パナソニック株式会社は、多くの保護犬猫たちの新たな家族との出会いの場になっている「パナソニック保護犬猫譲渡会」を、2024年11月16日・17日の2日間にわたり大阪にて開催しました。
本イベントは、ひとも犬も猫も「家族」みんなが幸せに暮らせる社会の実現を目指して、22年から開催しています。(運営協力:朝日新聞社sippo編集部)
「譲渡会コーナー」で保護犬猫と里親候補者との出会いの場を提供するだけでなく、保護犬猫問題の背景を学んだり、お迎え後の犬や猫とひとが幸せに暮らすための情報を得られる場にもなっている本イベントは、来場者数のべ5,229名、参加した保護犬・保護猫はのべ196頭、105件の譲渡申込につながりました。(2024年11月30日現在)
アクション数に応じてパナソニックから寄付するSNSチャリテイキャンペーンや、本イベントに参加した動物保護団体への寄付、人気アーティスト ミヤギユカリさんとコラボしたオフィシャルチャリティグッズの販売などを合わせ、本イベントを通して集まった寄付総額は512,435円に上りました。すべて、本イベントの譲渡会に参加した 動物保護団体へ寄付し、保護犬や保護猫のための医療費など活動資金として使われます。
譲渡会の他にも専門家による学びコンテンツや、元保護犬猫達が現在は幸せに暮らす様子の写真展、動物保護団体が出店するチャリティマーケット、パナソニック製品展示・体験コーナーなども開催し、大盛況のうちに幕を閉じました。
◆譲渡会コーナーの様子
保護犬猫と里親候補者たちが対面する譲渡会コーナーは、スペースを昨年の約1.5倍に拡大。参加する保護犬猫の負担軽減に努めながら、ゆったりとしたスペースでマッチングを行いました。
◆学びコンテンツの様子
専門家から直接話を聞けるトークステージでは多くの来場者が熱心に耳を傾けていました。
【講演内容】
・NPO法人アニマルレスキューたんぽぽ 代表 本田千晶さん「保護犬や保護猫はどこから来るの? 動物保護団体から学ぼう」
・認定NPO法人アニマルレフュージ関西 奥田昌寿さん「保護犬や保護猫を迎えるときの疑問 動物保護団体に聞いてみよう」
・もみの木動物病院副院長 村田香織先生「保護犬、保護猫と家族になろう 準備からお迎え後のポイントまで獣医師が解説」
◆写真展の様子
「出自に関係なく、犬はみんな犬、猫はみんな猫」という気持ちが込められた写真展「みんなイヌみんなネコ」では、元保護犬・保護猫が幸せに暮らす様子を愛情あふれる写真とメッセージで紹介しました。
◆チャリティマーケットの様子
ミヤギユカリさんとコラボしたオフィシャルチャリティグッズのほか、動物保護団体のオリジナルグッズを販売しました。昨年に続き、俳優の坂上忍さんが運営する動物保護ハウス「さかがみ家」も出店しました。
◆家電コーナーの様子
快適で健やかな犬猫とのくらしをサポートするパナソニックの家電も紹介しました。
(紹介した商品)
・次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」
・HDペットカメラ
・コードレススティック掃除機
・フルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX」
・LEDネックライト
・ペットクラブ犬用バリカン
・ナノイーX搭載ファンヒーター「Hot&Cool」
・レイアウトフリーテレビ
・衣類スチーマー
・思わず笑顔になるロボット「NICOBO」
■来場者の声■
来場者アンケートを実施したところ、「初めて譲渡会に参加した」と回答した方が80.7%となり、今まで参加経験がなかった方にも多くご来場いただくことができました。
本イベントを体験して、「保護犬・保護猫を迎え入れたい」と感じた方が77.7%となりました。また、「迎え入れることはできないが応援したい」という方も21.2%となり、保護犬・保護猫を取り巻く環境を変えたいという多くの声につながりました。
【主な来場者コメント】
