DC-GH5

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高画質 6K PHOTO※1 / 秒間60コマ高速連写 4K PHOTO

2つの革新モードを新たに搭載し、決定的瞬間をより美しく確実に

センサー・エンジンのさらなる進化・高速化により、2つの革新的な高速連写モード「6K PHOTO※1」「超高速 4K PHOTO」の搭載を実現。「6K PHOTO※1」は、約18M(4K PHOTO比で約2.25倍)の高解像度で秒間30コマの高速連写ができ、高画質な写真が残せるとともに、ポスターなど大型サイズへと引き伸ばした作品づくりも可能です。「超高速 4K PHOTO」は、4K PHOTOの画質(約8.3M)のまま従来の2倍の連写スピードとなる秒間60コマの超高速連写を実現し、決定的瞬間を捉えるチャンスがさらに増すとともに、読み出しスピードも速くなることでローリングシャッター現象も低下し、より自分のイメージに近い1枚を捉えることができます。
また、「フォーカスセレクト」「フォーカス合成」においても、6K PHOTO※1(約18M)の高解像度での描写を同じく実現し、自分好みにフォーカスした1枚をより鮮やかに高画質で残すことが可能です。

※1 「6K PHOTO」は、6Kサイズ(横6,000×縦3,000前後)の映像が有する画素数(約18M)と同程度の有効画素数を有する4:3、3:2の写真用アスペクトの映像から、写真を切り出す高速連写撮影機能。

高精細 6K PHOTO(約18M/秒間30コマ連写)

4Kを凌ぐ約18Mの高画質で捉える、上質で高精細な瞬間写真

従来の4K PHOTO比で約2.25倍の画質量となる、約18Mの高画質での秒間30コマの高速連写「6K PHOTO」を実現。4K PHOTOに比べて、より高精細な画質で決定的瞬間の写真を捉えることができ、作品づくりを新たな次元へと導きます。
また、6K PHOTOの高画素化により、A1相当のサイズまで引き延ばせることができ、これまで以上に美しく印刷ができます。また、インターフェースは従来のものを引き継ぐので、これまで通りの快適な操作性で決定的瞬間を狙えます。

©Ross Grieve

●「6K PHOTO」は、6Kサイズ(横6,000×縦3,000前後)の映像が有する画素数(約18M)と同程度の有効画素数を有する4:3、3:2の写真用アスペクトの映像から、写真を切り出す高速連写撮影機能。

超高速 4K PHOTO(約8M/秒間60コマ連写)

2倍の超高速連写を実現し、捉える瞬間も倍増した新4K PHOTO

GH5で可能になった4K/60pのテクノロジーを活かすことで、従来の4K PHOTOの2倍のスピードとなる秒間60コマの超高速連写を実現。これにより、決定的瞬間を捉えるチャンスも2倍に増し、自分の目では認識できない被写体の一瞬の美しさを、さらに確実に捉えられるようになります。
また、連写スピードが秒間30コマから2倍の秒間60コマに上がったことに伴い、読み出しスピードもアップ。読み出しの高速化により、ローリングシャッター現象を抑えることができるので、これまで以上に歪みのないより自然な描写が可能になりました。

©Ross Grieve

超高速読み出しがもたらす、歪みのない自然な描写

連写スピードが秒間30コマから2倍の秒間60コマに上がったことに伴い、読み出しスピードもアップ。読み出しの高速化により、ローリングシャッター現象を抑えることができるので、これまで以上に歪みのないより自然な描写が可能になりました。

ポストリファイン機能

前後のフレームを合成して高品位な画像へ導く、新画像処理機能

6Kフォト/4Kフォトモードで撮影した秒間60コマ/30コマ連写から1枚選んで保存する際に、ポストリファイン機能(前後のフレームを使用した画像合成処理)を行えば、さらに高画質な静止画を作り出すことが可能に。感動的な一瞬をさらに美しく自然な描写で仕上げることができます。

時空間ノイズリダクション

6Kフォト/4Kフォトモードで撮影した膨大なデータを用いて、残したい瞬間の前後の複数フレームから被写体の動きを読み取り、画素ごとに動きを考慮したフレーム合成処理を行うことで、ノイズを抑えた美しい1枚の写真として残すことができます。
高感度撮影時にはこの「時空間ノイズリダクション」が自動ではたらき、高ISO時に発生しやすいノイズを大幅に削減することが可能になりました。

©Ross Grieve

ローリングシャッター歪み補正

高速で動く被写体の撮影やパンニング撮影(カメラを左右に振る動作)をした時に発生しやすいローリングシャッター現象を、カメラおよび被写体の動きから歪み量を正確に捉えることにより補正。また、歪み補正時に発生する画角の変動を、前後のフレームを使用した画像合成処理を行うことにより、画角を保持※1しながら補正処理を行うことができ、決定的瞬間の歪みを抑えた自然な一枚の作品に仕上げられます。

