迷ったときは、まずエアコンの風向きを少しずつ変えながらチェックしてみるのがおすすめです。風が届かない場所、冷えすぎる場所がわかれば、サーキュレーターの使い方も見えてきます。
※ パナソニック製「CS-F403D2」を使用した場合。電気代31円/kWhでの実験

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パナソニックのエアコン「エオリア」
LXシリーズは2年連続で「省エネ大賞」を受賞!
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「2022年度省エネ大賞」を家庭用ルームエアコンでは唯一受賞しました
(2023年度モデル LXシリーズにおいて)

主な省エネ機能
・ 冷暖房との併用で窓を開ける換気に比べ、
 室温を維持しながら効率よく換気が可能に。
 「換気(給気/排気)」
・ コンプレッサーの排熱を冷房・暖房にも有効活用。
 「エネチャージ」
・ 冷房による乾燥や冷えを抑えながら、省エネ※を実現。
 「しっとり冷房」
・ 切り忘れ通知や電気代の見える化で、節電意識の向上へ。
 「エオリア アプリ」
※ CS-403DLX2において、当社独自の条件により評価。安定運転時約1時間の積算消費電力量が、通常の「冷房」モード時=269 Whと、「しっとり冷房」モード時=229 Whとの比較。当社環境試験室(約14畳)、外気温35℃、体感温度25℃が得られるように設定、冷房安定時。実際の消費電力量は条件により異なります。


【パナソニック エアーマイスター 福田 風子】




パナソニック株式会社
空質空調社 日本マーケティングセンター 空気事業マーケティング統括部
自宅に異なる4機種のエアコンを設置し、機能の違いや風の違いを感じ分ける。スマホを使って家中のエアコンを遠隔操作したり、時にはカビの発生したエアコンを自ら入手・分解して調べるなど担当の枠を超えてちょっとしたエアコンマニア。

■パナソニックエアコン「Eolia(エオリア)」は、「熱中症ゼロへ」プロジェクト公式エアコンに認定されています。「熱中症ゼロへ」とは、熱中症にかかる方を減らし、亡くなってしまう方をゼロにすることを目指すプロジェクトです。
公式サイト https://www.netsuzero.jp/

■「2023年 エアコン利用に関する実態調査」概要
●調査地域:全国
●調査期間:2023年5月15日(月)~5月19日(金)
●調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
●調査対象:20~60代の男女
●有効回答:1106名(男性:569名、女性:537名)
※調査結果を引用いただく際はパナソニック「エオリア」調べを引用元として記載ください。

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