~2018年の花粉は“2017年の2倍”と東京都が発表~
寒い日が続きますが、もうすぐ花粉を感じる季節・春がやってきます。
東京都が1月に発表した「今春のスギとヒノキ花粉の飛散予測」によると、花粉の飛び始めは例年より早く、量は2017年の2倍程度になる見込みで、万全の花粉ケアが必要になってくるかもしれません。
※(プレス発表)平成29年度東京都花粉症対策検討委員会(第2回)検討結果より
この度、パナソニック株式会社が全国の花粉に敏感な男女計800名を対象とした「花粉に関するアンケート」を実施したところ、8割以上の人が室内でも花粉を感じると回答し、人が外から持ち込む花粉=「持ち込み花粉」を感じているという結果が出ました。
半数以上の人が室内に入る前に衣類の花粉ケアをしてほしいと考え、『衣類の花粉ケア』が重要視されていることが判明しました。
最近は「花粉ハラスメント」という言葉もあり、花粉に敏感な方もそうでない方も室内に花粉を持ち込まないように「衣類の花粉ケア」に気遣う必要性がありそうです。
本アンケートでは、花粉に敏感な方たちの花粉対策を調査しました。後半では、簡単に実践できる花粉対策やグッズも紹介しています。
<TOPICS>
●『持ち込み花粉』を感じている人は8割超。長く花粉に悩まされている人ほど顕著に感じている。(81.5%)
● 周囲の人に実は「室内に入る前に衣類の花粉ケアをしてほしい」と思っている(51.0%)。
●花粉対策をするのに最も効果的な場所は「玄関や入口(92.4%)」だと思う
●『衣類の花粉ケア』第1位は「室内に入る前に、玄関や入口で衣類をはたき花粉を落とす」(81.3%)
■調査について(花粉に関する調査)
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2017年1月19日(金)~1月22日(月)
・調査対象:全国の20~50代男女 有効回答:800サンプル
「室内でも外から持ち込まれる花粉(=持ち込み花粉)で花粉を感じることはあるか」と聞いたところ、『持ち込み花粉で花粉を感じる』と回答した人は8割を超え、花粉に長い間悩まされている人ほど顕著に感じていること分かりました。
「花粉の飛散時期に周囲の人にしてほしいこと」を尋ねたところ、“持ち込み花粉”の対策として、『室内に入る前に衣類の花粉ケアをしてほしい』と思っている人が51.0%と約半数以上いることが分かりました。
また「苦しさを知ってほしい」と回答した人も42.6%と次いで多く、花粉に敏感な方たちは理解も求めているようです。
「花粉対策をするのに最も効果的な場所」について質問したところ、『玄関・入口』を選択した人が90%以上にも及びました。
花粉に敏感な方たちは、長時間過ごす室内に花粉を持ち込まないためには、玄関や入口などで行うのが最も適していると考えているようです。
また、具体的にどのような衣類の花粉ケアを行っているかを質問したところ、最も多かった回答は『室内に入る前に、入口や玄関先で衣類をはたき花粉を落とす(81.3%)』。
次いで、「こまめに衣類を洗濯している(47.4%)」「洗濯した衣服は部屋干しをしている(33.8%)」が上位にランクインし、衣類からしっかりと花粉を落とす・付着させないケアを行っていることが分かります。
「持ち込み花粉」を防ぐための「衣類の花粉ケア」を紹介
■付いてしまった衣類の花粉ケアには家電を活用!
