Racing driver
NANAMI TSUKAMOTO
塚本 ナナミ
12月14日生まれ。国内外のレース、ラリー、ドリフトに参戦する唯一の「三刀流」プロドライバーとして活躍。さらに、やまなし大使、人気アプリ「ドリフトスピリッツ」(バンダイナムコ)のプロモーションキャラクターなど、多彩な活動を展開中。
意のままに車を操る幸せ。
レーシングドライバーをやってます、塚本 ナナミと申します。
免許をとって走り続けているうちにモータースポーツに出会い、それを夢中で追いかけているうちに、ここまで来ました。
— レーシングドライバーの魅力とは?
意のままに車を操れた。少しでもそう思えたときに最高の幸せを感じます。程よい緊張感とプレッシャーを背負って走り、その成果をみんなで喜びあえるのは、車の競技の魅力の一つだと思います。
— レーサーにとってカーライフが担う役割とは?
レースはチーム戦なので、私たちレーシングドライバーは、仲間をつくるとき、結構その人の運転を見て判断します。普段、こうやって面と向かって話しをしていると、どうしても少し自分の本質を隠してしまうのですが、運転をしていると自分の中にある、素が自然に出てきます。そういう部分で、カーライフはレースに役立っていると言えますね。
— 車に求めるものは何ですか?
走る楽しさです。免許をとってから、今までずっとマニュアル車に乗ってきました。機能性で選ぶなら、今のオートマ車には良い車がたくさんあるので、そっちになるんですけど、私はあえて車と対話することを選びます。
自分のタイミングでシフトを上げたり、下げたり、なんかこうカッコよく走らせるのが好きなので、これからもマニュアル車から離れることはないですね。
— カーバッテリーに求めるものは何ですか?
パワーと持続性はとても大事だと思います。普段、私たちが車を運転しているとき、スマホとかいろんなものを充電したり、ドライブレコーダーを使ったり、車のパワーにより負担をかけるものを常に使っているんですね。そうした環境に余裕を持って対応できるパワーと持続性を備えていると、トラブルも未然に避けられるので、私はすごくバッテリーを大事にしています。
レーシングカーも同じで、電子制御など、車体には電気系の部分がたくさん組み込まれているので、バッテリーの役割はとても大事。小さなミスを起こさないために、レースの前にいろんなメーカーのバッテリーを試し、本当に信頼できるバッテリーを積んでレースに挑んでいます。
— 今後、どんな車に乗ってみたいですか?
乗りたい車を1台に絞るのは難しいですね。サーキットとか、街中を楽しくキビキビ走れるスポーツカー1台と、みんなで乗ってキャンプに行ったり、遊びに行けるミニバンを1台。合わせて2台欲しいです。
あとは自分が今、携わっている仕事だったり、新しく立てたい企画だったり、いろんなシーンで、運転、車に関わっているので、最新の車にも常に触れて、モータリゼーションの進化について行きたいと思っています。
— 塚本 ナナミにとって車とは?
心のよりどころですね。正直、車の中で悔し泣きしたこともあります。いつでも、どんなときでも、私は車と一緒に成長してきたので、私にとって車は、心のよりどころ。今までも、これからも、その思いは変わりません。
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