6Kフォト※1/4Kフォト プリ記録

撮影1秒前から無制限※2で連写記録が可能に

6Kフォト※1/4Kフォト プリ記録は、シャッターボタンを押す瞬間の約1秒前から記録を始め、レリーズ後も無制限※2で秒間30コマ連写を続けることができる、6Kフォト※1/4Kフォトの新しい連写モード。これまで搭載されていた「6K連写/4K連写」「6K連写(S/S)*/4K連写(S/S)*」と組み合わせて使用することができます。撮りたい一瞬の約1秒前が記録されているので、決定的瞬間をこれまでより確実にとらえます。

※1 「6K PHOTO」は、6Kサイズ(横6,000×縦3,000前後)の映像が有する画素数(約18M)と同程度の有効画素数を有する4:3、3:2の写真用アスペクトの映像から、写真を切り出す高速連写撮影機能。
* “S/S”とは“Start/Stop”の略です。
※2 記録時間はバッテリーとSDカードの容量に依存します。周囲の温度が40℃を超えるような場合、本機の保護のため、自動で撮影が停止する場合があります。

6Kフォト/4Kフォトモードの基本機能

多彩な便利機能で、6Kフォト/4Kフォトモードを迅速で快適に

これまで撮影に苦労していた絶好のシャッターチャンスを、18M画質や4K画質で連写撮影することで決定的瞬間を撮り残すことなく作品にできる「6Kフォト/4Kフォトモード」。撮影シーンや被写体に合わせて選べる3つの撮影方法を備えるとともに、「スライドフォトセレクト」や「マーキング機能」を使えば、撮影した膨大な写真点数の中から簡単にベストショットを選ぶことが可能です。また、撮影した連写ファイルから1点1点保存する手間が省ける「6Kフォト/4Kフォト一括保存」など、充実の機能で6Kフォト/4Kフォトモード撮影をサポートします。

6Kフォト/4Kフォトモードの3つの撮影方法

被写体の動きに合わせて、3つの撮影方法「6K連写/4K連写」「6K連写(S/S)/4K連写(S/S)」「6Kプリ連写/4Kプリ連写」から選んで6Kフォト/4Kフォトモードの撮影をすることが可能。撮影シーンや作品イメージに最適なモードで、これまでは撮り逃していたような決定的瞬間を、感動的な1枚として残すことができます。

6K連写/4K連写

動きの速い被写体のベストな一瞬を捉えたい時
(スポーツ・飛行機・鉄道など)

シャッターボタンを押している間だけ、連写撮影する「6K連写/4K連写」。撮影中は通常の連写と同じように、シャッター音が連続で鳴るので、通常連写と同じ感覚で撮影できます。これまでも連写を使って撮影していた被写体・場面に、最適な設定です。

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ふとした瞬間に見せる子どもの豊かな仕草や表情

©Ross Grieve

6K連写(S/S)*/4K連写(S/S)*

不意に訪れる決定的な瞬間を捉えたい時
(植物・動物・子どもなど)

シャッターボタンを押すと連写撮影を開始し、もう一度押すと終了することができる「6K連写(S/S)*/4K連写(S/S)*」。自然現象などの先の読めない被写体のシャッターチャンスなど、長時間の連写に適した設定です。

* “S/S”とは“Start/Stop”の略です。

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愛犬が走り寄ってくる躍動感あふれる一瞬

©Ross Grieve

6Kプリ連写/4Kプリ連写

シャッターチャンスの瞬間に合わせて撮りたい時
(ボールを投げる瞬間など)

1枚の写真を撮る感覚でシャッターを押して、押した瞬間の前後約1秒(計約2秒間)を連写・記録できる「6Kプリ連写/4Kプリ連写」。そして、その約2秒間分60コマ(超高速 4K PHOTOの場合、120コマ)の中から、イメージ通りの一枚を選ぶことができます。通常の撮影では逃していた決定的瞬間も、しっかりと確実に捉えることが可能です。

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肉眼ではとらえきれない一瞬

©Ross Grieve

スライドフォトセレクト

6Kフォト/4Kフォトモードで撮影した膨大な写真の中からベストの1枚を選ぶ大変な作業を、簡単で直感的なタッチ操作で行うことが可能。連写時間の長い「6K連写/4K連写」や「6K連写(S/S)/4K連写(S/S)」では、画面上部で、秒単位の大まかなシーンをピックアップ。その後、より繊細に操作ができるスライドフォトセレクトを使って、1コマ単位で写真を吟味でき、写真を拡大してピントを確認することも可能です。また、計60コマ(超高速 4K PHOTOの場合、計120コマ)を撮影する「6Kプリ連写/4Kプリ連写」の場合は、スライドフォトセレクトを使うだけで、簡単にお気に入りの1枚を見つけられます。
また従来の仕様に比べて、秒単位ごとのシーンがシームレスに選べるように進化したので、さらに快適にベストショットを選べます。

