DMC-LX9
4K PHOTOとは
パナソニック独自の4K技術を、写真撮影に応用した新たなスタイル「4K PHOTO」。これまで撮影に苦労していた絶好のシャッターチャンスを、撮り逃すことなく決定的な写真を残せます。4つの機能(4Kフォトモード/フォーカスセレクト/フォーカス合成/比較明合成)を搭載し、通常の写真撮影では困難だった瞬間・フォーカス・明度など、被写体や撮影シーンに合わせて自分の思い描く作品づくりを実現できます。
ふだんの写真と同じように、撮影ができる
■専用ボタンでかんたん切り換え
4K
PHOTOで撮影を開始したい時は、ワンタッチでドライブモードを変更できる専用ボタン(4Kフォトボタン/フォーカスセレクトボタン)を押すだけ。撮りたい瞬間にすぐに撮影が始められます。
また、Q.MENUやファンクションボタンに『4Kフォトモード』や『フォーカスセレクト』を設定しておくと、ドライブモードを素早く切り換えることができ、撮るべき瞬間を逃しません。
■Exif情報を記録できる
全てのコマにExif情報を記録。作品の整理への活用や撮影時の設定の確認ができます。
■横縦比が選べる
4:3・3:2・16:9・1:1の横縦比で、約800万画素の写真を記録できます。被写体や構図によって横縦比を選べるので表現の幅が広がります。
●4Kフォト機能を使う場合、SDXC/SDHC メモリーカード UHS-I U3(UHS Speed Class 3)をご使用ください。
4Kフォトモード(秒間30コマ連写)
4Kフォトモードは秒間30コマ連写の連続した撮影※1が実現する、決定的瞬間を捉えるための新しい撮影スタイル。A3相当のサイズまで引き伸ばせる高解像度で撮影できます。たとえば人々や自動車が行き交う街並みの躍動、電車の車窓から見つけた心に残った風景、日常で不意に起こる一瞬など、これまでの写真では捉えられなかったような決定的な瞬間を作品として残すことができます。
■秒間30コマ連写が連写速度を落とさずに長時間撮り続けられる※1
通常の静止画連写は一定時間経つと、連写速度が遅くなっていきますが、4Kフォトモードは長時間同じスピードで※2秒間30コマ連写が可能。突然訪れるシャッターチャンスもより確実に捉えることができます。
■長時間の連写が突然のシャッターチャンスをとらえる
■シャッター音が消せるので、カメラを意識させない静かな連写で被写体の自然な姿を引き出す
4Kフォトモードの3つの撮影方法
肉眼では捉えられない一瞬を、写真として捉えることができる4Kフォトモード。特に被写体の連続した動きや変化の中の一瞬は、誰もが撮影したい決定的瞬間です。 LX9では撮影シーンや作品づくりに合ったモードで、今まで撮り逃していた決定的瞬間を作品として残せます。
4K連写
4K連写(S/S)*
4Kプリ連写
スライドフォトセレクト
秒間30コマで撮影した膨大な写真の中から、ベストの一枚を選び出す。楽しいけれども大変な作業を、LX9では簡単かつ直感的なタッチ操作でおこなうことができます。
連写時間の長い「4K連写」や「4K連写(S/S)」では、画面上部で、秒単位の大まかなシーンをピックアップ。その後、より繊細に操作ができるスライドフォトセレクトを使って、1コマ単位で写真を吟味します。写真を拡大してピントを確認することもできます。
計60コマを撮影する「4Kプリ連写」の場合は、スライドフォトセレクトを使うだけ。お気に入りの一枚を簡単に見つけ出すことができます。
マーキング機能
4K連写(S/S)での撮影中にFn1ボタンを押すだけでマーカーを付けることができ、再生時に選びたいコマへすばやく移動が可能。長時間、撮影をする際に便利です。マーカーは1ファイルにつき40箇所まで付けることができます。
4Kフォト一括保存
4Kフォトモードで撮影した画像データを、約5秒まで一括保存することが可能になりました。これまでのように1点1点を選んでから保存する手間が省け、後からパソコンで確認しながら選びたい場合などに便利です。また、連写時間が5秒を超える場合でも、開始位置を自分で選んで連写データを保存・グループ管理することができるので、長時間撮影した際に便利な機能です。
4Kフォトボタンですぐにモードの切り換えができる
4Kフォトモードで撮影したいときは、背面の4Kフォトモードを押して撮影モードを変更するだけ。面倒なボタン操作がないので、撮りたいときすぐに4Kフォトモードで撮影ができ、決定的瞬間を逃しません。
フォーカスセレクト
フォーカスセレクトのしくみ
●写真、イラストは効果を説明するためのイメージです。
こんなシーンに便利
フォーカスセレクトボタン搭載で、すぐにモード切り替えができる
フォーカスセレクトモードで撮影したいときは、背面のフォーカスセレクトボタンを押して撮影モードを変更するだけ。面倒なボタン操作がないので、撮りたいときすぐにフォーカスセレクトで撮影ができます。
フォーカス合成
フォーカスセレクトで撮影したフォーカス情報をもとに、フォーカス位置の異なる複数の画像を合成し、ピントの合った範囲を広げた写真を作れます。カメラが合成に適した写真を自動で選び、1枚の写真に合成する「自動合成」と、ピントを合わせたい範囲をタッチ操作で任意に指定し、ピントの合った位置を広げた1枚の写真に合成する「指定範囲合成」の2つのモードを搭載し、作品として残しておきたいフォーカス&ボケ味の写真に仕上げることができます。
フォーカス合成のメリット
フォーカスセレクトではピント位置を変えた異なるフォーカスの写真を選択できましたが、さらにその機能が進化し、異なるフォーカスの複数の写真を合成することで、さらにフォーカスの合っている範囲を広げたを作り出すことができるようになりました。フォーカスセレクトと同様に、撮影したあとでピントの合う範囲を広げたり、全体的にピントが合うようにしたりなど、ピントの合う範囲を自由に設定した写真を合成することができるようになりました。
こんなシーンに便利
■マクロ撮影の時
■すべての被写体にフォーカスを合わせたい時
三脚を使わない時でも、被写体の位置を合わせて簡単に合成※1
三脚を使用せずにフォーカスセレクトで撮影する場合でも、カメラが自動的に判断し、手ブレでずれた被写体の位置を合わせてからフォーカス合成することが可能※1。手持ち撮影でも、 ブレの影響を抑えて、被写界深度が深い作品に合成できます。
※1 合成後の画角は、少し小さくなります。ブレが大きい場合は、補正しきれない場合があります。
比較明合成
4Kフォトで連写した複数の写真から、撮影後に1枚の写真に合成できる機能。使いたい写真を選んで合成できる「選択合成」と、始点・終点の時間軸を選んで合成できる「範囲合成」の2種類の合成方法があり、長時間露光で撮影したような印象的な写真を作ることができます。撮影後に合成したい写真だけを選べるので、イメージに近い写真に仕上げられ、失敗するケースも減らせます。
合成したい写真を選ぶ「選択合成」
打ち上げ花火が開いた瞬間の写真をいくつも合成して、同時にたくさんの花火が開いている1枚の写真に。
時間軸で始点と終点を選ぶ「範囲合成」
長時間露光では余計な動きも撮ってしまうペンライトアートも、残したい動きだけを選んで1枚の写真に。
注意事項
- ●画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
- ●画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。