付着してしまった「衣類の花粉」を簡単ケアできる家電をご紹介。
玄関に置いて帰宅時にケアすれば「持ち込み花粉」対策に。
また、特にジャケットやスーツ、コートなど、洗濯しにくい衣類も翌日気持ちよく着ることができます。
<商品情報>
■パナソニック株式会社 衣類スチーマー
品番:NI-FS530
商品詳細:http://panasonic.jp/iron/steamer/ni_fs530.html
衣類をハンガーにかけたまま、サッと使えるスチーマー。
花粉が付着した衣服にアイロン面を押し当てて使用することで花粉対策に 。
花粉ケアだけでなく、シワもニオイも取れて便利です。
※花粉の除去ではありません
<花粉アレル物質試験内容>
■試験依頼先:パナソニック(株)解析センター
■試験報告書番号:4AA33-150918-F02
■試験報告書発行日:2015年10月13日
■試験方法:高温アイロン面を押しあてた花粉(Cryj1)抽出液付着布の抑制試験
■試験結果:1秒間の処理で99.0%以上の抑制率、3秒間の処理で99.9%以上の抑制率
■パナソニック株式会社 脱臭ハンガー
品番:MS-DH100
商品詳細:http://panasonic.jp/hanger/ms_dh100.html
微粒子イオン「ナノイーX」搭載。
「ナノイーX」に含まれるOHラジカルが花粉のタンパク質を変性させ、花粉を抑制。
ハンガーにかけてスイッチをつけるだけで花粉もニオイも翌日スッキリ。
(花粉ケアには付属の衣類用カバーを使用)
電気代も1回1円以下で経済的。
※花粉の除去ではありません
<花粉(スギ)のアレル物質抑制効果>
■試験機関:パナソニック(株)プロダクト解析センター
■試験方法: 布に付着させたアレル物質をELISA法で測定
■抑制の方法:「ナノイー」を放出(衣類用カバーを使用)
■試験結果: 通常モード時88%以上抑制、ロングモード時90%以上抑制
■試験成績書発行年月日:2017年5月24日■試験成績書発行番号:1V332-170508-F06
●実使用空間での実証結果ではありません
▼【動画】脱臭ハンガー
https://www.youtube.com/watch?v=3rtrdTyMFxc
■衣類への花粉の付着を防ぐポイント!
衣類に付着する花粉の量は、実は衣類の素材や静電気などによって変わります。
衣服への「花粉の付着を防止する」方法をご紹介します。
1.静電気防止スプレーを使用する
外出前、衣類に静電気防止スプレーをしておきましょう。30cm四方に4秒程度の使用量を目安にスプレーします。特に、かばんとこすれる部分やコート、スカート、パンツの裾は表だけでなくこすれやすい裏の部分にも忘れずスプレーしましょう。
2.洗濯できる衣類には柔軟剤を使用する
柔軟剤には静電気の発生をおさえる効果があります。洗濯できる衣類は日常の洗濯の時、柔軟剤を使って仕上げをしましょう。
3.静電気の起こりにくい衣類の組み合わせにする
衣類の組み合わせも静電気の発生しやすさに関係します。静電気の発生しにくい素材の組み合わせを参考にコーディネートすると、花粉の付着をおさえることができます。
ライオン株式会社による『持ち込み花粉』に関する実験結果によると、ウールセーターやポリエステルフリース1枚に付着した花粉は約10万個であり、1時間の換気で窓から侵入する花粉数より、6倍以上も多い花粉が衣類に付着しており、圧倒的に「衣類に付着して家の中に持ち込まれる花粉」が多いことがわかりました。
実験方法:天気予報で「非常に多い」と言われるレベル(2000個/㎥)の花粉を実験室内に3分ごとに散布。10分後、衣類から花粉を採取し、顕微鏡で花粉の数をカウント。1時間の外出を想定。実験室内の温度12℃、湿度50%RH。※1 参考文献:佐橋ら(1995).スギ花粉のすべて メディカルジャーナル社, 28-29
衣類の表面の凹凸の状態によっても、花粉の付着しやすさが変わります。外側に着る服は、花粉が付着しにくい「平滑なもの」を選ぶと良いでしょう。
<花粉が付着しにくい衣類>
凹凸が少ない生地でできた衣類(トレンチコート、ジャンパー、トレーナー、チノパン等)
<花粉が付着しやすい衣類>
毛羽や凹凸がある生地でできた衣類(ウールのコート、セーター、コーデュロイのパンツ等)
※ライオン情報メディアLidea 『衣類への「花粉の付着」を防ぐ3つのポイント』、『衣類に付着した花粉を家の中に「持ち込まない」ポイント』より
URL:https://lidea.today/articles/washing/27
<商品情報>
■ライオン株式会社 『エレガード』
スプレーするだけで衣類・布製品のパチパチ・まつわりつき、ホコリ・
花粉の付着を抑える、衣類の静電気防止剤。
・容量:160ml(大サイズ)、75ml(小サイズ)
■ライオン株式会社 『ソフラン アロマリッチ』
天然アロマオイルを配合し、奥深い香りがやさしく続く衣料用柔軟仕上げ剤。
植物生まれの柔軟成分が繊維1本1本まで柔らかく仕上げ、静電気や花粉の付着を抑えます。
・容量:550ml(本体)/430ml(つめかえ用)/1210ml(つめかえ用特大)