©Ross Grieve

6Kフォト/4Kフォト撮影時のループ記録に対応

自然現象や動植物などを撮影するとき、決定的瞬間が訪れるまで長時間撮影が必要になる場合があります。 6Kフォト/4Kフォトに対応している「ループ記録」を使えば、古いデータを削除しながら記録することでカードを交換せずに決定的瞬間に備えることができるので、落雷や動物の動きなど、いつ訪れるかわからない瞬間をカメラを据えて待つ時でも、カード容量を気にせず撮影し続けられます。

●6Kフォト撮影時のループ記録には、ファームウェアのアップデートが必要です。ダウンロードはこちらから
●6Kフォトのループ記録は、ビデオグレードクラス90のSDカードが必要です。

マーキング機能

6K連写(S/S)/4K連写(S/S)での撮影中にFn2ボタンを押すだけでマーカーを付けることができ、再生時に選びたいコマへ素早く移動が可能。長時間撮影をする際にとても便利で、マーカーは1ファイルにつき40箇所まで付けることが可能です。

6Kフォト/4Kフォト一括保存※1

6Kフォト/4Kフォトモードで撮影した画像データを、約5秒まで一括保存することが可能になりました※1。これまでのように1点1点を選んでから保存する手間が省け、後からパソコンで確認しながら選びたい場合などに便利です。また、連写時間が5秒を超える場合でも、開始位置を自分で選んで連写データを保存・グループ管理することができるので、長時間撮影した際に便利な機能です。

※1 5秒以内のコンテンツは全画像一括保存となります。

ドライブダイヤルで簡単に切り換え可能

6Kフォト/4Kフォトモードで撮影したい時は、ドライブダイヤルのドライブモードを変更するだけで可能。簡単に切り替えられるので、撮りたい時すぐに6Kフォト/4Kフォトモードで撮影ができ、決定的瞬間を逃しません。

フォーカスセレクト

撮影した後に、好きなフォーカスポイントの写真を選べる

4K PHOTOの進化と同時に、フォーカスセレクト機能も約18Mの高画質での撮影が可能に。さらに高精細に撮影できる新たなフォーカスセレクトで、表現の可能性が飛躍的に広がります。
画面を49エリアに分けて、高速AF(空間認識AF)で被写体のフォーカスポイントを瞬時に算出。6K PHOTO/4K PHOTO機能を利用して、近(Near)から遠(Far)へフォーカスポイントを変えながら連続撮影することで撮影後にピント合わせができ、好きなフォーカスポイントの写真を自由に選べます。また、ピンボケによる失敗写真を減らすこともできます。

  • 手前に
  • 奥に
フォーカスポイント変更

フォーカスセレクトのしくみ

●写真、イラストは効果を説明するためのイメージです。

こんなシーンに便利

■大口径レンズで撮影した時

  • 手前に
  • 奥に
フォーカスポイント変更

■フォーカスポイントに迷った時

  • 手前に
  • 奥に
フォーカスポイント変更

●[AF/MF切換スイッチ有レンズでMF状態][フォーサーズレンズ][AF不可レンズ、オールドレンズ]の場合は利用できません。

ドライブダイヤルでかんたん切り替え

フォーカスセレクトモードで撮影したい時は、ドライブダイヤルのドライブモードを変更するだけで可能。簡単に切り替えられるので、撮りたい時すぐにフォーカスセレクトで撮影ができます。

フォーカス合成

フォーカスセレクトで撮影した複数の写真を合成して、フォーカス範囲を調整可能

フォーカスセレクトで撮影したフォーカス情報を元に、フォーカス位置の異なる複数の画像を合成し、ピントの合った範囲を広げた写真を作ることが可能。カメラが合成に適した写真を自動で選び、1枚の写真に合成する「自動合成」と、ピントを合わせたい範囲をタッチ操作で任意に指定し、ピントの合った位置を広げた1枚の写真に合成する「指定範囲合成」の2つのモードを搭載し、作品として残しておきたいフォーカス&ボケ味の写真に仕上げることができます。

フォーカス合成のメリット

フォーカスセレクトでは、ピント位置を変えた異なるフォーカスの写真を選択できましたが、異なるフォーカスの複数の写真を合成することで、さらにフォーカスの合っている範囲を広げた写真を作り出すことが可能。フォーカスセレクトと同様に、撮影した後でピントの合う範囲を広げたり、全体的にピントが合うようにしたりなど、ピントの合う範囲を自由に設定した写真を合成することができます。

こんなシーンに便利

■マクロ撮影の時

■すべての被写体にフォーカスを合わせたい時

三脚を使わない時でも、被写体の位置を合わせて簡単に合成※1

三脚を使用せずにフォーカスセレクトで撮影する場合でも、カメラが自動的に判断し、手ブレでずれた被写体の位置を合わせてからフォーカス合成することが可能※1。手持ち撮影でも、 ブレの影響を抑えて、被写界深度が深い作品に合成できます。

※1 合成後の画角は、少し小さくなります。ブレが大きい場合は、補正しきれない場合があります。

注意事項

  • ●画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
  • ●画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。