お客様サポート
ブースターケーブルの使い方
(緊急時には)
【まずは「安全上のお願い」をご確認ください】
ブースターケーブル取扱い時の注意
車両のライトの消し忘れや車両を長期放置した場合には、カーバッテリーが放電してエンジン始動が困難になるときがあります。応急処置としてブースターケーブルを用いて始動させる場合には次に示すように正しく使用してください。ブースターケーブルの取扱いを誤ると引火爆発のおそれがありますので、十分注意してください。詳細は車両の取扱説明書をご確認ください。
- ブースターケーブルでエンジンを始動させる場合には、保護メガネを着用してください。
- ブースターケーブルを引っ張った状態で使用しないこと、またクリップはしっかり接続してください。
- ケーブル接続の際、カーバッテリーのプラス端子とマイナス端子をケーブルでショートさせない様 に注意してください。
- 救援車のカーバッテリーはバッテリーがあがった車と同じ電圧のカーバッテリーを使用してください。
- ブースターケーブルはカーバッテリーの大きさに適したものを使用し、破損、腐食などの異常の ない事を点検してから使用してください。
- ブースターケーブルから発煙した場合は、まず、救援車、救護車ともにエンジンを停止し、 バッテリー端子に接続したクリップではなく、エンジンブロックなどに接続したマイナス側のクリップ を外してください。
(注)ブースターケーブルを用いたエンジン始動は、あくまでも緊急時の応急処置です。
ジャンプスタートだけではバッテリーの充電量が不足していますので、ジャンプスタート後に専用 充電器で充電を行なうか、2時間以上の走行でバッテリーに十分な充電を行なってください。
※下記は一般的な車両の一例です。詳しくはトラブル車の取扱説明書をご参照ください。
接続位置などが具体的に指示されている車両もあります。また、エンジンルーム内にバッテリーが搭載されていない車両や、バッテリーを2個使用している車両は、必ずその車両の取扱説明書に従ってください。
カーバッテリーがあがってしまった場合、以下の手順でエンジンを始動することができます。
手順1
トラブル車(バッテリーあがり車)と同電圧(12Vか24Vを確認)、同等容量の車両に救援を依頼します。
手順2
トラブル車、救援車ともにエンジンキー(パワースイッチ)はOFF(切)にしてください。
手順3
④は、必ずバッテリーから離れた車両の固定された未塗装の金属部(ボトル、エンジン本体のフックなど)に接続してください。
※ブースターケーブルははずれないように確実に固定し、冷却ファン、ベルトに巻き込まれないようにしてください。
※イラストは、いずれの車両にもRタイプのバッテリーが搭載されている場合としております。
実際に作業する場合は、搭載されたバッテリーのプラス、マイナスの位置を確認のうえ正しく接続してください。
手順4
救援車のエンジンを始動し、エンジン回転数を少し高めにしてください。
手順5
トラブル車のエンジンをかけてください。
手順6
手順7
最寄りのバッテリー販売店、カーディーラーなどで点検を受けてください。