DC-GH5

dc-gh5

特長4K HDR動画記録

さらなるリアリティを獲得した、新時代の映像表現をその手に。

HLG(Hybrid Log Gamma)による4K HDR動画撮影に対応

肉眼に迫るリアリティを追求した、圧倒的な階調表現を可能に

HDR(High Dynamic Range)動画とは、圧倒的なダイナミックレンジで記録することで明暗の細かな階調を同時に表現することができる、次世代の映像表現。ファームウェア Ver.2.0に進化したGH5は、高精細な4K画質と膨大な情報量を有する10bitモードに対応した、HLG(Hybrid Log Gamma)による4K HDR動画記録を実現。肉眼で見たようなリアリティを追求し、高精細で立体感のある圧倒的な映像表現を可能にしています。プロフェッショナルなHDR映像制作に応える革新的な機能が、GH5 ファームウェア Ver.2.0で遂に搭載されます。

HLG(Hybrid Log Gamma)による4K HDR動画記録

GH5はHDRに関する国際標準規格(ITU-R BT.2100)のひとつである「ハイブリッドログガンマ(Hybrid Log Gamma/HLG)」方式でのHDR動画撮影に、デジタルカメラとしていち早く対応。LongGOP、ALL-I圧縮方式を含む、全ての4K/FHD 4:2:2 10bit動画記録モードに対応しています。撮影した映像は、HLG方式に対応したテレビとHDMI接続することで、より自然に近い階調での映像を簡単にご視聴いただくことができます。また、今後増えてくる4K HDR映像コンテンツの撮影現場でも、GH5をご活用いただくことができます。

● HLG(Hybrid Log Gamma)による4K HDR動画記録には、ファームウェアのアップデートが必要です。ダウンロードはこちらから

フォトスタイルに「ハイブリッドログガンマ」を追加

GH5でHLG方式での動画記録を可能にする「ハイブリッドログガンマ」をフォトスタイルに追加しました。他のフォトスタイルと同じく、シャープネスやノイズリダクション、彩度、色相をカメラ内で調整することができます。

●この機能の使用には、ファームウェアのアップデートが必要です。ダウンロードはこちらから

10bitモードに対応したHLG方式動画記録

GH5のHLG方式動画記録は、10bitモードの4K/FHD/アナモフィックモードに対応した充実のフォーマットを用意。膨大な色情報を記録できる高ビットレート動画記録のため、階調豊かなクオリティの高いHDR動画撮影を可能にします。多様なフォーマットの中からプロフェッショナルな映像制作現場のニーズに合わせて細かく記録設定を変えることで、理想的なHDR映像制作を実現します。

●システム周波数:59.94Hz時(一部抜粋)

●この記録モードの使用には、ファームウェアのアップデートが必要です。ダウンロードはこちらから
※1 ハイレゾはDMW-XLR1使用時のみ記録できます。

HLG方式による4K/60p 4:2:2 10bitでのHDMI 4K HDR映像出力も可能に

動画記録中にHDMI端子から映像出力する「HDMIモニタリングスルー」機能により、4K/60p 4:2:2 10bitのなめらかな映像かつ豊富な色情報をもつHDR動画を記録することができます。コマ落ちが少ないなめらかな映像で、より自然に近い映像表現が可能になります。

●HDMI出力で4K/60p 4:2:2 10bitの場合は、SD記録はできません。

4:2:2 10bit出力対応 HDMIモニタリングスルーについて詳しくはこちら

HDR動画とSDR動画について

従来の技術(SDR: Standard Dynamic Range)では、明暗差が大きいシーンで暗いところに露出を合わせると白飛びを起こしてしまい、画面上の明暗部を同時に再現することは困難でした。
それに対して、HDR(High Dynamic Range)動画では、これまで不可能だった画面上の明暗部を同時に再現可能に。リアリティのある「輝き」や「暗部」を階調豊かに表現することができます。従来に比べて、高精細で立体感のある自然な映像を実現しています。

●この機能の使用には、ファームウェアのアップデートが必要です。ダウンロードはこちらから

HLGビューアシスト

GH5本体でHDR動画を確認できる表示アシスト機能

GH5 ファームウェア Ver.2.0に新搭載された「HLGビューアシスト」を使えば、GH5に搭載されているモニターやOLEDファインダー、またHLGに対応していない外付けモニターでも、被写体に合わせて階調・露出を確認しながら撮影を進めることができます。
空などの高輝度被写体(MODE1)・人物などの中間輝度被写体(MODE2)の確認に適した表示モードを用意しているので、使い分けることで正しい階調や露出でHDR動画撮影を行うことができます。

MODE1(高輝度被写体を確認)
MODE2(中間輝度被写体を確認)

●この機能の使用には、ファームウェアのアップデートが必要です。ダウンロードはこちらから

4K HDR動画を対応ビエラで楽しむ

撮影したHDR動画をご家庭で楽しむ

GH5のHLG方式で記録されたHDR動画はHDMIケーブルを対応ビエラに接続することで、また新たに追加した4K HEVC(HLG)動画モードで撮影すれば、SDカード・動画データをコピーしたUSBメモリを対応ビエラに接続することで※1 、かんたんにHDR動画を再生できます※2。HLG方式で撮影された動画は、対応ビエラ内で自動変換されて再生されるので、ご家庭でも階調豊かな美しいHDR動画を楽しむことができます。

低ビットレートの4K HLG記録モードを使えば、SDカード経由でHDR動画の再生ができる

HEVC圧縮方式に対応したAV機器での動画再生を可能にする、低ビットレート(4:2:0 10bit 72Mbps)の4K HLG動画記録モードを新たに追加。このモードで記録した動画はSDカード経由で、対応ビエラを使ってHDR動画を再生することができます※2

※1 Class10あるいはUHS-Iスピードクラス(U1)の規格のSDカードをご使用ください。また、MP4 HEVCで記録された72Mbpsの動画のみ再生できます。
※2 対応ビエラ:2017年モデル(EZ1000/EZ950/EX850/EX780/EX750/EX600シリーズ)
  なお、EX600はSDカード経由での再生はできません。

●低ビットレート(4:2:0 10bit 72Mbps)の4K HLG動画記録モード

●この動画記録モードの使用には、ファームウェアのアップデートが必要です。ダウンロードはこちらから

注意事項

  • ●画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
  • ●画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。