●昨年も参加して、その時出会った保護犬ちゃんをお迎えしました。とてもかわいい子がお家に来てくれたのでパナソニックさんには心から感謝しております。その子の性格の問題で、新しい保護犬ちゃんをお迎えするのは難しいのですが、これからも保護犬・保護猫のかわいさを伝えていって欲しいと思ってます。
●ネットで見ているだけでは、どの保護団体を訪ねて良いのかわからないでいました。
今回参加させていただいて、直接保護団体の方とお話することで一匹でも救える命があるのなら是非協力してみたいという気持ちになりました。機会をいただいて感謝しています。
●初めてこういったイベントに参加しましたが、パナソニックの主催で安心感がありました。また、商品の展示ももし自分が犬猫をお迎えしたらこのように使えるのか、と想像の膨らむ展示でした。
●どこの団体さまも譲渡会を開く会場を探すのに苦労されていると聞きました。パナソニックさんのような企業さんが支援していただけることは本当に凄いことだと思います。
このような企業さまが増えることを望みますし、もっともっと多くの方々に譲渡会まで開いてワンちゃんや猫ちゃんたちを支えていかなくてはならないことを知ってもらい、安易に飼育しないでいただきたいですし、本当に最後の最後まで見守って欲しいと切に願いたいです。
■参加した動物保護団体からの声(一部)
●アニマルレスキューたんぽぽ様
今年も奇跡と呼べるほど、動物愛にあふれた素晴らしいご家族さまたちと出会えました。
これまで1度も声がかからなかった終生保護を覚悟で保護した雑種犬に2組、同じく5年間1度も声がかからなかった猫2匹にもお声がかかり、トライアルに出発しました。このパナソニック保護犬猫譲渡会がなければこの子達は終生施設で暮らし、トライアルに出ることはなかったはずです。ご縁をつないでいただき感謝しております。
●てとてとしっぽ様
来場者様からは「今回の譲渡会に参加していない子たちにも会ってみたいです」「また譲渡会に参加したいです」などのお声も多くいただき、譲渡会後もHPより次回の譲渡会日程についてのお問い合わせもいただいております。
また、お話をしている中で保護犬を迎えるタイミングについてなど様々なご相談もあり「お話できて良かったです。譲渡会に来て良かったです」などのお声もいただき、私たちにとっても大変貴重な嬉しい機会になりましたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
◆◆ 「パナソニック保護犬猫譲渡会」◆◆
主催:パナソニック株式会社
協力:朝日新聞社sippo編集部
実施日時:2024年11月16日(土)、17日(日)
会場:大阪ビジネスパーク(OBP) ツイン21 アトリウム
来場者数:のべ5,229名
募金総額:512,435円
寄付用途:本イベントの譲渡会に参加された動物保護団体への寄付となり、保護犬や保護猫のための生活費(フード代など)や医療費など活動資金として使われます。
譲渡会エリア参加団体:13団体 (順不同)
・公益財団法人日本アニマルトラスト
・NPO法人アニマルレスキューたんぽぽ
・認定NPO法人アニマルレフュージ関西
・いちねんいぬぐみ
・NPO法人C.O.N
・teamねこのて
・認定NPO法人てとてとしっぽ
・ペットアダプションセンター宝塚
・保護猫ふみふみ
・yanagi22
・わんLOVE
・NPO法人おおさかねこネット
・一般社団法人SORA小さな命を救う会
紹介した保護犬・保護猫:のべ196頭*
譲渡申込数:105件(重複申込含む)
*16日と17日は、両日とも獣医師が立ち会い、犬猫の健康状態を見守りながら譲渡会を実施しました。
チャリティマーケット出店団体
・一般社団法人 さかがみ家
・一般社団法人Reef Knot
・NPO法人もふっこひだ
・一般社団法人 東京都人と動物のきずな福祉協会
・NPO法人 猫と人を繋ぐツキネコ北海道
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